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田向宏行式 副業FXのススメ!

米ドル/円は148.79円を上抜けない限り、月末でもFOMC
でも上昇しない! 相場が一方的に傾く場所をチャートから
読み取るのが大事で、わからない場所では手を出さない

2024年01月31日(水)12:20公開 (2024年01月31日(水)12:20更新)
田向宏行

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オンライン交流会開催のお知らせ】

 田向さんのメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』内で開催されている、オンライン交流会の第9回目の開催が決定しました!

 開催日時は、2月2日(土)20時30分からで、参加できるのは1月23日(火)までにメルマガ購読者となった方です。FOMC(米連邦公開市場委員会)を通過し、米雇用統計の発表直前のタイミングで、田向さんと一緒に相場の状況を整理しましょう。

 「オンライン交流会の雰囲気ってどうなの?」「田向さんのメルマガはどんな内容なの?」という方は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

【※関連コンテンツはこちら!】
FXのことをなんでも相談できるオンライン交流会がスタート! 田向宏行さんがチャートを交えて直接答えてくれた! 参加者同士の交流も


米ドル/円で上方向を狙うなら、148.79円を超えて上昇してきた事実を確認してから参入しても十分間に合う

 米ドル/円は先週のコラムで書いた撤退レベルと大きく変わらず、147円台で推移しています。この1週間であまり動いていません。

【※関連記事はこちら!】
米ドル/円の147円台半ばは、買いポジションを撤退すべきポイント! 148.79円を超えずに割り込めば調整に入り、148.79円を超えて割り込めば日足は上昇から下落に転換(1月23日、田向宏行)

 日足チャートを見ると、1月19日(金)に148.79円の高値をつけた後、ローソク足は陽線と陰線が入り混じっています。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView

 先週のコラムで記述したとおり、米ドル/円相場は引き続き上方向へ動く可能性がありますが、日足が調整入りしてレンジ内で方向感を失ったため、このような陽線と陰線が混ざるランダムな動きになっています。

「米ドル/円の147円台半ばは、買いポジションを撤退すべきポイント!」と先週考えたのは、148.79円を上抜けない限り上昇しないからです。

上方向を狙うなら、148.79円を超えて上昇してきた事実を確認してから参入しても十分間に合います

月末だろうと、FOMCがあろうと、148.79円を上抜けない限り、米ドル/円相場は上昇しない

 今週(1月29日~)は、今日が月末31日(水)で、日本時間深夜となる2月1日(木)午前4時にはFOMCが金融政策を発表するので、こうしたイベントに注目が集まっている模様です。

 しかし、月末だろうと、FOMCがあろうと、148.79円を上抜けない限り、米ドル/円相場は上昇しません

 このため注目すべきは、月末やFOMCの結果ではなく、この高値を超えられるかどうかだと考えています。

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相場が傾いて一方的に動く相場が、誰にでも利益を提供してくれる相場。現在のランダムな相場は利益になりにくい

チャートが示す高値を上抜けると、上昇の動きに乗って利益が取りやすいのですが、先々週のコラムで、米ドル/円は146.40円を上抜けると上昇する可能性が高いとお伝えし、その後148.79円まで上昇しました。これはダウ理論どおりの動きです。

【※関連記事はこちら!】
2024年のユーロ/米ドルは直近レンジ、日足週足レンジ、月足レンジの3層の壁を超えるかに注目! 米ドル相場の動きも見えてきそう。現在は迷って値動きが真ん中に集束(1月16日、田向宏行)

 この動きのローソク足を見ると、146.40円を上抜けてから陽線が続いていて、上昇の動きであることが明確です。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView

 このように相場が傾いて一方的に動く相場が、誰にでも利益を提供してくれる相場で、現在のようなランダムな相場が利益になりにくいことはローソク足からもわかります。

米ドル/円相場がレンジ下限に向けて下げるなら、まずは146.64円や50%の146.57円付近を割らなくてはならない

 今後、148.79円を上抜けできない場合、米ドル/円は144.34~148.79円の日足レンジ内でランダムな動きが続くことになります。

 直近は、日足レンジの50%(半値)である146.57円付近に、1月24日(水)安値146.64円があり、50%が意識されて買いが入り下ヒゲになったものと推測されます。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView

 このため、米ドル/円相場がレンジ下限に向けて下げるなら、まずは146.64円や50%の146.57円付近を割らなくてはならず、ここが下方向の可能性を考える際の最初のポイントになります。

わからない相場では手を出さない方が賢明。相場が動き出す場所をチャートから読み取るのが大事

 レンジの中では、買い手が強くなれば上昇し、売り手の方が強まれば下がり、というランダムな動きとなりやすく、どちらが優勢かがわかりません。

 ということは、わからない相場では手を出さない方が賢明と思われます。

 ここでポジションを持ってしまうと、買ったら下がり、売ったら上がる、ということが起こりやすくなります。上手く逃げられればいいですが、そうでなければ損失を負います。

 相場取引はいつでも利益になるのではなく、常に損をするリスクを負っています。だからこそ、相場が多数派に傾いてトレンドが出ているところで、相場から少し利益を分けてもらうのがいいと思っています。

 そのためには、相場が動き出す場所をチャートから読み取るのが大事で、これにより手を出すときと、手を出さないときを見極めることができます。

 個人投資家は、プロのような情報も経験もないからこそ、学べば誰でもできるテクニカルで相場と対峙するのがいいのではないでしょうか。


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 さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施する予定です! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。

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