このニュースが流れると、ユーロ/米ドルは1.4900ドルから1.4508ドルまで、ユーロ/円は119.83円から116.44円まで急落しました。
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5月5日(木)のNY市場では、クロス円が一時全面安の展開となっています。
友人のヘッジファンドも、5月に入って豪ドル/米ドルのほとんどのポジションを利益確定させているとのこと。
そして、来月の利上げ予測が大幅に後退したユーロについても、目線は下になっているようです。
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ユーロ/米ドルは5月4日(水)に1.4940ドルまで上値を伸ばしており、彼らの目標値であった1.5000ドル近くまで上昇したため、いったん調整局面入りしたと考えている模様です。
■豪ドル/円は80~83円まで調整すれば、絶好の買い場か
ただ、中期での豪ドル/米ドルに対しての見方は変えていないようです。
上記のソロス・ファンドの報道も、「ソロス自身のコメントによって、コモディティや資源国通貨が下落した局面で、再びロングを再構築しようとしているのでは?」との見方です。
有名な債券ファンドであるPIMCOのユーロと豪ドルに対する見方が紹介されていたので、下に示しておきます。
「債券ファンド最大手、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、ユーロ相場の現状の強さはユーロ圏が混乱状態に陥り得るリスクを適切に反映していないとし、今後ユーロは下落するとの見通しを示した。
PIMCOの欧州為替責任者、トーマス・クレッシン氏(ミュンヘン在勤)は3日、ロンドンでのインタビューで、同社は高成長を達成し、債務水準が低く、中央銀行が引き締め策を取っているオーストラリアやシンガポール、韓国、スウェーデンなどの国の通貨を購入していることを明らかにした」(出所:5月4日付のBloomberg)
5月5日(木)の海外市場ではクロス円全般が急落したため、日本のメディアでは取り上げられていませんが、ユーロ/豪ドルも200ポイント近く急落しています。
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つまり、豪ドルは対ユーロでは急騰しているのです。
ただ、短期的にはコモディティ価格が依然軟調であるため、豪ドル/円はまだ反落の可能性が高いです。
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仮に、豪ドル/円が80~83円レベルまで調整すれば、そこは絶好の買い場となるのではないでしょうか?
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