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志摩力男の「マーケットの常識を疑え!」

FOMCと米雇用統計の結果を素直に受け取ると、米国の
経済は強い! 市場の年内6回程度の利下げ織り込みは
前のめり、米ドルは下がりにくい堅調な相場になりそう

2024年02月05日(月)12:16公開 (2024年02月05日(月)12:16更新)
志摩力男

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米1月雇用統計は驚くほど強い!米ドル上昇トレンドのスタートとなるか?

 昨年(2023年)2月3日(金)、米雇用統計が発表され、市場予想+18.5万人に対し+51.7万人と驚くほど強く、その後の米ドル上昇トレンドを決定づけました。
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米ドルは、米金利再上昇と株価下落にあわせて上昇か。米国でリセッション(景気後退)は起こらない! 目先、多くのマーケットでトレンド転換が起こる可能性に警戒(2023年2月9日、志摩力男)

 今年(2024年)2月2日(金)に発表された米雇用統計も市場予想+18万人に対して+35.3万人と非常に強く、同じような印象が持たれました。

NFP(非農業部門雇用者数):+35.3万人(予想:+18万人)
失業率:3.7%(予想:3.8%)
平均時給(対前月比):0.6%(予想:0.3%)
平均時給(対前年比):4.5%(予想:4.1%)

 11月と12月の雇用も+12.6万人に上方修正されました。つまり、米1月の雇用増は実質的に47.9万人だったということです。昨年(2023年)同様の驚きを感じさせます。

 これが昨年(2023年)と同様に、米ドル上昇トレンドのスタートとなるのか、注目したいところです。

米ドル/円 週足
米ドル/円 週足

(出所:TradingView

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米雇用統計は確かに強いが、若干の違和感もある

 しかし、ちょっと違和感もあります。平均時給の伸びが急過ぎることです。対前月比0.6%というのは2022年11月以来。このところは0.2~0.4%の間でした。

 また対前年比4.6%の伸びは2023年2月以来です。そして週あたりの労働時間が減少しました。0.2時間減少し34.1時間となりました。

 何を懸念しているのかというと、今回の米1月雇用統計は何らかの季節的要因、もしくは統計上のエラーが出ているのかもしれないということです。

 米国の1月は寒くて雪が降る悪天候でした。このため、雇用の伸びが抑えられたのではないかという見方もありますが、悪天候のためにレイオフが減少し雇用増に寄与したと解釈することも可能です。

 悪天候のため労働時間が減少したことが、時給の伸びにつながっている面もあると思いますが、そうであれば、この傾向が続くというより、2月(3月8日発表)の雇用統計で修正される可能性もあります。

 とはいえ、ここは素直に数字を受け取り、強い数字と解釈するのが正しいのでしょう。

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米ドル/円は急激な上昇はなさそうだが、下がりにくい堅調な相場か

 米雇用統計の前にはFOMC(米連邦公開市場委員会)もありました。

 今回は、声明文が大幅に改定され、会見ではパウエル議長は3月利下げを否定しました。

 自身で3月政策修正の可能性を否定するのは、腑に落ちないところですが、それだけ、市場のハト派期待を修正したいのでしょう。

パウエル議長はFOMC後の記者会見で3月利下げを否定した (C)Bloomberg/Getty Images News

パウエル議長はFOMC後の記者会見で3月利下げを否定した (C)Bloomberg/Getty Images News

 FOMC後も市場は年内6回程度の利下げを織り込んでいますが、FOMCのドット・チャート(ドット・プロット)が予想する年内の利下げは3回です。市場の予想はかなり前のめりになっている感じがします。
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もし米国が2%利下げしたら、米ドル/円は130円台前半程度へ下落か。140円台まで戻したら売りのマーケットに。金利面で魅力が低下しても米ドルを買う理由はある?(2023年12月17日、志摩力男)

 FOMCと米雇用統計の結果を素直に考えると、米国経済はやはり強いと言わざるを得ません。急激な米ドル上昇があるとは思いませんが、下がりにくい堅調な相場になりそうな予感があります。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(出所:TradingView


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