(「ひろぴーの実践トレード塾 第3講(2)根拠の弱いトレードは失敗につながる…」からつづく)
みなさん、こんにちは、葉那子です。
さて、今回から、新たなテクニカル分析、フィボナッチ・エクスパンションが登場します。

今回からまた新たなテクニカルのオペンキョーです
元のトレンドに戻った時にどこまで伸びるのか?
フィボナッチ・エクスパンションとは、トレンド発生中の調整の戻り、もしくは押しから、再び元のトレンドへ戻った時に、どこまで伸びていくかを測るテクニカル指標です。
たとえば、下のチャートのように、AからBへ下落した後、調整でCまで上昇し、再び下落に転じたとします。
そして、どこまで下落するかという目安を測る時に使用するのが、フィボナッチ・エクスパンションです。
フィボナッチ・エクスパンション100%は、ABの下落と同じだけ分だけ下落したポイントという意味になります。

フィボナッチ・エクスパンションで一般的によく使われる数値は、61.8%、100%、161.8%ですが、ひろぴーさんは、この他にも127.2%や200%も使用するそうです。
エントリーと利益確定の目安を探す
そして、ひろぴーさんが教えてくださったフィボナッチ・エクスパンションの使用方法は2種類あり、1つは、エントリーポイント、もう1つは利益確定の目安となるポイントを探ります。
まず1つ目のエントリーポイントですが、これまで当連載で取り上げてきた、フィボナッチ・リトレースメントといっしょに使用していきます。
以前ご紹介したコンフルエンスでは、2つのフィボナッチ・リトレースメントが重なるラインを探してきましたが、今回は、フィボナッチ・リトレースメントと、フィボナッチ・エクスパンションが重なる、アグリーメントを探します。
実践トレード塾、第1回目からの記事も併せてチェックしてみてください。
【参考記事】
●ひろぴーの実践トレード塾(1) 出社前の30分で分析&注文を入れよう!
●ひろぴーの実践トレード塾(2) ディナポリ分析でスラストを探せ!
●ひろぴーの実践トレード塾(3) 移動平均線と水平線の使い方を知ろう!
●ひろぴーの実践トレード塾(4) RCIを効果的に使う方法とは?
●ひろぴーの実践トレード塾(5) フィボナッチ+4つのポイントで精度UP!
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(1) 負けトレード検証から見えた成功への道
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(2) 成功トレードにも反省の種がいっぱい
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(3) ディナポリ上級編「コンフルエンス」に挑戦
●ひろぴーの実践トレード塾 第2講(4) トレード失敗を減らす精度を高めるワザ
●ひろぴーの実践トレード塾 第3講(1) 10月の本命相場に向けて大反省会!
●ひろぴーの実践トレード塾 第3講(2)根拠の弱いトレードは失敗につながる…
実践編の前の、ひろぴーさん1回目の取材記事はこちらです。
【参考記事】
●ひろぴーのスイングトレード講座(1) 27歳の兼業トレーダーが勝てる理由
●ひろぴーのスイングトレード講座(2) トレードの土台となる3つの要素とは?
●ひろぴーのスイングトレード講座(3) 世界中のトレーダー注目のポイントを狙え!
●ひろぴーのスイングトレード講座(4) 主婦トレーダーとのタッグで勝率アップ!?
●ひろぴーのスイングトレード講座(5) 堅実トレードでも30代中盤で資産1億円に!?
アグリーメントもやはりジョー・ディナポリ氏のテクニカル用語なのですが、基本的に2つのラインが重なるポイントという意味では、コンフルエンスと似た考え方です。
先に使用したユーロ/円4時間足チャートと同じものを使用して、このアグリーメントをご説明します。

ABの下落に対する戻しのBCに対してフィボナッチ・リトレースメントを引きます。
その78.6%と、フィボナッチ・エクスパンションの61.8%が重なるゾーンをアグリーメントと言い、ここがロングエントリーのポイントになります。
2つのフィボナッチ・リトレースメントが重なるコンフルエンスと似ていますよね?
「トレンドは出ているのに、なかなかコンフルエンスが見つからない、という時は、エクスパンションを引いてみると、このアグリーメントがあるかもしれません」とひろぴーさん。

大事なところなので写真撮っておきます
出現確率はあまり高くはありませんが、フィボナッチの応用編として覚えておくといいですね。
次回は、フィボナッチ・エクスパンションを使った利益確定ポイントの探し方と、秋の相場に向けて習得したい分割決済の方法をご紹介します。
(「ひろぴーの実践トレード塾 第3講(4) 3回に分けて利益確定する時の目安は?」へつづく)
【葉那子のトレード報告:2013年8月19日(月)~8月23日(金)】
0勝1敗1分
負けトレード:英ポンド/豪ドル -32.7pips(-289円)
引き分けトレード:NZドル/米ドル +0.5pips(+4円)
合計収支:-285円
口座残高:8万9023円
下の画像は私が実際に取引に使っているヒロセ通商[LION FX]の約定履歴です。
先週は、NZドル/米ドルで戻り売りをしたのですが、+30pipsまで含み益が出た時点でストップを建値に移動したのですが、ストップにかかった後、大きく下落するという悔しい結果となりました。
また、英ポンド/豪ドルは4時間足の23.6%と、1時間の38.2%のコンフルエンスでロングエントリーしたものの、こちらは損切り。
先週は米ドル/円も動き出してきたので、今週は円絡みの通貨ペアも注目したいと思います。
(取材・文/葉那子 撮影/和田佳久)
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