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2019年08月02日(金)のFXニュース(3)

  • 2019年08月02日(金)08時34分
    ドル円107.40円前後、SGX日経225先物は21015円で寄り付き

     ドル円は107.40円付近で推移。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(21060円)と比べ45円安の21015円でスタート。

  • 2019年08月02日(金)08時09分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下値堅い

     2日の東京外国為替市場でドル円は下値が堅い。8時時点では107.51円とニューヨーク市場の終値(107.34円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。昨日安値の107.26円を下抜けて一時107.23円まで下げるなど、朝方から下値を探る動きも見られたが、7月18日安値の107.21円が意識されると売りも一服。その後は急ピッチで値を下げた反動から107.57円まで買い戻された。

     ユーロドルは小安い。8時時点では1.1078ドルとニューヨーク市場の終値(1.1085ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。昨日の引けにかけて急ピッチで値を上げた反動から1.1075ドルまで弱含んだ。

     ユーロ円は8時時点では119.11円とニューヨーク市場の終値(119.00円)と比べて11銭程度のユーロ高水準。朝方に118.86円まで下げたものの、その後はドル円と同様に買い戻しが広がり、119.12円まで反発した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:107.23円 - 107.57円
    ユーロドル:1.1075ドル - 1.1086ドル
    ユーロ円:118.86円 - 119.12円

  • 2019年08月02日(金)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、米7月雇用統計のネガティブサプライズ警戒で軟調推移か

     1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、トランプ米大統領がツイッターで「9月1日から3000億ドル分の中国製品に10%の追加関税を課す」と表明したことで107.26円まで下落した。ユーロドルは1.1027ドルから1.1096ドルまで上昇した。ユーロ円は118.92円まで下落した。

     本日の東京市場のドル円は、トランプ米大統領が対中制裁関税第4弾(3000億ドル・10%)の9月1日からの発動を表明し、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げに繋がる米7月の雇用統計のネガティブサプライズ警戒で続落が予想される。
     トランプ米大統領は、7月30-31日の第12回米中通商協議が不調に終わったことで、9月の第13回米中通商協議を待たずに、9月1日から対中制裁関税第4弾(3000億ドル・10%)の発動を表明している。そして、米中通商協議が難航した場合、25%へ引き上げると警告している。
     本日は、8月1-2日に開催されている日米通商協議でのトランプ米政権からの米国産農産物の輸出拡大、日本の自動車輸入の抑制などのヘッドラインに要警戒となる。
     パウエルFRB議長は、0.25%の予防的利下げを「景気下振れリスクに対する保険」として、長期緩和サイクルの開始を否定していた。しかし、トランプ米政権の対中制裁関税第4弾を受けて米国の景気減速への「不確実性」が増大することで、グリーンスパン第13代FRB議長の下で1995年と1998年に実施された「予防的利下げ」のように、最低3回の利下げ(3x0.25%=▲0.75%)の可能性が高まっている。
     本日発表される米7月雇用統計の予想は、非農業部門雇用者数が前月比+16.4万人(6月+22.4万人)、失業率が3.7%(6月3.7%)、平均時給が前年比+3.1%(6月+3.1%)と見込まれている。
     最大予想+23.6万人程度のポジティブサプライズならば、年内の利下げ観測は後退してドル買い要因、最少予想+7.4万人程度ネガティブサプライズならば、追加利下げ観測が台頭して、ドル売り要因となる。また、6月分の下方修正の可能性にも要警戒となる。
     トランプ米大統領は、3%成長を公約としていることで、2020年秋の米大統領選挙に向けて金融緩和圧力を強めている。
     米4-6月期国内総生産(GDP)は前期比年率+2.1%だったが、今後3.0%以上に景気拡大した場合、パウエルFRB議長の予防的利下げのおかげとなり、2.0%以下に減速して行った場合は、パウエルFRB議長の先見性が認められることになり、パウエルFRB議長は自分自身にも「保険」をかけたことになる。

  • 2019年08月02日(金)07時55分
    NY金先物は続落も時間外取引で安全逃避の買いが入る

    COMEX金12月限終値:1432.40 ↓5.40

     1日のNY金先物12月限は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比−5.40ドルの1オンス=1432.40ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1412.10−1458.20。通常取引の時間帯では、戻り売りの興味が残されていることや、ユーロ安を嫌気して金先物の上値は重くなっていたが、トランプ大統領が3000億ドル相当の中国製品に対し10%の制裁関税を課す(9月1日より発動)と発表したことを受けて、時間外取引で1458.20ドルまで上昇した。


    ・NY原油先物は急反落、3000億ドル相当の対中関税発動へ

    NYMEX原油9月限終値:53.95 ↓4.63

     1日のNY原油先物9月限は急反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比−4.63ドルの53.95ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは53.59ドル−57.99ドル。原油在庫の減少を意識した買いは一巡したこと、トランプ大統領は1日、3000億ドル相当の中国製品に対し10%の制裁関税を課すと発表したことが嫌気された。米経済指標の悪化も売り材料となった。米供給管理協会(ISM)が1日公表した7月製造業景況指数は市場予想の52.0を下回る51.2に低下した。

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  • 2019年08月02日(金)07時49分
    NY金先物は続落も時間外取引で安全逃避の買いが入る

    COMEX金12月限終値:1432.40 ↓5.40

     1日のNY金先物12月限は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比−5.40ドルの1オンス=1432.40ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1412.10−1458.20。通常取引の時間帯では、戻り売りの興味が残されていることや、ユーロ安を嫌気して金先物の上値は重くなっていたが、トランプ大統領が3000億ドル相当の中国製品に対し10%の制裁関税を課す(9月1日より発動)と発表したことを受けて、時間外取引で1458.20ドルまで上昇した。

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  • 2019年08月02日(金)07時39分
    NY市場動向(取引終了):ダウ280.85ドル安(速報)、原油先物4.11ドル安

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 26583.42 -280.85   -1.05% 27175.59 26548.71   7   23
    *ナスダック   8111.12  -64.30   -0.79%  8311.04  8080.52  774 1755
    *S&P500      2953.56  -26.82   -0.90%  3013.59  2945.23  142  363
    *SOX指数     1511.98  -30.46   -1.98%
    *225先物       21030 大証比 -470   -2.19%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     107.40   -1.38   -1.27%   109.32   107.26
    *ユーロ・ドル   1.1090 +0.0014   +0.13%   1.1096   1.1027
    *ユーロ・円    119.11   -1.36   -1.13%   120.71   118.92
    *ドル指数      98.35   -0.17   -0.17%   98.93   98.27

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    1.75   -0.12      1.90    1.69
    *10年債利回り    1.90   -0.11      2.06    1.87
    *30年債利回り    2.45   -0.07      2.56    2.42
    *日米金利差     2.03   +0.02

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      54.47   -4.11   -7.02%   57.99   53.59
    *金先物       1456.2   +18.4   +1.28%   1458.2   1412.1
    *銅先物       261.9   -4.7   -1.76%   266.8   261.9
    *CRB商品指数   172.80   -5.73   -3.21%   177.50   172.55

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7584.87   -1.91   -0.03%  7609.98  7535.90   55   44
    *独DAX     12253.15  +64.11   +0.53% 12254.03 12129.33   21   9
    *仏CAC40     5557.41  +38.51   +0.70%  5563.65  5499.88   26   14

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  • 2019年08月02日(金)07時37分
    世界各国通貨に対する円:対ドル1.29%高、対ユーロ1.15%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           107.38円   -1.40円    -1.29%   108.78円
    *ユーロ・円         119.09円   -1.38円    -1.15%   120.47円
    *ポンド・円         130.36円   -1.91円    -1.44%   132.26円
    *スイス・円         108.47円   -0.96円    -0.87%   109.43円
    *豪ドル・円          73.07円   -1.39円    -1.86%   74.45円
    *NZドル・円         70.43円   -0.91円    -1.27%   71.33円
    *カナダ・円          81.26円   -1.22円    -1.48%   82.48円
    *南アランド・円        7.34円   -0.25円    -3.25%    7.59円
    *メキシコペソ・円       5.58円   -0.10円    -1.81%    5.68円
    *トルコリラ・円       19.15円   -0.32円    -1.64%   19.47円
    *韓国ウォン・円        8.98円   -0.17円    -1.88%    9.15円
    *台湾ドル・円         3.44円   -0.05円    -1.50%    3.50円
    *シンガポールドル・円   77.99円   -1.17円    -1.48%   79.16円
    *香港ドル・円         13.72円   -0.18円    -1.27%   13.89円
    *ロシアルーブル・円     1.67円   -0.04円    -2.31%    1.71円
    *ブラジルレアル・円     27.92円   -0.62円    -2.16%   28.54円
    *タイバーツ・円        3.47円   -0.04円    -1.26%    3.52円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            -2.11%   114.55円   104.87円   109.69円
    *ユーロ・円           -5.36%   133.13円   118.71円   125.83円
    *ポンド・円           -6.80%   149.72円   130.34円   139.87円
    *スイス・円           -2.82%   118.06円   105.92円   111.62円
    *豪ドル・円           -5.49%   84.03円   70.64円   77.31円
    *NZドル・円         -4.45%   78.86円   69.14円   73.71円
    *カナダ・円           +1.05%   89.22円   76.98円   80.41円
    *南アランド・円        -3.85%    8.38円    7.08円    7.63円
    *メキシコペソ・円       -0.05%    6.16円    5.35円    5.58円
    *トルコリラ・円        -7.40%   22.05円   15.46円   20.68円
    *韓国ウォン・円        -8.67%   10.28円    8.96円    9.84円
    *台湾ドル・円         -3.95%    3.74円    3.41円    3.59円
    *シンガポールドル・円    -3.10%   83.32円   76.71円   80.48円
    *香港ドル・円         -2.06%   14.61円   13.40円   14.01円
    *ロシアルーブル・円     +5.34%    1.77円    1.52円    1.58円
    *ブラジルレアル・円     -1.13%   31.33円   26.39円   28.24円
    *タイバーツ・円        +2.47%    3.57円    3.26円    3.39円

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  • 2019年08月02日(金)07時03分
    円建てCME先物は1日の225先物比500円安の21000円で推移

    円建てCME先物は1日の225先物比500円安の21000円で推移している。為替市場では、ドル・円は107円20銭台、ユーロ・円は118円80銭台。

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  • 2019年08月02日(金)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(6月19・20日分)
    08:50 マネタリーベース(7月)  4.0%
    10:00 営業毎旬報告(7月31日現在、日本銀行)

      雨宮日銀副総裁が宮崎県の地元経済有識者と意見交換


    <海外>
    15:30 スイス・消費者物価指数(7月) 0.5% 0.6%
    17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(7月)  0.15%
    18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(6月)  1.6%
    18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(6月)  -0.3%
    21:30 加・貿易収支(6月)  7.6億加ドル
    21:30 米・貿易収支(6月) -540億ドル -555億ドル
    21:30 米・非農業部門雇用者数(7月) 16.0万人 22.4万人
    21:30 米・失業率(7月) 3.6% 3.7%
    21:30 米・平均時給(7月) 3.2% 3.1%
    23:00 米・製造業受注(6月) 0.6% -0.7%
    23:00 米・耐久財受注(6月)  2.0%
    23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(7月) 98.5 98.4

      中・第8回RCEP(アールセップ:東アジア地域包括的経済連携)中間閣僚会合(3日まで)


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2019年08月02日(金)06時38分
    ユーロ円オーダー=117.90円 割り込むとストップロス売り

    121.70円 売り
    121.60円 売りやや小さめ
    121.40円 売りやや小さめ・超えるとストップロス買い小さめ
    121.20円 売りやや小さめ
    120.10円 売りやや小さめ

    119.00円 8/2 6:00現在(高値120.71円 - 安値118.92円)

    118.70円 買い小さめ
    118.50円 買い小さめ
    118.00円 買い小さめ
    117.90円 割り込むとストップロス売り

  • 2019年08月02日(金)06時19分
    ドル円、売り先行 前日安値下抜け一時107.24円まで下落

     ドル円は売りが先行。NY市場で米長期金利の低下や米株安に伴う円買い・ドル売りが強まった流れが継続した。前日の安値107.26円を下抜けて一時107.24円まで値を下げた。

  • 2019年08月02日(金)06時03分
    ニューヨーク外国為替市場概況・1日 ドル円、大幅反落

     1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は大幅反落。終値は107.34円と前営業日NY終値(108.78円)と比べて1円44銭程度のドル安水準だった。7月米ISM製造業景気指数が51.2と予想の52.0を下回り、6月米建設支出が前月比1.3%減と予想の前月比0.3%増に反して減少すると円買い・ドル売りが先行した。トランプ米大統領がツイッターで「9月1日から3000億ドル分の中国製品に10%の追加関税を課す」と表明すると、米10年物国債利回りが一時1.8746%前後と2016年11月上旬以来の低水準まで急低下。日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となった。一時は310ドル超上昇したダウ平均が下げに転じ310ドル超下落したことも円買い・ドル売りを促し、一時7月19日以来の安値となる107.26円まで値を下げた。
     なお、トランプ米大統領は「中国の習近平国家主席は行動が遅い」「中国は自国通貨を下落誘導している」との見解も示している。

     ユーロドルは小反発。終値は1.1085ドルと前営業日NY終値(1.1076ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。20時過ぎに一時1.1027ドルと2017年5月16日以来の安値を付けたものの、1.1025ドル付近に観測される買いオーダーに下値を支えられると買い戻しが優勢に。米長期金利が2年9カ月ぶりの低水準を付けたことでドル売りが強まると、一時1.1096ドルと日通し高値を付けた。

     ユーロ円は3日続落。終値は119.00円と前日NY終値(120.47円)と比べて1円47銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落や米国株の失速に伴う円買い・ユーロ売りが優勢となり、一時118.92円と1月3日のフラッシュクラッシュ以来の安値を付けた。市場では「コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドの売りが観測された」との指摘もあった。

     メキシコペソ円は軟調。米国株安に伴うリスク回避的な円買い・ペソ売りが入ったほか、WTI原油先物価格の急落を背景に産油国通貨とされるメキシコの通貨ペソに売りが集まった。3時過ぎに一時5.57円と6月26日以来の安値を更新した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:107.26円 - 109.32円
    ユーロドル:1.1027ドル - 1.1096ドル
    ユーロ円:118.92円 - 120.71円

  • 2019年08月02日(金)05時58分
    米7月雇用統計、今後の利下げ軌道探る

     米国労働省はワシントンで2日に最新7月の雇用統計を発表する。市場エコノミストの平均予想は失業率が3.6%。6月3.7%から低下し、ほぼ50年来の低水準を維持すると見られている。また、非農業部門雇用者数は前月比+16.5万人と、6月+22.4万人から伸びの鈍化が予想されている。平均時給は前月比+0.2%、前年比+3.1%と、6月と同水準の伸びが予想されている。

    先行指標の中でも労働省が発表する雇用統計と相関関係が最も強いとされている民間の雇用統計となるADP雇用統計の7月分は前月比+15.6万人と、持続可能な水準での伸びが続いた。6月分は+11.2万人と、+10.2万人から上方修正されており、労働省が発表する雇用統計でも順調な雇用の伸びが示唆される可能性が強い。

    ただ、製造業の雇用は減速が見込まれる。全米の製造業景況を示すISM製造業景況指数の7月分は予想外に6月分から悪化し、3年ぶり低水準に落ちこんだ。パウエルFRB議長が指摘していた通り、世界経済の鈍化や関税が、米国の製造業にも害を与えている証拠となった。先行きに不透明感が強く、雇用手控えが見られる。ISM製造業雇用は51.7と、活動の拡大と縮小の境目となる50を上回ったものの2016年9月以来で最低となった。パウエル議長はFOMC後の会見で「労働市場は依然強いが、雇用の伸びは減速している」と指摘。

    加えて、トランプ政権は9月から残り3000億ドルの中国輸入品に10%追加関税を課すと発表。交渉に進展が見られなければ関税率を25%まで引き上げる可能性も指摘した。製造業に一段の打撃を与えることが懸念される。雇用統計が予想を下回った場合は、年内の追加利下げ観測をさらに強め、さらなるドル売りに繋がる。米10年債利回りはトランプ大統領就任以来の低水準で推移している。

    ■7月雇用統計の先行指標

    ・米・7月ADP雇用統計:前月比+15.6万人(予想:+15.0万人、6月:+11.2万人←+10.2万
    人)

    ・ISM製造業雇用:雇用:51.7(6月54.5)

    ・NY連銀製造業景況指数:
    雇用(現状):−9.6(6月−3.5、6カ月平均3.6)
    週平均就業時間:3.8(6月−2.2、6カ月平均1.6)

    6か月先
    雇用:14.2(6月15.6、6カ月平均16.7)
    週平均就業時間:0.7(6月0.8、6カ月平均6.5)

    ・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
    雇用(現状):+30.0(6月+15.4、6カ月平均+17.1)
    週平均就業時間:+23.0(6月+7.3、6か月平均+11.3)

    6か月先
    雇用:24.9(6月27.0、6か月平均23.8)
    週平均就業時間:7.9(6月11.4、6か月平均8.0)


    ・消費者信頼感指数(%)

    雇用現況(%)
    十分:46.2(6月44.0、前年42.8)
    不十分:41.0(6月40.2、42.4)
    困難:12.8(6月15.8、14.8)

    6カ月後の予想
    雇用
    増加:20.5(6月17.5、前年22.6)
    減少:11.5(13.9、15.2)
    不変:68.0(68.6、62.2)

    所得
    増加:24.7(6月20.5、20.4)
    減少:6.3(7.5、9.4)
    不変:69.0(72.0、70.2)

    ・失業保険申請件数
        件数 前週比 4週平均 継続受給者数     

    07/27/19| 215,000| 8,000| 211,500 |  
    07/20/19| 207,000| -9,000| 213,250 |  1,699,000
    07/13/19| 216,000| 8,000| 218,750 |  1,677,000
    07/06/19| 208,000| -14,000| 219,000 |  1,689,000
    06/29/19| 222,000| -7,000| 222,500 |  1,728,000
    06/22/19| 229,000| 12,000| 221,750 |  1,696,000
    06/15/19| 217,000| -5,000| 219,000 |  1,694,000
    06/08/19| 222,000| 3,000| 217,750 |  1,666,000
    06/01/19| 219,000| 1,000| 215,250 |  1,700,000

    ■市場予想
    失業率:3.6%(6月3.7%)
    非農業部門雇用者数:前月比+16.5万人(6月+22.4万人)
    民間部門雇用者数:前月比+16.5万人(6月+19.1万人)
    平均時給:予想:前月比+0.2%、前年比+3.1%(6月+0.2%、+3.1%)

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  • 2019年08月02日(金)05時49分
    大証ナイト終値21060円、通常取引終値比440円安

    大証ナイト終値21060円、通常取引終値比440円安

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  • 2019年08月02日(金)05時00分
    8月1日のNY為替・原油概況

     1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円93銭から107円26銭まで下落し、107円30銭で引けた。

    米国の7月ISM製造業景況指数が予想外に悪化し3年ぶり低水準、6月建設支出も予想外のマイナスに落ちこんだほか、米国のトランプ政権が対中追加関税の発動計画を発表したため成長減速懸念が一段と強まり、9月の追加利下げ期待が再燃。米債利回り低下に伴うドル売りが加速した。

    ユーロ・ドルは、1.1027ドルから1.1096ドルまで上昇し、1.1090ドルで引けた。

    ユーロ・円は、120円21銭から118円92銭まで下落。

    ポンド・ドルは、1.2080ドルから1.2171ドルまで上昇した。

    ドル・スイスは、0.9965フランから0.9888フランまで下落した。

     1日のNY原油先物は急落。米国の低調な経済指標に加えて、トランプ政権が中国輸入品3000億ドルに関税を発動すると発表すると需要の鈍化懸念が広がり売り材料となった。

    [経済指標]
    ・米・先週分新規失業保険申請件数:21.5万件(予想:21.4万件、前回:20.7万件←20.6
    万件)
    ・米・失業保険継続受給者数:169.9万人(予想:167.4万人、前回:167.7万人←167.6万
    人)
    ・米・7月ISM製造業景況指数:51.2(予想:52.0、6月:51.7)
    ・米・6月建設支出:前月比-1.3%(予想:+0.3%、5月:-0.5%←-0.8%)
    ・米・7月製造業PMI改定値:50.4(予想:50.1、速報値:50.0)

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