本日の為替相場の焦点は、『昨日のNY市場で巻き戻しが優勢となった金融市場のリスクオフの流れの行方』と『英国のEU離脱問題(EU離脱協定案採決の延期を決定)』、そして『米国の長期金利の動向及び米国な株式市場の動向』にあり。
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12月11日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・明後日(13日・14日開催)に、EU首脳会議を控える ・明後日(13日・木)に、ECB金融政策発表を控える |
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08:50 | 日)第4四半期景況判断BSI[全産業] | △ | - | +3.8 | ||||||||||
↑・景況判断BSI[大企業製造業] | - | +6.5 | ||||||||||||
09:30 |
豪)第3四半期住宅価格指数 [前期比/前年比] |
○ | -1.6% | -0.7% | ||||||||||
-2.0% | -0.6% | |||||||||||||
豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +12 | |||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +4 | ||||||||||||
16:00 | ト)経常収支 | △ | +25.5億 | +18.3億 | ||||||||||
18:30 | 英)失業率 | ◎ | - | 2.7% | ||||||||||
↑・失業保険申請件数 | - | +2.02万件 | ||||||||||||
19:00 | 独)ZEW景況感調査 | ○ | -25.0 | -24.1 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | △ | - | -22.0 | |||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | - | -1.0% | ||||||||||
+0.8% | +0.1% | |||||||||||||
米)NFIB中小企業楽観指数 | C | 107.0 | 107.4 | |||||||||||
22:30 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | ±0.0% | +0.6% | ||||||||||
+2.5% | +2.9% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.5% | ||||||||||||
+2.5% | +2.6% | |||||||||||||
27:00 | 米)3年債入札 | AA | - | |||||||||||
28:15 | NZ)オアRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・27時00分:米)3年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)第3四半期住宅価格指数
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・28時15分:NZ)オアRBNZ総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・明後日(13日・14日開催)に、EU首脳会議を控える
・明後日(13日・木)に、ECB金融政策発表を控える
・英国のEU離脱問題(EU離脱協定案採決の延期を決定)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・米中貿易戦争
・米国の金融政策
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・イタリア債務懸念・財政不安
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・人民元安
などが重要となる。
★★★
本日は、英議会下院でEU離脱協定案の採決が行われる予定だったが、延期が決定している。
また、明後日にはEU首脳会議やECB金融政策発表を控える。
本日の米国の経済指標は、生産者物価指数&【コア】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、3年債の入札が行われる。
先週の為替相場は、週明けこそ先週末に行われた米中首脳会談の影響から、日本円売り・米ドル売り方向に窓を空けてスタートしたが、そこからイッテコイとなった後は金融市場のリスクオフの流れ及び米国の金融政策への思惑で、ドル円は大きく下落し、ユーロドルは大きく上下に振れた。
週明けの為替相場は、週明けにリスク回避の流れが加速したが、NY市場の引けにかけて巻き戻しが優勢となって、ドル円は一時112円前半まで下落した後に113円前半まで反発上昇し、ユーロドルは一時1.14半ばまで上昇した後に1.13半ばまで反落している。
本日は、昨日のNY市場で巻き戻しが優勢となった金融市場のリスクオフの流れの行方と英国のEU離脱問題(EU離脱協定案採決の延期を決定)が重要となる。
その他、米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向、米中貿易戦争、米国の金融政策、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、明後日にはEU首脳会議やECB金融政策発表を控える点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表での英ポンドへの影響は大きなモノになりやすい
・22時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・27時00分:米)3年債入札
→週明けにリスク回避の流れが加速したが、NY市場の引けにかけて巻き戻しが優勢に
ここからは、引き続き、金融市場のリスクオフの流れが継続するのかどうかがキモとなる
■12月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(12/10~)に、トルコ、スイス、欧州の金融政策の発表が予定
▼来週(12/17~)に、日本、英国、米国の金融政策の発表とオーストラリアの議事録の公表が予定
▼米国の雇用統計の発表(7日・金に発表済み)明け
▼11日(火)に、英議会下院でEU離脱案の採決
▼13日(木)・14日(金)に、EU首脳会議
▼13日(木)に、ECB金融政策発表
▼来週・19日(水)に、FOMC金融政策発表
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼米中貿易戦争
▼英国のEU離脱問題
▼米国の金融政策
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼イタリア債務懸念・財政不安
▼金融市場のリスク許容度
▼人民元安
▼欧州の金融政策
▼新興国リスク
▼日本の金融政策
週明け月曜日と火曜日(毎週)の裁量トレードと戦略公開はお休み
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