ユーロ/円は日足で「弱気リバーサル＆アウトサイド」のサインを点灯したと解釈できる。円売りの勢いの低下は米ドル/円でもしっかり確認されている。ここから円の買い戻しがあっても、あくまで大幅な円安に対する…

米ドル高が米ドル高を呼ぶような連鎖となっている。しかし、米ドル高をあおる面々が、なぜ率先して米ドルを買わないのかを、考えた方がよいだろう。目先の水準では、パニック的な判断や行動になりやすいから、いま…

円相場の行方を占う重要なカギは、米ドル/円ではなくユーロ/円の可能性が大きい。ユーロ/円は日足で「ダブルトップ」か「トリプルトップ」に近いフォーメーションを形成している。ユーロ安がもたらした円高圧力…

ドルインデックスは、月足で2017年や2020年の高値の上に定着しているようにみえ、新たな変動レンジ入りを果たした可能性が高い。また、日足では「上昇トライアングル」を上放れする可能性があり、米ドル全…

米ドル/円が一時、136円台後半へのトライを果たし、また、値ごろ感による判断が氾濫してきた。しかし、成長なしで円高の市況だけは維持したい、あるいはデフレは脱却したいが物価高が嫌といった「虫のよい」感…

世間を騒がせるほど円が売られていが、米ドル/円や主要なクロス円の続伸は規定路線なので、トレンドをフォローすればよいだけの話だ。円安の合理性や蓋然性がしっかり存在するなか、日本の個人投資家が得意とされ…

円安傾向が再び鮮明になってきた。米ドル/円は、これから再度の高値更新を果たすだろう。ロジックについてはこれまでに語り尽くした感じもあるから、今回はテクニカルの視点で、米ドル/円・ユーロ/円・豪ドル/…

戦後、一貫して継続してきた米ドル安・円高の流れはとっくに終わっていると認識するべきだ。2011年から本格的な円安の時代が始まり、相場の方向がすでに大きく変わったと認識できなければ、円安が行き過ぎと感…

テクニカルの視点からみても、米ドル全体は「買われすぎ」と示唆される節が多い。しかし、短期スパンでは買われすぎがあっても、中長期スパンではむしろ、一段と上昇しやすい段階に入っている。あくまで中長期のス…

ドルインデックスはコロナショック直後の103.96を上回った。米ドル全体の強さは当面維持され、米ドル/円も底堅く、下値余地があっても一部の市場関係者が期待するほど大きくないだろう。米国株は先週の大幅…