■米ドル/中国人民元を取引できるのは、この会社!
ということで、最後に、当記事で掘り下げてきた米ドル/中国人民元の取引ができるFX会社をチェックしておきましょう。
中国人民元/円なら、楽天証券や外為どっとコムを始め、わりと国内のFX会社でも取り扱っているところがあるのですが、対米ドルとなると一気に少なくなります。対円の取引ができるFX会社は、以下の【参考コンテンツ】でチェックしてくださいね。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:中国人民元/円が取引できる会社
米ドル/中国人民元の取引ができるFX会社については、国内の有名どころだと、サクソバンク証券やIG証券、デューカスコピー・ジャパン、あとはゲインキャピタル・ジャパン、アヴァトレード・ジャパンなどの外資系FX会社が挙げられます。

(※)スプレッドはすべて、例外あり。各の社ウェブサイトやデモ取引画面、本番取引画面などにてザイFX!が調査
■独自ECNのあのFX会社のスプレッドが良い感じ?
メジャーな通貨ペアではありませんので、米ドル/円などと比べるとスプレッドが広いのは想像がつきますが、比べてみると各社で結構、差がありますね。外枠の手数料が別途かかってはくるものの、スプレッドが一番狭そうなのは、デューカスコピー・ジャパンでしょうか。

スイスの金融機関、デューカスコピー・バンクを親会社に持つデューカスコピー・ジャパン。高い流動性を誇る独自の「ECN」(電子商取引ネットワーク)で取引ができるということで、以前から大口トレーダーやスキャルピングが得意な上級者などの間では、ちょっと知られたFX会社だったそう。
原則固定スプレッドではありませんが、主要通貨ペアのスプレッドも結構良い水準ですので、まだ口座をお持ちでない方は、この機会にチェックしてみてください。
【参考記事】
●FX超上級者は以前から知っていたらしい!大口取引もスイスイできる独自ECNの会社
なお、米ドル/中国人民元のスワップ金利についても各社で状況に結構、差がありますが、ご紹介したデューカスコピー・ジャパンのスワップ金利は、比較的、「売りポジションで受け取り・買いポジションで支払い」というところで安定していそうです。
米ドル/中国人民元は特殊な通貨ペアだけに、取扱い会社によっては、売り買いどちらも支払いとなっているケースもありますので、取引の際は注意してください。
米ドル/中国人民元を取引できるFX会社は限られていますし、スプレッドやスワップ金利の水準をきちんと確認しておいた方が良いという注意事項はありますが、それでも取引できるFX会社は数社あります。興味が湧いた方は、各社のウェブサイトでスペックなどの詳細を確認してみてくださいね。
(ザイFX!編集部・向井友代)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)