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2020年09月11日(金)のFXニュース(5)

  • 2020年09月11日(金)19時11分
    ドル・円は高値圏、欧州通貨に明暗

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は106円20銭台と、高値圏でのもみ合い。欧州中銀(ECB)総裁のユーロ高けん制を免れたユーロは上昇を維持。対照的に、欧州連合(EU)との通商協議の難航が嫌気されたポンドは下落基調が続く。ドル・円は欧州通貨に挟まれ動きづらいが、今晩の米株高観測でやや円売りに振れている。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円15銭から106円24銭、ユーロ・円は125円71銭から126円11銭、ユーロ・ドルは1.1833ドルから1.1874ドル。

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  • 2020年09月11日(金)19時08分
    ユーロドル 1.1874ドルまでじり高、レーン理事以外にユーロ高懸念の声が少ない

     ユーロは堅調に推移し、対ドルで1.1874ドル、対円で126.13円、対スイスフランで1.0783CHFまでじり高になっている。
     本日も欧州中央銀行(ECB)関係者の発言が目立つが、ヴァシリャウスカスECB理事が「最近のユーロの上昇は歴史的に例外ではない」と発言しているように、レーンECB専務理事以外に、ユーロ高を強めに懸念する声がないことがユーロ買いを促している。

  • 2020年09月11日(金)18時26分
    来週のスイスフラン「もみ合いか、スイス中銀はフラン高阻止の方針を堅持」

    [スイスフラン]

     来週のスイスフラン・円はもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)はユーロ高に過剰に反応氏姿勢を表明した。目先的にリスク回避的なユーロ売り・円買いはやや抑制される可能性があるが、スイス中央銀行はフラン高阻止の方針を堅持しており、新たな円売り材料が提供されない場合、スイスフラン買い・円売りはやや縮小する可能性がある。
    ・経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:115円50銭−117円50銭

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  • 2020年09月11日(金)18時26分
    来週のカナダドル「底堅い展開か、追加緩和観測の後退がカナダドル下支え」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は底堅い展開か。カナダ中央銀行が前週、声明で「必要とあれば、さらなる刺激策を供給する準備がある」との文言を削除。また、「量的緩和(QE)は、インフレ目標達成に必要な刺激策を供給するために調整」としたことで、追加緩和に関する言及を避けたとか、国債購入ペースを緩和させる意向を示唆したとの見方が出ており、カナダドルの下支えとなる。8月消費者物価指数や7月小売売上高に発表が注目される。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・16日:8月消費者物価指数(7月:前年比+0.1%)
    ・18日:7月小売売上高(6月:前月比+23.7%)
    ・予想レンジ:79円80銭-81円80銭

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  • 2020年09月11日(金)18時25分
    来週の英ポンド「弱含みか、対EU通商協議難航でリスク回避のポンド売りも」

    [英ポンド]

     来週のポンド・円は弱含みか。英国の国内市場法案をめぐり欧州連合(EU)との通商協議に不透明感が広がり、ポンドは買いづらい展開となりそうだ。9月16-17日開催の英中央銀行金融政策委員会(MPC)で政策金利は据え置きとなる見込みだが、マイナス金利導入への思惑が広がれば、ポンドは一段安となろう。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・16日:8月消費者物価コア指数(7月:前年比+1.8%)
    ・17日:英中央銀行MPCが金融政策発表(現状維持の予想)
    ・18日:8月小売売上高:(7月:前月比+3.6%)
    ・予想レンジ:134円00銭−138円00銭

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  • 2020年09月11日(金)18時24分
    来週のNZドル「弱含みか、4-6月期GDP悪化で売り強まる可能性」

    [NZドル]

     来週のNZドル・円は弱含みか。NZで新型コロナウイルス感染抑止のための制限措置が9月14日に見直されることになっており、緩和ならNZドル買い先行の展開が見込まれる。しかし、その後発表となる4-6月期国内総生産(GDP)は、世界的に歴史的なマイナス成長が相次ぐなか、大幅な落ち込みが警戒され、NZドル売りに転じる可能性が高い。中国の8月小売売上高や8月鉱工業生産の発表も注目される。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・16日:4-6月期経常収支(1-3月期:+15.57億NZドル)
    ・17日:4-6月期GDP(1-3月期:前年比-0.2%)
    ・予想レンジ:69円50銭-71円50銭

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  • 2020年09月11日(金)18時24分
    来週の豪ドル「底堅い展開か、中銀会合議事要旨や8月雇用統計の発表に注目」

    [豪ドル]

     来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)が発表する9月理事会議事要旨では、追加緩和観測が改めて後退するとみられ、引き続き豪ドルの下支えとなる。また、豪準備銀行が雇用最優先の姿勢を示すなか、8月雇用統計の発表も注目される。一方、豪中間では、ジャーナリストの拘束や捜査をめぐる問題も浮上して関係悪化が拡大しており、豪ドルの重しになる。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・15日:豪準備銀行9月理事会議事要旨
    ・17日:8月雇用統計(7月:失業率7.5%、雇用者数増減+11.47万人)
    ・17日:豪準備銀行四半期報告
    ・予想レンジ:76円50銭-78円50銭

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  • 2020年09月11日(金)18時22分
    来週のユーロ「もみ合いか、ブレグジットを巡る不透明感残る」

    [ユーロ]

    「底堅い値動きか、ユーロ高に対する懸念和らぐ」
     来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。欧州中央銀行(ECB)は10日の理事会で政策金利を据え置いたが、ラガルド総裁がユーロ高を問題視しないとの見解を示した。それを受けユーロは上昇基調を維持するとみられ、ドルには下押し圧力がかかりやすい。また、15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では追加緩和につながる議論も予想されることから、ユーロ買い・米ドル売りがやや強まる場面もあろう。
    ・予想レンジ:1.1700ドル−1.2000ドル


    「もみ合いか、ブレグジットを巡る不透明感残る」
     来週のユーロ・円はもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ高について問題視していないとの見解を示し、ECBはユーロ高に過剰反応しないことが確認された。早期追加緩和観測は後退したが、英国と欧州連合(EU)との通商協議の決裂が警戒され、リスク回避的なユーロ売り・円買いが拡大する可能性は残されている。。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・14日:7月鉱工業生産(6月:前月比+9.1%)
    ・18日:7月経常収支(6月:+207億ユーロ)
    ・予想レンジ:123円00銭−127円00銭

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  • 2020年09月11日(金)18時22分
    来週のドル・円「もみ合いか、米追加緩和の思惑残る」

    [ドル・円]

     来週のドル・円はもみ合いか。自民党総裁選で菅義偉官房長官が予想通り選出された場合、「アベノミクス」継承への思惑から、リスク回避的な円買いは後退する見通し。一方、9月15-16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で追加緩和につながる議論が活発となる可能性があることから、ドルに下押し圧力がかかりやすいだろう。

     辞任を表明した安倍首相の後任を決める自民党総裁選には、菅氏のほか石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長が立候補しているが、国会議員中心の投票による選挙で、すでに有力派閥の支持を固めた菅氏の当選が確実視されている。菅氏は出馬にあたり安倍政権の経済政策の中枢となった「アベノミクス」を継承する意向を示しており、14日投開票の総裁選で同氏が当選を決めれば株高・円安の相場展開も予想されるが、早期の衆院解散・総選挙が意識された場合、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。

     一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は今週15-16日開催のFOMCで政策金利の据え置きを決定する見込み。完全雇用の実現に向け長期的な金融緩和で物価の安定を目指し、インフレ率が一時的に2%超となる可能性もあるが、それを容認する新たな政策決定プロセスを導入する。一段の金融緩和政策の導入を想定して、リスク回避的なドル売りがやや強まる可能性がある。なお、市場参加者の一部は欧州通貨の値動きがドル・円相場にも一定の影響を与える可能性があるとみている。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はユーロ高を問題視していないとの見解を示しており、ユーロ買い・ドル売りが再び強まる可能性がある。一方、英国は欧州連合(EU)からの合意なき離脱を選択する可能性もあるため、ポンド、ユーロに対するドル買いが広がった場合、リスク回避的なドル売り・円買いを抑制するケースも予想される。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(15-16日開催)
     FRBは9月15-16日にFOMCを開催し、現行の政策金利を据え置く公算。同時に、インフレ上昇率が一時的に2%超となるのを容認した金融政策決定の新たなアプローチを決定するとみられ、ドル売りを招きやすい。

    【米・8月小売売上高】(16日発表予定)
     16日発表の8月小売売上高は前月比+1.0%と、7月実績の+1.2%を下回る可能性がある。ただし、市場予想を上回った場合、年後半の景気回復シナリオへの期待感から、ドル買い要因となりやすい。

    ・予想レンジ:104円50銭−107円50銭

    ・9月14日−18日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(中)8月小売売上高 15日(火)午前11時発表予定
    ・予想は、前年比0.0%
     7月実績は前年比-1.1%で予想に反して減少。国内における新型コロナウイルスの感染流行は終息しつつあるものの、個人消費はさえない状態が続いており、急速な回復は期待できない。8月については前年比横ばいとなる可能性がある。

    ○(米)8月小売売上高 16日(水)午後9時30分発表予定
    ・予想は前月比+1.0%
     参考となる7月実績は3カ月連続プラスとなり、総額はウイルスの感染流行前の水準を回復した。ただ、ウイルス感染者は増加しており、経済活動はやや制限されていることから、個人消費の持続的な拡大は期待できない。

    ○(米)連邦公開市場委員会 16日(水)日本時間17日午前3時結果発表予定
    ・予想は、金融政策の現状維持
     米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策の目標としている2%の物価上昇率について、より柔軟に運用することを決定した。一時的に2%超のインフレを容認し、物価が上昇した場合でも、雇用環境を含めて経済が確実に改善するまで現行の政策金利を維持する。追加緩和については、特定年限の債券利回りの目標水準を設定するなどの措置が将来的に導入される可能性が残されている。

    ○(日)日本銀行金融政策決定会合 17日(木)政策決定会合の終了予定時刻は未定
    ・予想は、金融政策の現状維持
     金融政策決定会合における主な意見(前回開催分)によると、金融政策運営については、「金融資本市場や企業金融は安定を維持しており、新型コロナ対応は有効に機能している。当面は、政策の効果をしっかりと見極めていくことが適切」の意見が出ていた。金融緩和の強化は、金融市場の安定維持と企業金融等の円滑確保の面で効果を発揮しており、今回の会合でも現行の体制を当面維持することが妥当との意見が主流になるとみられる。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・14日(月):(欧)7月ユーロ圏鉱工業生産
    ・15日(火):(中)8月鉱工業生産、(英)8月失業率、(独)9月ZEW景況感調査期待指数、(米)9月NY連銀製造業景気指数
    ・16日(水):(日)8月貿易統計、(英)8月消費者物価指数、(米)7月企業在庫、(米)7月対米証券投資
    ・17日(木):(英)英中央銀行金融政策発表、(米)8月住宅着工件数
    ・18日(金):(日)8月全国消費者物価指数、(英)8月小売売上高、(欧)7月経常収支、(米)9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、(米)8月景気先行指数

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  • 2020年09月11日(金)18時21分
    欧州為替:ドル・円は底堅い、ユーロ・円は126円台を回復

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は106円20銭台での底堅い値動き。ラガルド欧州中銀(ECB)総裁からユーロ高けん制が聞かれず、ユーロ買いが再開。ユーロ・円の126円台回復を受け、ドル・円は小幅に値を上げた。ただ、ユーロ・ドルの一段高で、ドルは上値の重さも目立つ。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円15銭から106円24銭、ユーロ・円は125円71銭から126円00銭、ユーロ・ドルは1.1833ドルから1.1861ドル。

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  • 2020年09月11日(金)18時07分
    東京為替概況:ドル・円は小じっかり、夕方にかけて上昇

     11日の東京市場でドル・円は小じっかり。前日からの欧州通貨買いが一服し、ドルは朝方の取引で106円08銭を付けた後は上昇基調に。その後は日本株高で円売りに振れたにもかかわらずドルは伸び悩んだが、夕方にかけて106円26銭まで値を上げた

    ・ユーロ・円は125円38銭から125円88銭まで上昇した。
    ・ユーロ・ドルは1.1813ドルから1.1849ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円106円20-30銭、ユーロ・円125円70-80銭
    ・日経平均株価:始値23,114.63円、高値23,412.93円、安値23,114.63円、終値23,406.49円(前日比171.02円高)

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  • 2020年09月11日(金)17時21分
    ドル・円は小じっかり、夕方にかけて上昇

     11日の東京市場でドル・円は小じっかり。前日からの欧州通貨買いが一服し、ドルは朝方の取引で106円08銭を付けた後は上昇基調に。その後は日本株高で円売りに振れたにもかかわらずドルは伸び悩んだが、夕方にかけて106円26銭まで値を上げた

    ・ユーロ・円は125円38銭から125円88銭まで上昇した。
    ・ユーロ・ドルは1.1813ドルから1.1849ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円106円20-30銭、ユーロ・円125円70-80銭
    ・日経平均株価:始値23,114.63円、高値23,412.93円、安値23,114.63円、終値23,406.49円(前日比171.02円高)

    【経済指標】
    ・日・8月企業物価指数:前年比-0.5%(予想-0.5%、7月:-0.9%)
    ・日・7-9月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数:+2.0(予想-40.0、4-6月期:-47.6)
    ・英・7月鉱工業生産:+5.2%(前月比予想:+4.1%、6月:+9.3%)
    ・英・7月貿易収支:-86.35億ポンド(予想:-69億ポンド、6月:-65.50億ポンド←—51.16億ポンド)
    ・独・8月消費者物価指数改定値:0.0%(前年比予想:0.0%、速報値:0.0%)

    【要人発言】
    ・ビルロワドガロー仏中銀総裁
    「中期インフレ見通しへの影響について為替レートの動向を監視する」
    ・菅官房長官
    「消費増税はあくまで将来の話。今後10年引き上げ不要との安倍政権の考えと同じ」
    「経済再生なくして財政健全化はない」

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  • 2020年09月11日(金)17時17分
    ハンセン指数取引終了、0.78%高の24503.31(前日比+189.77)

    香港・ハンセン指数は、0.78%高の24503.31(前日比+189.77)で取引を終えた。
    17時14分現在、ドル円は106.22円付近。

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  • 2020年09月11日(金)16時36分
    豪S&P/ASX200指数は5859.40で取引終了

    9月11日の豪株式市場ではS&P/ASX200指数が、前日末比-49.12、5859.40で取引終了。

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  • 2020年09月11日(金)16時35分
    豪10年債利回りは下落、0.911%近辺で推移

    9月11日のオーストラリア国債市場では、10年債利回りが前日末比-0.022%の0.911%近辺で大方の取引を終了した。

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