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陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

クロス円は「押し目待ちに押し目なし」の可能性大!
いち早く高値を更新するのは英ポンド/円か。レベルで
判断せずに、「理屈なし」の高値追いを実践すべき!

2024年01月19日(金)19:14公開 (2024年01月19日(金)19:14更新)
陳満咲杜

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円売りが再度盛んに! 主要クロス円は軒並み高騰!
米ドル/円も148円台半ばへ

 円売りが再度、盛んになってきました。執筆中の現時点で、英ポンド/円は2023年高値(188.66円)を更新、ユーロ/円をはじめ、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)は軒並み高騰してきました。

 もちろん、米ドル/円も然り。148円台半ばまでトライしたので、ここから仮に続伸して、いったん150円の節目打診があっても、大したサプライズではありません

世界の通貨VS円 日足
世界の通貨VS円 日足チャート

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足

 もっとも、米ドル/円の切り返しは筆者の想定よりスピードが速く、また想定より途中の紆余曲折がありませんでした。しかし、150円の大台の打診自体は想定外ではありません。

 なにしろ、昨年(2023年)11月に『ダイヤモンドZAi』のインタビューをうけ、2024年における米ドル/円の変動レンジを「135円~150円」と答えていましたから、想定内と言えます。

 一方、2024年年初来ほぼ一本調子の切り返しとなることは、さすがに想定できませんでした。とはいえ、クロス円における高値再更新というメインシナリオを維持してきたので、少なくとも米ドル/円の急落はないと想定していました。

 実際、米ドル全体(ドルインデックス)は目先切り返してきました。米ドル/円の切り返しが、もっぱら日銀政策維持といった観点で解釈されましたが、米ドル全体の切り返しの一環、という観点のほうが合理的だと思います。

ドルインデックス 日足
ドルインデックス 日足チャート

 

(出所:TradingView) 

昨年11月高値からの米ドル/円急落が円高予想を呼び、市場参加者を戸惑わせる結果に…

 そう言うと、必ず反論されるのは「円が最弱通貨になっているではないか」といった論調だと推測されます。

 もちろん、その論調自体は間違いではありません。しかし、円が最弱通貨であることは今に始まったことではありません。米ドル全体が切り返している中、円がより売られてきたのも、むしろ当然の成り行きで、今さら言うほどのロジックではありません。

 では、なぜ「円が最弱」と強調されたのでしょうか? それは他ならぬ、昨年(2023年)暮れから、円高予想が多かったからです。では、なぜ円高予想が多かったのでしょうか? それは、昨年11月高値から米ドル/円が急落していたからだと思います。

 言ってみれば、昨年年末の急落を「正当化」しすぎた分、2024年年初来の米ドル/円の切り返しに戸惑った市場参加者が多かったのだと推測されます。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView

 戸惑ってしまったのは、日銀の早期政策修理ありという思惑が盛んだったからです。

英ポンド/円がいち早く高値更新へ。諸外貨の強弱によってタイミングの差はあるものの、クロス円の上値指向の強さは不変!

 そういった思惑の剥落があったからこそ、目先、円売りの度合を増加させた側面も大きいかと思います。当然のように、円は「最弱の通貨」なので、主要クロス円の上昇や高値の再更新は既定路線のように見えます。

いち早く高値更新を果たすのは、英ポンド/円でしょう。チャートを見なくても推測されるように、英ポンドは対ユーロ、対豪ドルとともに堅調に推移しているはずです。

 要するに、クロス円における諸外貨の強弱が主要クロス円の高値更新の遅い早いを決定し、そのタイミングには差があるものの、上値指向の強さは不変だということです。

世界の通貨VS円 日足
世界の通貨VS円 日足チャート

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  出遅れたロング筋は焦らなくとも、今からでも追随可能だと思います。なにしろ、米ドル全体(ドルインデックス)の切り返しが継続しているものの、どうやら限度に達しつつあるようなので、ここから大幅に上昇余地を拡大することはできない可能性が大きいとみています。

「押し目待ちに押し目なし」のリスクも!
メイントレンドに乗らないのは、もったいない!

 米ドル全体の急伸がなければ、ユーロを始めとする主要外貨のドルストレートの総崩れはないと思われます。その分、米ドル/円は主要クロス円における円売りの進行を受けて、しばらく底堅い推移を保てると思われ、インタラクティブな影響が保たれると思います。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足チャート

(出所:TradingView

 ゆえに、主要クロス円における目下の状況は過熱状態ではないと思います。逆に「押し目待ちに押し目なし」といったリスクのほうが大きいかと思います。高値追いと思われるところもあるかもしれませんが、レベルで判断すべきではないと思います。

世界の通貨VS円 日足
世界の通貨VS円 日足チャート

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足

  根拠として一番に挙げられるのが、昨年(2023年)12月における大きな調整です。換言すれば、足元の値動きを「正当化」できるのは、昨年年末に大きく調整していたからです。「深い調整」があったからこそ、これまでの上昇波をより健全化させた、という側面を重視すれば、「高値追い」を敢行できるかもしれません。

 テクニカル上の視点として、昨年10月3日(火)における主要クロス円の一時急落が重要なポイントでありました。昨年12月の波乱でまた同10月3日安値に迫り、ユーロ/円ではいったん下回りましたが、見事に再度切り返しを果たしたため、メインサポートゾーンの再確認ができ、目先までの強気変動につながったわけです。

世界の通貨VS円 週足
世界の通貨VS円 週足チャート

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足

  要するに、週足などより長いスパンにおけるトレンド系指標で測る限り、主要クロス円は総じて強気基調を維持していました。だからこそ、再度高値トライ、また高値更新していくのも自然な成り行きで、相場の内部構造に沿った値動きとして「正当化」できるわけです。

 細かな違い(外貨高主導か、円安主導か)はあったものの、主要クロス円における強気基調の維持は想定しやすいトレンドでありました。

 ゆえに、そのメイントレンドに乗らないのはもったいないです。筆者は円安主導より外貨高の主導と思っていたところ、目先まで、どうやら円安の主導となっている以上、「理屈なし」の高値追いを実践したいと思います。市況はいかに。

 14:50執筆

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