(「ひろぴーの実践トレード塾 第2講(4) トレード失敗を減らす精度を高めるワザ」からつづく)
みなさん、こんにちは、葉那子です。
先日、再びひろぴーさんにお時間を割いていただき、私の7月のトレードをいっしょに振り返り、その後、また新たな武器となるテクニカルパターンを教えていただきました。
今回から第3講 まずは7月のトレードの反省会からです
というわけで、今回から『ひろぴーの実践トレード塾 第3講』をお送りします。
実践トレード塾、第1回目からの記事も併せてチェックしてみてください。
【参考記事】
●ひろぴーの実践トレード塾(1) 出社前の30分で分析&注文を入れよう!
●ひろぴーの実践トレード塾(2) ディナポリ分析でスラストを探せ!
●ひろぴーの実践トレード塾(3) 移動平均線と水平線の使い方を知ろう!
●ひろぴーの実践トレード塾(4) RCIを効果的に使う方法とは?
●ひろぴーの実践トレード塾(5) フィボナッチ+4つのポイントで精度UP!
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(1) 負けトレード検証から見えた成功への道
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(2) 成功トレードにも反省の種がいっぱい
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(3) ディナポリ上級編「コンフルエンス」に挑戦
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(4) トレード失敗を減らす精度を高めるワザ
実践編の前の、ひろぴーさん1回目の取材記事はこちらです。
【参考記事】
●ひろぴーのスイングトレード講座(1) 27歳の兼業トレーダーが勝てる理由
●ひろぴーのスイングトレード講座(2) トレードの土台となる3つの要素とは?
●ひろぴーのスイングトレード講座(3) 世界中のトレーダー注目のポイントを狙え!
●ひろぴーのスイングトレード講座(4) 主婦トレーダーとのタッグで勝率アップ!?
●ひろぴーのスイングトレード講座(5) 堅実トレードでも30代中盤で資産1億円に!?
初めての月間収支プラスを達成!
まず、7月1カ月のトレード成績ですが、3勝2敗1分で、合計収支はプラス928円!
都合により1週間トレードができなかったので、トレード回数が6回と少なめではありましたが、初めて月間収支プラスを達成しました!
その7月のトレード履歴がこちらです。
これもひろぴーさんの熱心な講義とサポートのおかげだと思っています。本当に感謝です!
もちろん継続してプラスを出すことが目標なので、引き続き気を緩めずにトレードチャンスを狙っていきたいと思います。
ただし、8月は例年、夏枯れ相場ということで、チャンスは比較的少なそうです。
ひろぴーさん自身も8月下旬までは夏休み体制。
10月からが本命相場
「10月に入ったら本命の相場が待っています。
今は長くても1泊2日の短期トレードがメインになりますが、秋はコアポジションを数日持って、あとは回転トレード、というスタイルになっていきます。
なので、それまでに今のトレードをもう少し練習しましょう。
8月は仕方がないので、9月いっぱいは今の取引数量のまま、1000通貨1枚でやって、10月、11月に3枚に増やしたいですね。
トレード方法は同じですが、分割決済を取り入れます。
たとえば、3枚入れて、1枚、2枚と決済した後、残り1枚の損切りを建値にして、あとはほったらかしのリミットフリーでトレンドに乗る。気がついたら300、400pips利が乗っているというのが理想です。
それを秋からできるようになれば、あっという間に元本の10万円をぽんと抜けるでしょう!
8月はトントン。9月までに9万2000円くらいになっていればいいのではないでしょうか」
秋の大相場に備えて8月、9月はトレードを鍛えましょう! というひろぴー先生です
8月はあまり無理をせず、9月からまた徐々にトレード回数を増やしていき、秋の大相場に備えたいと思います。
それには、しっかり過去のトレードも振り返る必要があるということで、まずは7月のトレード反省会です。
7月の反省会を実施!
先ほども言ったように、7月はトレード回数が少なく、負けトレードも2回だけでした。
しかし、実際は、このトレード履歴には残らない、マイナスにはならなかった反省トレードがありました。
それが「空振りトレード」です。
ひろぴー式トレードは、エントリーポイントを探し出した後、IF-OCO注文を設定して放置、というのが基本スタイル。
なので、あと数pipsで指値に届かなった…なんてこともよくあります。
もちろん、しっかりテクニカルの条件が重なったラインに指値を置いたにもかかわらず、注文にひっかからなかったという場合は仕方がありません。ついてなかったとあきらめるだけです。
ただ、7月は、ラインの引き間違いで取れたはずのトレードが取れなかったという場面があったので、その時の反省をご紹介したいと思います。
ラインの引き間違いを指摘されました。自分勝手な解釈はいけませんね…。反省
それが、2013年7月25日(木)の英ポンド/米ドルです。
ラインの引き間違いで利益を取り逃し
この日、私は1.5258ドルにロングの指値を入れていたのですが、あと6pips届かず、その後、反転上昇。
実はこの時、ひろぴーさんから「1.5268~70ドルに指値を置いてはどうか」というアドバイスをもらっていました。もしこのとおりに指値を入れていればヒットしていたのですが…。
最近はひろぴーさんのアドバイスを頼りにしすぎないようにと、自分の分析でエントリーポイントを決めるようにしていたのですが、どうやら私のラインの引き方が間違っていたようです。
今、私がトレードで特に気にしているのが、コンフルエンスという、フィボナッチが2つ重なるポイント。
【参考記事】
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(3) ディナポリ上級編「コンフルエンス」に挑戦
しかし、なんとかこのコンフルエンスになるように、フィボナッチの引き方がやや強引になってきてしまったのです。
まずは、日足の上昇スラストにフィボナッチを引き、23.6%戻しに着目。
その後、4時間足で日足23.6%と重なるようにと、都合のいいところでフィボナッチを引き、2つ目のフィボナッチの38.2%戻しにあたる1.5258ドルでロングの指値を入れました。
結果、わずかに指値に届きませんでした。
一方、この時ひろぴーさんが引いたラインがこちら。
4時間足の上昇スラストに引いたフィボナッチの50%戻しと、そのもう1つ下の安値から引いたフィボナッチの38.2%が重なる1.5269ドルがエントリーポイント。
その後の上昇を見てもわかるように、ここは絶好の押し目買いポイントでしたね。
私のラインの引き方についてひろぴーさんに見てもらったところ、2つめのフィボナッチを無理矢理引いたことも反省点ではあるのですが、そもそも日足のフィボナッチにも問題があることがわかりました。
確かに日足の上昇はスラストと呼べるものだったのですが、シングルペネトレーションのもう1つの条件である「DMA3を割る」という条件を満たしていませんでした。
【参考記事】
●ひろぴーの実践トレード塾(2) ディナポリ分析でスラストを探せ!
シングルペネトレーションの条件、「スラストの形成」→「DMA3を割れる」→「フィボナッチを引いてエントリーポイントを探る」のうち「DMA3を割れる」を確認していなかった!
ヒゲで少し下抜けてはいたのですが、シングルペネトレーションと呼べるほどしっかりと押しておらず、あとから見ると、まだ上昇スラストの最中だったわけです。
他人に見てもらったから気づいた失敗
これは空振りトレードだったため、実際に損失を出したわけではありませんが、このように、テクニカル分析を自分の都合のいいように解釈してはいけないということです。
これはなかなか1人では気づけない失敗でした。
というわけで、今後は冷静な分析を心がけたいと思います。
次回も引き続き、7月の別のトレードをご紹介します。
(「ひろぴーの実践トレード塾 第3講(2)根拠の弱いトレードは失敗につながる…」へつづく)
【葉那子のトレード報告:2013年8月5日(月)~8月9日(金)】
0勝1敗
負けトレード:ユーロ/円 -8.2pips(-164円)
合計収支:-164円
口座残高:8万9308円
下の画像は私が実際に取引に使っているヒロセ通商「LION FX」の約定履歴です。
先週は基本的に様子見のつもりでしたが、ユーロ/円で1時間足の23.6%と15分足の38.2%のコンフルエンスを発見したので、エントリーしました。
損切りが10pips弱だったので、ポジションはいつもの倍の2枚にしたのですが、結果は損切りでした。
引き続き、まだ様子見モードですが、チャンスがあればエントリーしたいと思います。
(取材・文/葉那子 撮影/和田佳久)
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0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
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0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
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