■物価上昇率目標2%へ! 米ドル/円の下値支える一因に
少し遅くなりましたが、みなさん、新年あけましておめでとうございます。2013年最初のコラムということで、今のところはっきりしている2013年の注目ポイントをしっかりと押さえていきたいと思います。
まずは国内の状況から。
2013年1月に注目が集まっているのは、21日(月)、22日(火)の日銀の金融政策決定会合です。
1月9日(水)、安倍政権初となる経済財政諮問会議が行われました。この会議に、日銀の白川総裁もメンバーとして出席しています。
会議で安倍総理は、「政府と日銀は連携をさらに深化させていきたい。衆議院を通じて求めてきた2%の物価上昇率の目標を日銀は十分踏まえて金融政策をお願いしたい」と表明しています。
このような動きの中で、21日(月)、22日(火)の会合では、2%の物価上昇率の目標を共有する政府・日銀の共同文書をまとめるとみられています。
実際に共同文書が出てきても、織り込み済みということで大きな動きにはなりにくいと思いますが、米ドル/円の下値をしっかりと支える一因にはなってくると思います。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)
■2013年4月は白川日銀総裁の人事が注目材料に
また、日銀といえば白川総裁の人事についても注目が集まっています。
白川総裁の任期は、2013年の4月8日(月)まで。続投はないとの見方が強く、人が変わればやり方も変わるということで、政権が変わったことと同様に、日本の材料が相場を動かすきっかけになる可能性があります。
こちらについては、もう少し日がありますから、近くなったところでまたご紹介していきたいと思います。
■米財政の崖問題はギリギリ回避したものの…
海外に目を向けても、注目材料は続きます。
非常に懸念されていた米国の財政の崖問題は、ギリギリのところで回避されることになりました。
「財政の崖」というのは、財政再建を進めるための「実質増税」と「歳出削減」が年末年始に集中し、それが景気減速を引き起こしてしまうという問題でした。
これについては、一時的に回避はされたのですが、「歳出の削減」については、2カ月間先送りしたに過ぎません。
2013年2月末頃に、また同じような問題が発生するわけです。このタイミングで、再び市場に不安感、不透明感が広がる可能性があります。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
■独伊議会選挙で欧州に再び波乱の可能性
欧州については、落ち着いているように見えますが、こちらも問題がしっかりと解決してきたわけではありません。
特に注意したいのは、2013年2月の伊議会選挙、9月の独連邦議会選挙です。これら政治材料で波乱があれば、相場にも影響を及す可能性があります。

(リアルタイムチャートはこちら →FXチャート&レート:ユーロVS世界の通貨 日足)
比較的好調に始まっている2013年ですが、まだまだ油断はできそうもありません。
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