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2020年07月29日(水)のFXニュース(2)

  • 2020年07月29日(水)09時19分
    ドル円104.98円までじり安、105円には10億ドル規模のNYカットオプション

     ドル円は、日経平均株価の下落を嫌気して104.98円までじり安に推移。本日は、10億ドル規模のNYカットオプションが105.00円に控えていること、104.90円にはドル買いオーダーが控えていることで、下値は限定的だと思われるが、104.90円割れ、104.75円割れにはストップロスが控えていることで、米系短期筋による売り仕掛けに要警戒か。

  • 2020年07月29日(水)09時13分
    ドル円 戻り鈍い、日経平均は180円超安

     日経平均が180円超安と下げ幅を広げるなか、ドル円も戻り鈍いまま105.00円までじり安となった。ユーロ円が123.06円近辺まで弱含み、オフショア人民元(CNH)円は14.98円まで下値を広げている。

  • 2020年07月29日(水)09時02分
    日経平均寄り付き:前日比113.49円安の22543.89円

    日経平均株価指数前場は、前日比113.49円安の22543.89円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は205.49ドル安の26379.28。
    東京外国為替市場、ドル・円は7月29日9時00分現在、105.10円付近。

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  • 2020年07月29日(水)08時44分
    ドル・円は105円を挟んだ水準で推移か、リスク選好的なドル買いは引き続き抑制も

     28日のドル・円は、東京市場では105円22銭から105円69銭まで反発。欧米市場でドルは105円63銭から104円96銭まで反落し、105円07銭で取引終了。

     本日29日のドル・円は、105円を挟んだ水準で推移か。米国経済の先行き不安は消えていないことから、リスク選好的なドル買いがただちに広がる可能性は低いとみられる。

     28日のニューヨーク市場では、リスク回避的な取引がやや活発となった。この日発表された7月CB米消費者信頼感指数は予想に反して6月から低下したことや、与党共和党が発表した追加経済対策法案は好ましい内容ではないとの見方が広がったことが要因。

     7月消費者信頼感指数は92.6で市場予想の95.0程度や6月実績の98.3を下回った。新型コロナウイルスの感染拡大が消費者信頼感の低下につながったとみられており、市場関係者の間では「経済対策はそれなりに有意義なものだが、ウイルスの感染流行が終息するまでは消費者信頼感の大幅な改善は難しい」との見方が広がっているようだ。

     なお、日本時間30日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果が判明する。米国経済については慎重な見方が提示される可能性があり、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)などの追加措置が引き続き検討される見込み。米国金利の先安観が台頭した場合、ドルの上値はさらに重くなる可能性がある。

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  • 2020年07月29日(水)08時41分
    ドル円105.07円付近、SGX日経225先物は22525円で寄り付き

    ドル円は105.07円付近で推移している。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(22500円)と比べ25円高の22525円でスタート。

  • 2020年07月29日(水)08時04分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

     29日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では105.09円とニューヨーク市場の終値(105.09円)とほぼ同水準だった。105.10円前後での方向感を欠いた動き。東京勢の本格参入や日本株の取引開始を待つ状態となった。

     ユーロドルは小動き。8時時点では1.1720ドルとニューヨーク市場の終値(1.1716ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.1720ドル付近での小動きとなった。本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えていることもあり、次第に様子見ムードが強まる可能性もありそうだ。

     ユーロ円は8時時点では123.17円とニューヨーク市場の終値(123.13円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。123.10円台でのもみ合いとなった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:105.03円 - 105.14円
    ユーロドル:1.1714ドル - 1.1723ドル
    ユーロ円:123.08円 - 123.20円

  • 2020年07月29日(水)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、米中対立激化懸念やFOMCへの警戒感から軟調推移か

     28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米中対立深刻化、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う米経済の先行き懸念、追加の経済支援策を巡る米与野党協議が難航するとの懸念、7月米消費者信頼感指数が92.6と予想を下回ったことなどから、104.96円まで続落した。ユーロドルは、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を控えた利益確定の売りで1.17ドル台前半でのもみ合いに終始した。ユーロ円は、難航する米与野党協議を背景に米国株相場が軟調に推移したことで、123.02円まで弱含み。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、米中対立激化が冷戦や国交断絶に繋がる懸念や新型コロナウイルス感染拡大を受けたリスク回避地合い、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明への警戒感から軟調推移が予想される。

     米与党・共和党議会指導部が提示している1兆ドル規模の新型コロナウイルス追加対策法案を巡り、共和党内から異論が噴出しており、ドルの上値を抑える要因となっている。トランプ米大統領は「共和党の追加対策にはいくつか支持できない部分がある」と述べ、ムニューシン米財務長官も「経済対策めぐる交渉で行うべき作業が多くある」と述べ、ペロシ米下院議長(米民主党)も「経済対策について再び明日協議する」と述べていることで、関連ヘッドラインに要注目となる。

     10時30分に発表される4-6月期豪消費者物価指数(CPI)は、前期比-2.0%、前年同期比-0.4%と予想されており、新型コロナウイルスのデフレ圧力により、1-3月期 CPIの前期比+0.3%、前年同期比+2.2%からの低下が見込まれている。ロウRBA総裁が、雇用情勢と物価情勢が回復するまでは低金利政策を継続する、と表明していることで、ポジティブサプライズでない限り、豪ドル相場への影響は限定的だと思われる。
     明朝午前3時に、昨日から本日にかけて開催されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明が発表される。次回のFOMCが9月15-16日なので、米国での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、フォワードガイダンスの強化、物価に紐づけた目標達成重視型(outcome-based)が導入される可能性が警戒されており、ドル円の上値を抑えている。
     米連邦準備制度理事会(FRB)は昨日、中小・中堅企業に対する「メインストリート融資制度」などの緊急資金支援策の期限を、9月末から12月末まで3カ月延長すると発表している。

     ドル円の注文状況は、上値には105.20-60円には断続的にドル売りオーダー、105.70円にはドル売りオーダー、超えるとストップロス買いが控えている。下値には、104.90円にドル買いオーダー、割り込むとストップロス売り、104.75円、104.50円、104.00円にはドル買いオーダーが控えている。

  • 2020年07月29日(水)07時52分
    NY市場動向(取引終了):ダウ205.49ドル安(速報)、原油先物0.59ドル安

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 26379.28 -205.49   -0.77% 26556.84 26361.71   9   21
    *ナスダック   10402.09 -134.18   -1.27% 10523.64 10397.87  828 1791
    *S&P500      3218.44  -20.97   -0.65%  3243.72  3216.17  163  341
    *SOX指数     2060.40  -44.22   -2.10%
    *225先物       22500 大証比 -110   -0.49%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     105.10   -0.27   -0.26%   105.69   104.96
    *ユーロ・ドル   1.1715 -0.0037   -0.31%   1.1774   1.1699
    *ユーロ・円    123.12   -0.71   -0.57%   123.99   123.02
    *ドル指数      93.76   +0.09   +0.10%   94.01   93.49

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    0.14   -0.01      0.15    0.14
    *10年債利回り    0.58   -0.04      0.63    0.57
    *30年債利回り    1.22   -0.04      1.29    1.21
    *日米金利差     0.55   -0.06

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      41.01   -0.59   -1.37%   41.93   40.85
    *金先物       1974.7   +19.3   +0.99%   2000.0   1927.5
    *銅先物       291.1   +1.4   +0.45%   294.0   287.9
    *CRB商品指数   143.48   -0.34   -0.24%   143.68   142.94

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     6129.26  +24.38   +0.40%  6149.86  6083.65   59   40
    *独DAX     12835.28   -3.38   -0.03% 12936.01 12746.46   18   12
    *仏CAC40     4928.94  -10.68   -0.22%  4950.01  4893.63   21   19

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  • 2020年07月29日(水)07時50分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.25%高、対ユーロ0.56%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           105.11円   -0.26円    -0.25%   105.37円
    *ユーロ・円         123.14円   -0.69円    -0.56%   123.83円
    *ポンド・円         135.84円   +0.10円    +0.07%   135.74円
    *スイス・円         114.50円   -0.04円    -0.03%   114.54円
    *豪ドル・円          75.20円   -0.14円    -0.19%   75.34円
    *NZドル・円         69.94円   -0.50円    -0.70%   70.44円
    *カナダ・円          78.59円   -0.31円    -0.39%   78.90円
    *南アランド・円        6.36円   -0.06円    -0.97%    6.42円
    *メキシコペソ・円       4.79円   -0.02円    -0.37%    4.81円
    *トルコリラ・円       15.14円   -0.19円    -1.23%   15.33円
    *韓国ウォン・円        8.76円   -0.05円    -0.53%    8.81円
    *台湾ドル・円         3.58円   -0.00円    -0.11%    3.59円
    *シンガポールドル・円   76.21円   -0.21円    -0.27%   76.42円
    *香港ドル・円         13.56円   -0.03円    -0.24%   13.59円
    *ロシアルーブル・円     1.45円   -0.02円    -1.53%    1.47円
    *ブラジルレアル・円     20.39円   -0.06円    -0.30%   20.45円
    *タイバーツ・円        3.34円   -0.01円    -0.21%    3.35円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            -3.22%   112.23円   101.19円   108.61円
    *ユーロ・円           +1.13%   124.43円   114.43円   121.77円
    *ポンド・円           -5.71%   147.96円   124.10円   144.07円
    *スイス・円           +1.95%   115.68円   106.74円   112.31円
    *豪ドル・円           -1.36%   76.87円   59.91円   76.24円
    *NZドル・円         -4.38%   73.54円   59.51円   73.15円
    *カナダ・円           -6.02%   84.75円   73.82円   83.63円
    *南アランド・円       -18.04%    7.83円    5.61円    7.75円
    *メキシコペソ・円      -16.57%    6.01円    4.23円    5.74円
    *トルコリラ・円       -16.98%   19.67円   14.64円   18.24円
    *韓国ウォン・円        -6.81%    9.66円    8.41円    9.40円
    *台湾ドル・円         -1.13%    3.71円    3.33円    3.62円
    *シンガポールドル・円    -5.62%   81.92円   73.18円   80.75円
    *香港ドル・円         -2.79%   14.42円   13.02円   13.95円
    *ロシアルーブル・円     -17.38%    1.80円    1.31円    1.75円
    *ブラジルレアル・円     -24.43%   28.96円   17.90円   26.98円
    *タイバーツ・円        -8.58%    3.73円    3.22円    3.65円

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  • 2020年07月29日(水)07時42分
    NY金先物は続伸、株安を意識した買いが入る

    COMEX金8月限終値:1944.60 ↑13.60

     28日のNY金先物8月限は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+13.60ドルの1オンス=1944.60ドルで取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1900.20ドル−1974.70ドル。28日のアジア市場では、1974.70ドルまで急騰後、換金目的の売りが拡大し、1900.20ドルまで反落。ただ、売り一巡後は底堅い動きとなった。ニューヨーク市場では、株安を意識した買いが入っており、通常取引終了後の時間外取引で1955.00ドルまで戻す戻す場面があった。

    ・NY原油先物:反落、ユーロ高一服や株安を意識した売りが入る

    NYMEX原油9月限終値:41.04 ↓0.56

     28日のNY原油先物9月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.56ドルの1バレル=41.04ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは40.85ドル−41.93ドル。28日のアジア市場で41.93ドルまで買われたが、米中関係の悪化を警戒した売りが再び広がり、ニューヨーク市場で一時40.85ドルまで下落した。ユーロ高・米ドル安が一服したことや株安も意識されたようだ。

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  • 2020年07月29日(水)07時18分
    円建てCME先物は28日の225先物比85円安の22525円で推移

    円建てCME先物は28日の225先物比85円安の22525円で推移している。為替市場では、ドル・円は105円10銭台、ユーロ・円は123円10銭台。

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  • 2020年07月29日(水)07時00分
    FRBは緊急融資プログラムを延長、現在の景気動向を警戒か

     米連邦準備制度理事会(FRB)は28日、新型ウイルスパンデミック危機対応策の一環で創設した緊急融資プログラムの期限を9月末から12月末まで3カ月延長すると発表した。引き続き中小企業を対象としたメインストリート融資を通し全般経済の回復を支援していく方針。この決定は、FRBが現在の経済回復の展開に満足していない証拠と見られており、FRBが28日から29日にかけて開催する連邦公開市場委員会(FOMC)でもゼロ金利や無制限量的緩和(QE)を維持するほか、ウイルスパンデミックによる不透明性が依然高く、回復を支援するために当面大規模緩和を維持する断固とした方針を再表明する可能性が強い。

    また、この会合で、委員会が追加緩和を見据え主要な手段であるフォワードガイダンスの見直しをするとの見方もある。イールドカーブ目標などはまだ、十分な支持がない。マイナス金利は問題外。多くのFRBメンバーの発言からもフォワードガイダンスをより具体化、明確化する方法が一番濃厚と見られている。例えば、金融危機時2008年12月FOMC声明の「経済の弱い状況が当面、低水準の金利を正当化する可能性が強い」など。

    大半のエコノミストは正式な声明の修正は、新たな四半期の経済やインフレのスタッフ予測が発表される9月会合が適切と見ている。景気の先行きを判断する上でもさらなる情報が役に立つ。ウイルスの再燃で一部の州は経済活動の再開を停止、または数段階戻さざるを得なくなるなど、経済活動の再開が思ったように進行せず、不透明性は依然強い。また、追加財政策に関しても共和・民主党の交渉難航が予想され、先行き不明。声明では中期経済見通しに「かなりのリスク」が依然残っているとの文言が維持され、「ウイルス再燃で短期見通しが6月会合から悪化した」との判断が示されると予想されている。

    CNBCがエコノミストやファンドマネジャーなど市場関係者を対象に実施した調査によると、回答者の多くは経済が危機前の状態にもどるのは2022年と見ている。ウイルスワクチンの実用化、効果が証明された治療薬が出回り消費者が安心して危機前の行動に戻れるまで、経済が正常化する可能性は少ないと見ている。ドルもしばらく下値を試す展開が続くことが予想される。

    CNBC調査
    ■失業率
    2月3.5%、6月11.1%、12月9.8%、2021年12月7.3%
    ■リセッションが終了する時期
    2020年8月:33%、9月‐12月:18%、1−6月2021年:38%
    ■失業率がピークをつけた:85%

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  • 2020年07月29日(水)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年)(日本銀行)
    14:30 雨宮正佳日銀副総裁が会見

      CP買い入れオペ(日本銀行)


    <海外>
    10:30 豪・CPI(4-6月)  0.3%
    17:00 南ア・消費者物価指数(6月) 2.1%
    21:00 ブ・全国失業率(6月) 12.9%
    21:30 ブ・個人ローン・デフォルト率(6月) 5.5%
    21:30 ブ・融資残高(6月) 3兆5960億レアル
    21:30 米・卸売在庫(6月) -1.2%
    23:00 米・中古住宅販売成約指数(6月) 15.0% 44.3%
    27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表 0.25% 0.25%

      米・FOMC終了後、パウエルFRB議長が記者会見


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2020年07月29日(水)06時04分
    ニューヨーク外国為替市場概況・28日 ドル円、4日続落

     28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続落。終値は105.09円と前営業日NY終値(105.37円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。米中対立の深刻化や新型コロナウイルスの感染拡大に伴う米経済の先行き懸念から、米国株相場が下落。追加の経済支援策を巡る米与野党協議が難航するとの懸念も投資家心理を冷やし、ダウ平均が一時220ドル超下落するとリスク回避目的の円買いが優勢となった。7月米消費者信頼感指数が92.6と予想の94.5を下回ったことも相場の重しとなり、一時104.96円と3月13日以来の安値を付けた。米長期金利の低下に伴うドル売りも出た。
     米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日、中小・中堅企業に対する「メインストリート融資制度」などの緊急資金支援策について、期限を9月末から12月末まで3カ月延長すると発表。これもドル売りを誘ったとの指摘があった。
     もっとも、NY午後に入ると明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に徐々に様子見ムードが高まり商いは細った。市場では「米金融緩和策が長期化するとの観測が強まっている」との声が聞かれた。

     ユーロドルは8営業日ぶりに反落。終値は1.1716ドルと前営業日NY終値(1.1752ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ安水準。前日に約1年10カ月ぶりの高値を付けたあとだけに、明日のFOMC結果公表を前に利益確定目的の売りが出た。もっとも、NY市場に限れば1.17ドル台前半でのもみ合いに終始した。米景気の先行き不透明感や米金利低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入った半面、ユーロ豪ドルなどユーロクロスの下落につれた売りが出たため、相場は方向感が出なかった。
     なお、ユーロ豪ドルは一時1.6359豪ドル、ユーロポンドは0.9053ポンド、ユーロスイスフランは1.0744スイスフランまで値を下げた。

     ユーロ円は反落。終値は123.13円と前営業日NY終値(123.83円)と比べて70銭程度のユーロ安水準。予想を下回る米企業決算や難航する米与野党協議を背景に米国株相場が軟調に推移すると、リスク・オフの円買いが先行し一時123.02円と日通し安値を更新した。その後123.33円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。

    本日の参考レンジ
    ドル円:104.96円 - 105.69円
    ユーロドル:1.1699ドル - 1.1774ドル
    ユーロ円:123.02円 - 123.99円

  • 2020年07月29日(水)05時51分
    大証ナイト終値22500円、通常取引終値比110円安

    大証ナイト終値22500円、通常取引終値比110円安

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