(「10月15日の異変!? ドル/円0.2銭原則固定へ!『連鎖的スプレッド縮小騒動』の衝撃」からつづく)
0.3銭原則固定のところに厚~いサポートラインのようなものができていた日本のFX業界における米ドル/円スプレッド。2019年10月15日(火)にそれが突如決壊し、米ドル/円スプレッドを0.2銭原則固定へ縮小する会社が続出したことは以下の記事でお伝えしたとおりだ。
【参考記事】
●10月15日の異変!? ドル/円0.2銭原則固定へ! 「連鎖的スプレッド縮小騒動」の衝撃(2019年10月16日)
この記事で筆者は、今回の「連鎖的スプレッド縮小騒動は過去最大級ではないかと思えるほど衝撃的なもの」と表現したが、それだけ大きな動きだっただけに、その振動は簡単には収まらなかった。
先に挙げた参考記事を10月16日(水)に作成している途上でも、新情報がいろいろ入ってきたため、正直、筆者はかなりの疲労を感じながら、記事末尾にその新情報を詰め込んで、ようやく記事を完成にこぎ着け、公開したのだった。
ただ、そこには整理し切れていない部分もあったため、上の記事と一部重なるところもあるが、本記事では10月16日(水)~10月18日(金)に起きた出来事を改めて整理し、まとめてお伝えすることとしたい。本記事は「連鎖的スプレッド縮小騒動」の続報ということになる。
キャンペーンながらトレイダーズ証券が0.1銭原則固定に!
筆者が懸命に「連鎖的スプレッド縮小騒動」の第一報を書いていた10月16日(水)の午後、「みんなのFXのドル/円スプレッドが0.1銭になってる(。・ω・。)すげー」とツイートしていた人がいた。グルグルトレイン(グルトレ)の開発者として知られるトレーダー・川崎ドルえもんさんである。15時28分のことだった。
今回の騒動では、スプレッド0.3銭の壁を打ち破って0.2銭に縮小するFX会社が続出していたわけだが、さらにその上を行く0.1銭まで縮小したと思われるFX会社がとうとう出現したのだ。
みんなのFXのドル/円スプレッドが0.1銭になってる(。・ω・。)すげー https://t.co/2yRUhOagOW pic.twitter.com/Yw1tmROCg0
— 川崎ドルえもん (@kawasakidoruemo) October 16, 2019
ただ、この時点では、トレイダーズ証券「みんなのFX」から米ドル/円スプレッド縮小の公式発表はなく、川崎ドルえもんさんが目撃した0.1銭というスプレッドがごく一時的なものなのか、当面続くものなのかはわからなかった。
16時17分になって、トレイダーズ証券「みんなのFX」は10月16日(水)より米ドル/円の通常スプレッドを0.3銭原則固定から0.2銭原則固定へ縮小したという発表を行った。この時点では0.1銭原則固定ではなく、0.2銭原則固定にしたという発表だった。
その7分後の16時24分、トレイダーズ証券「みんなのFX」から続報が発表され、川崎ドルえもんさんが目撃した米ドル/円0.1銭の正体が判明した。米ドル/円0.1銭原則固定というのは、2019年10月16日(水)15時~2019年11月29日(金)に実施される期間限定キャンペーンのスプレッドだったのだ。
ザイFX!がトレイダーズ証券に問い合わせて確認したところ、結局、2019年10月16日(水)15時より、「みんなのFX」の通常スプレッドは0.3銭原則固定から0.2銭原則固定に縮小されたのだが、それと同時に0.1銭原則固定へ縮小するスプレッド縮小キャンペーンも始まったという話だった。
各FX会社が提示しているスプレッドは24時間そのままということもあるが、日本時間早朝など流動性の低い時間帯についてはそのスプレッドが約束されていない場合も結構ある。
トレイダーズ証券「みんなのFX」の0.1銭原則固定というキャンペーンスプレッドはさすがに究極的な数字なのか、提供されるのは9時~24時までの15時間に限定されるとのことだった。「日本時間早朝だけ」よりも、もう少し長い時間帯が適用外になるということだ。
そのような限定条件があるとはいえ、米ドル/円0.1銭原則固定というのはインパクトのある数字だ。筆者の記憶では、原則固定制で米ドル/円0.1銭というのはかつてSBI FXトレードとトレイダーズ証券「みんなのシストレ/トレード口座・ウェブトレーダー」が一時的に提示していたことがあるぐらいではないかと思える。
トレイダーズ証券には「みんなのFX」以外に「LIGHT FX」という口座もあるが、こちらも「みんなのFX」とまったく同じスプレッド縮小策を行った。すなわち、2019年10月16日(水)15時より、通常スプレッドを0.3銭原則固定から0.2銭原則固定に縮小。
そして、それと同時に2019年11月29日(金)まで米ドル/円スプレッドを0.1銭原則固定へさらに縮小するスプレッド縮小キャンペーンが開始されたのである。
スプレッド縮小キャンペーンが適用されるのは9時~24時までの15時間限定という点も「みんなのFX」と同じだ。
ただ、これらのことが発表されたのは16時28分、16時30分と「みんなのFX」より少し遅かった。
FXブロードネットは0.2銭原則固定に
次に動いたのはFXブロードネット。
同社の店頭FXには1000通貨単位で取引できる「ブロードライトコース」、1万通貨単位で取引する「ブロードコース」という2つのコースがあるが、ともに10月16日(水)17時から米ドル/円の通常スプレッドを0.3銭原則固定から0.2銭原則固定へ縮小したのだった。
FXブロードネットといえば、ザイFX!がオープンした2008年当時は米ドル/円0.9銭という、当時の業界最狭水準のスプレッドを提供していたFX会社だった。その後、同社は一時期、スプレッド競争に加わっていない時期もあったが、近年はかなり狭いスプレッドを提供するようになっていた。そして、今回も米ドル/円を0.2銭原則固定へ縮小する動きに加わってきたというわけだった。
ゴールデンウェイは通常スプレッドを0.1銭原則固定へ!
そして、FXブロードネットの20分後、17時20分にはゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)の「FXTF MT4」がキャンペーンではなく、通常スプレッドを0.2銭原則固定から0.1銭原則固定へ縮小してきたのである。
トレイダーズ証券「みんなのFX」とトレイダーズ証券「LIGHT FX」はキャンペーンで、米ドル/円スプレッドを0.1銭原則固定としていたが、とうとう通常スプレッドが0.1銭原則固定というFX会社が出てきたわけだった。
前回の記事でも紹介したとおり、ゴールデンウェイ・ジャパンは9月26日(木)に「日本No.1最狭スプレッド挑戦計画」を発表しており、他社より早く9月のうちに米ドル/円スプレッドを0.2銭原則固定に縮小してきていた。
【参考記事】
●10月15日の異変!? ドル/円0.2銭原則固定へ! 「連鎖的スプレッド縮小騒動」の衝撃
ゴールデンウェイ・ジャパンの「日本No.1最狭スプレッド挑戦計画」はざっくり言うと、主要通貨ペアのスプレッドを他社の最狭水準と同等かさらに狭い水準にすると宣言しているものだが、米ドル/円のターゲット水準は他社の最狭水準と同等ではなく、「同業他社よりも狭い原則固定のスプレッド」とされていた。そのため、米ドル/円0.2銭原則固定のFX会社が続出していた段階で、ゴールデンウェイ・ジャパンがいずれ動くことは間違いないものと思われた。
でも、トレイダーズ証券はキャンペーンとはいえ、米ドル/円0.1銭原則固定というスプレッドを打ち出してきている。これではゴールデンウェイ・ジャパンは「同業他社よりも狭い原則固定のスプレッド」ではなく、他社の最狭水準と同等のスプレッドに止まってしまうのではないか? そんな疑問もちょっとわいてくる。
しかし、ゴールデンウェイ・ジャパンの「日本No.1最狭スプレッド挑戦計画」をよく読んでみると、その疑問は解消した。
「日本No.1最狭スプレッド挑戦計画」にはかなり細かい基準がいろいろと書かれているのだが、その中に「比較会社が当該原則固定スプレッドを、その取引可能時間の75%以上配信していない場合は比較対象から除外します」との一文があったのだ。
トレイダーズ証券が米ドル/円スプレッドを0.1銭原則固定で提供しているのは9時~24時までの15時間となっている。計算してみると、15時間というのは1日(=24時間)の62.5%に相当する。「日本No.1最狭スプレッド挑戦計画」では75%以上配信していないスプレッドは比較対象外とされているわけだが、まさにそれに該当していることになる。
つまり、ゴールデンウェイ・ジャパンは「日本No.1最狭スプレッド挑戦計画」のルールを曲げたわけではなく、ルールどおりに米ドル/円スプレッドを0.1銭原則固定にしたというわけなのだった。
【参考コンテンツ:最新の米ドル/円スプレッドはこちらでチェック!】
●FX会社おすすめ比較:取引コストで比べる「米ドル/円スプレッドの狭い順」
老舗のセントラル短資FXも0.2銭原則固定へ
そして、翌日の10月17日(木)。まだ、「連鎖的スプレッド縮小騒動」は収まらなかった。
今度は10月17日(木)12時からセントラル短資FX「FXダイレクトプラス」が米ドル/円の通常スプレッドを0.3銭原則固定から0.2銭原則固定にしたのだ。
セントラル短資FXといえば、老舗FX会社でスプレッド競争とは長らく距離を置いていたが、近年はスプレッド競争に参戦し、業界最狭水準におおよそ遜色ない水準までスプレッドを縮小させていた。そして、今回の米ドル/円0.2銭原則固定への動きにも、若干遅れたものの参入してきたというわけだった。
ネット証券大手・マネックス証券も0.2銭原則固定へ
さらに10月17日(木)16時にはネット証券大手・マネックス証券の「FX PLUS」も米ドル/円の通常スプレッドを0.3銭原則固定から0.2銭原則固定へ縮小してきた。
マネックス証券は2019年4月に創業者である松本大氏から清明祐子氏へ社長がバトンタッチされている。清明社長はネット証券初の女性社長として話題になった人だが、今回の米ドル/円スプレッド0.2銭原則固定への縮小にも社長の決断があったのだろうか?
マネックス証券の「FX PLUS」はしばらく前まで、リピート系発注機能のオートレールをアピールしていた口座で、スプレッド競争には参戦していなかった。しかし、最近はその状況が変わってきているようだ。
マネックス証券は米ドル/円スプレッド0.2銭原則固定への縮小を発表する際、以下のとおり、「主要ネット証券の比較」という比較表を公式サイトに掲載している。ネット証券大手の会社はこのように、FXの分野においても、FX専業会社は無視して、ネット証券大手同士でスペックを比較する傾向がある。
(出所:マネックス証券)
ただ、この比較表は少し注意して見た方がよい点がある。主要ネット証券として挙げてあるのは、マネックス証券、SBI証券、楽天証券、カブドットコム証券、松井証券の5社。GMOクリック証券は入っていない。
GMOクリック証券は店頭FXが主力ではあるが、株式の取引もかなり盛んで、主要ネット証券に入れられていたり、入れられていなかったりする存在。そして、この比較表はGMOクリック証券は主要ネット証券ではないから掲載していない、という建て付けとなっているのだ。
そのGMOクリック証券は今回の「連鎖的スプレッド縮小騒動」の初期の段階で、米ドル/円の通常スプレッドを0.3銭原則固定から0.2銭原則固定に縮小していることは、前回の記事でお伝えしたとおりだ。
【参考記事】
●10月15日の異変!? ドル/円0.2銭原則固定へ! 「連鎖的スプレッド縮小騒動」の衝撃
また、楽天証券はキャンペーンの0.2銭原則固定というスプレッドではなく、通常時の0.3銭原則固定というスプレッドを掲載している。
いずれも間違いとは言えない記述だが、証券会社、FX会社のこのような公式発表をユーザーは注意深く、用心しながら読まなくてはならないことを改めて感じさせられた。
また、比較表の一番下に掲載されている松井証券の1~2銭という米ドル/円スプレッドにも筆者は目を奪われた。3~4日ほどの間に0.1銭の違いを巡る激烈な争いがあったというのに、その一方で「米ドル/円スプレッド1~2銭」というのは、「牧歌的」という表現を使ってみたくなるようなおおらかな数字(?)ではないだろうか。
なお、マネックス証券には「マネックスFX」というFX口座もあるが、こちらの米ドル/円スプレッドはしばらく前から1万通貨までなら0.2銭となっている模様だ。
英国系のIG証券も0.2銭原則固定へ
さらに翌日、本記事を公開した10月18日(金)になると、英国系のIG証券も動いたのだった。IG証券は米ドル/円の通常スプレッドを0.3銭原則固定から0.2銭原則固定へ縮小したのである。
最近はノックアウト・オプションの話題が多いIG証券だが、米ドル/円の「連鎖的スプレッド縮小騒動」にも、やや遅ればせながら、きっちり参加してきたのだった(遅れたといっても、騒動が本格化してから、わずか3日後の話だが…)。
【参考記事】
●ノックアウト・オプション──それはリスク限定で利益が狙える新しい金融商品
●実は初心者向きのノックアウト・オプション。リスク限定で利益も狙える理由とは?
わずか4日間でドル/円スプレッドは大きく変わってしまった
ここまで「連鎖的スプレッド縮小騒動」の続報として、10月16日(水)~10月18日(金)の動きをお伝えしてきた。この結果、日本のFX業界の米ドル/円スプレッドはどのようになったのだろうか?
前回の記事でお伝えした情報も含め、10月15日(火)~10月18日(金)に起こった米ドル/円スプレッド縮小の動きを表にまとめると、以下のとおりとなる。
【前回の記事】
●10月15日の異変!? ドル/円0.2銭原則固定へ! 「連鎖的スプレッド縮小騒動」の衝撃
10月15~18日の「連鎖的スプレッド縮小騒動」
FX会社名 「口座名」 |
開始時刻 | 米ドル/円スプレッド縮小 | 通常/キャンペーン |
楽天証券 「楽天FX」 |
10月15日(火)9時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
11月23日(土)6時55分までのキャンペーン |
GMOクリック証券 「FXネオ」 |
10月15日(火)17時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 |
10月15日(火)17時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
11月23日(土)6時55分までのキャンペーン |
DMM.com証券 「DMM FX」 |
10月15日(火)17時30分~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
外為ジャパンFX | 10月15日(火)18時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
YJFX! 「外貨ex」 |
10月15日(火)19時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
トレイダーズ証券 「みんなのFX」 |
10月16日(水)15時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
トレイダーズ証券 「みんなのFX」 |
10月16日(水)15時~ | 0.2銭原則固定 ↓ 0.1銭原則固定(9時~24時) |
11月29日(金)までのキャンペーン |
トレイダーズ証券 「LIGHT FX」 |
10月16日(水)15時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
トレイダーズ証券 「LIGHT FX」 |
10月16日(水)15時~ | 0.2銭原則固定 ↓ 0.1銭原則固定(9時~24時) |
11月29日(金)までのキャンペーン |
FXブロードネット 「ブロードライトコース」 |
10月16日(水)17時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
FXブロードネット 「ブロードコース」 |
10月16日(水)17時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
ゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル) 「FXTF MT4」 |
10月16日(水)17時20分~ | 0.2銭原則固定 ↓ 0.1銭原則固定 |
通常スプレッド |
セントラル短資FX 「FXダイレクトプラス」 |
10月17日(木)12時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
マネックス証券 「FX PLUS」 |
10月17日(木)16時~ | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
IG証券 「標準」 |
10月18日(金) | 0.3銭原則固定 ↓ 0.2銭原則固定 |
通常スプレッド |
※スプレッドが原則固定制の店頭FXは、24時間、上表のスプレッドが適用されるFX会社と、日本時間の8時~28時など主要な時間帯のみ上表のスプレッドが適用されるFX会社がある。スプレッドはすべて例外あり
わずか4日の間によくぞこれだけのFX会社が我も我もとスプレッド縮小に動いたものだと、改めて驚かされる。
次にザイFX!の「FX会社おすすめ比較」の「取引コスト(スプレッドなど)で比べる」のコーナーを今回の「連鎖的スプレッド縮小騒動」が起こる前と後で比べてみよう。
下図は同コーナーで各FX会社の口座を米ドル/円スプレッドの狭い順に並べたものであり、これは今回の「連鎖的スプレッド縮小騒動」が起こる前の10月14日(月)現在のデータとなっている。
ご覧のとおり、0.3銭原則固定のFX口座が圧倒的に多くなっており、なんと17口座が0.3銭原則固定となっていた。10月14日(月)の段階で主力はこの0.3銭原則固定というスプレッドだったのだ。
この時点で、それより狭いと表示されているのは0.2銭原則固定のゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)「FXTF MT4」と0.27銭のSBI FXトレード(※)だけだった。
(※SBI FXトレードのスプレッドは比較表では簡略化した表記にしてあるが、厳密にはワンショットの取引量によって変化し、1通貨~1000通貨が0.2銭原則固定、1001通貨~100万通貨が0.27銭~7.8銭などとなっている)
同じザイFX!の「FX会社おすすめ比較」の「取引コスト(スプレッドなど)で比べる」のコーナーを本記事を公開した10月18日(金)に見てみよう。
わずか4日後というのに状況は様変わりしている。
主力は0.3銭原則固定ではなく、0.2銭原則固定に完全になってしまった。この短期間の間に、キャンペーンスプレッドを含むものの11口座が0.2銭原則固定になってしまった。0.3銭原則固定はヒロセ通商「LION FX」など、わずか4口座だけとなっている。
また、これまではなかった0.1銭原則固定にゴールデンウェイ・ジャパン(旧FXトレード・フィナンシャル)「FXTF MT4」と11月29日(金)までのキャンペーンながらトレイダーズ証券「みんなのFX」、トレイダーズ証券「LIGHT FX」が名乗りを上げている。
【参考コンテンツ:最新の米ドル/円スプレッドはこちらでチェック!】
●FX会社おすすめ比較:取引コストで比べる「米ドル/円スプレッドの狭い順」
この「連鎖的スプレッド縮小騒動」にはさらなる動きが出てくるのだろうか? また、スプレッドは縮小したけれど、スリッページが激しくなったなんてことは起こってほしくはないが、実際、起こっていないのだろうか?
また、新たな動きがあったら、ザイFX!では当コーナーなどでお伝えしていきたい。
(文/ザイFX!編集長・井口稔 編集協力/ザイFX!編集部・堀之内智)
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