【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向宏行さんのFXメルマガ『ダウ理論で勝つ副業FX!』で、定例のオンライン交流会を開催します! 開催日時は9月20日(土)20時30分で、参加できるのは9月10日(水)までメルマガ読者となった方です(後日、見逃し配信を行いますので、今回参加できない方も視聴できます)。
9月17日(水)にFOMCの結果公表を控えて、相場は動きにくくなっていますが、ユーロ/米ドルは週足月足レンジ上限1.1829ドルを上抜けるかが注目で、今回の交流会でも話題となりそうです。
次回は、10月3日(金)20時30分から定例のオンライン交流会を開催します。9月23日(火)までにメルマガを購読すれば参加可能ですので、ご気軽にご参加いただければと思います。
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米ドル相場がFOMCで動き出すか注目だが、大事なのは戦略がうまく行かない場合の「リスクコントロール」
米ドル相場を中心に膠着した状況が、9月17日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)で動き出すかが注目されています。
【※関連記事はこちら!】
⇒日銀会合など重要指標前は、ほぼ必ずレンジ相場になるワケは? チャートから取引戦略を考え、レンジ超えにあらかじめ注文を置けば、専業でなくても十分に利益を狙える! (田向宏行、2023年12月19日)
ただし、未来のことは誰にもわかりません。FOMCで動くかどうかも定かではありませんが、それでも投資やトレーディングは、そのわからない未来に賭けることになります。
そこで重要なのは、未来に何かが起こるかどうか、値が動くかどうかではなく、自分の戦略がうまく行かない場合に、どのようにリスクを抑えることができるかだと思います。
つまり、「リスクコントロール」ということです。
このため、私のメルマガで取引戦略をお伝えする時には、先出しで仕掛ける場所とともに、損切りや決済する位置も提示していて、エントリーと損切りはセットで考えています。
また、当コラムでこれまでお伝えしてきたように、相場に方向感がなく動かないなら、取引を控えて動くのを待つというのもリスクコントロールのひとつです。
【※関連記事はこちら!】
⇒孤独なトレードを避けよう! 動かない相場で損失を抑え、動く相場でしっかり利益を積み上げるには、自分の技術やメンタルを支えてくれるトレード仲間がいる環境がいい(9月9日、田向宏行)
⇒ユーロ/米ドル週足のはらみ線が5週目に。2016年もはらみ線が16週間続き、ブレグジットや米大統領選があったが、現在もトランプ関税に反応か。相場はいつか必ず動く(9月2日、田向宏行)
ユーロ/米ドル日足は9月12日が十字線で、値幅が47pipsと狭く、取引を仕掛ける場合、リスクコントロールできるタイミングだった
そうしたリスクコントロールの具体例として、昨日(9月15日)の配信では、ユーロ/米ドルの日足十字線に注目した戦略をお伝えしました。
ユーロ/米ドルは、これまでの当コラムでもお伝えしてきたとおり、月足が膠着して迷っており、方向感が弱く動きにくくなっています。ですから、手を出さなくても問題ありません。
それでもあえて取引戦略を取るなら、より損失を抑えられそうなタイミングを測ることになります。
チャートをご覧いただくと、9月12日(金)は日足ローソク足が十字線となり、相場が迷ったことが示されています。また、この日の値幅は47pipsと狭く、取引を仕掛ける場合、狭いリスクにすることができます。

(出所:TradingView)
そこで、9月15日(月)の配信では、以下のようにお伝えしました。
田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!
2025年9月15日(月)12:16の配信メールより抜粋
9/12足は十字線になっています。
その値幅は47pipsと狭くなっています。
このため、この十字線の上と下で仕掛けることができます。
~中略~
1.1779には日足レンジ上限があるので、ここを上抜けると利益は増えますが、この手前で止められるなら早くに決済する必要があり、値動きを追う必要があります。
ちなみにメルマガでは、ダウ理論の基本を身に着ける段階の<基礎編>と、ある程度基礎を理解し経験も積んでいる段階の<応用編>にわけて戦略をお伝えしていて、今回の事例は<応用編>です。
この配信を読んだ方は、9月12日(金)高値の上で買い、損切りを同日安値の下にする買い戦略と、その逆の売り戦略が考えられることを理解しているはずです。
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ユーロ/米ドルは9月12日高値1.1748ドルを上抜けたが、9月15日は日足レンジ上限1.1779ドルに届かなかった
この9月12日(金)高値1.1748ドルは、配信した9月15日(月)の18時足で上抜けて、買いポジションができます。その後も9月12日(金)安値1.1701ドルは割りませんでした。

(出所:TradingView)
9月12日(金)高値1.1748ドルから日足レンジ上限1.1779ドルまで、31pipsです。実際、9月15日(月)高値は1.1774ドルで、メルマガ配信のとおり、日足レンジ上限1.1779ドルに届きませんでした。
このため、この配信を参考にするメルマガ読者の方は、IFD(イフダン、IF Done)注文なら1.1748ドルの上で買い、損切りを9月12日(金)安値1.1701ドルの下に置いていたはずで、前の日足レンジ上限だった1.1770ぐらいでは成行決済するチャンスがありました。
また、ご自身のスケジュールや本業の都合でチャートを見る時間が限られている方は、IFO(イフオー、IF Done + OCO(オーシーオー、One Cancel the Other))注文を使って、決済を1.1770ドル付近での利確(利益確定)と、1.1701ドルの下での損切りの両方で備えることもできます。ただしこの場合、利確設定はチャートポイントではないので難しくなります。
そして、こうした取引で大事なのは、ダウ理論などのテクニックだけでなく、冒頭でお伝えした「リスクコントロール」です。
トレード戦略を考える際、どこで入るかばかりに注目する個人投資家の方は、リスクコントロールの視点が不足している場合があります。
この点は収益に直結する重要な点なので、「損をどうするか」という視点を常に持つようになるのが望ましいと思います。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
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FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施しています! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
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