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ザイFX!で2016年を振り返ろう!(5)
FX業界編:深キョン降臨とFX株の爆上げ!

2016年12月19日(月)12:14公開 (2016年12月19日(月)12:14更新)
ザイFX!編集部

今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

■グルメキャンペーンの元祖、ヒロセ通商が新規上場!

 カワイイ女の子の話題、いえ、FX会社各社のイメージキャラクター起用の話題はこのくらいにして、次へいきましょう。

 2016年前半の業界の話題と言えば、コレを外すワケにはいきません。FX界の西の雄にして、食い倒れの街、大阪が生んだグルメキャンペーンの元祖、ヒロセ通商の新規上場です。

ヒロセ通商のウェブサイト・トップページ
ヒロセ通商のウェブサイト

GMOクリック証券FXプライム byGMOの親会社、GMOクリックホールディングス(証券コード:7177)のようにグループ会社が上場しているケースは、ちょくちょく見られますが、FX会社単体での上場って、意外と珍しいことなので、結構、大きなニュースでした。

【参考コンテンツ】
FX会社徹底比較!:会社の信頼性で比べる[上場している会社]

ヒロセ通商(証券コード:7185)は、2016年3月18日(金)に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場へ上場。東証で開催された新規上場セレモニーにはザイFX!編集部も潜入し、その模様を取材。以下の記事にまとめています。へ~、新規上場セレモニーって、こんなことするんだ!

【参考記事】
ヒロセ通商の新規上場セレモニーに潜入! ビットコイン導入予定は? 株主優待は?

 ちなみに新規上場時、初値で830円をつけたヒロセ通商の株価は、Brexit(英国のEU離脱)のときに580円の安値に沈むことなどもありつつ、夏以降はグングン上昇。米大統領選でトランプ氏勝利後、ナゾのリスクオン相場で株式市場が好調だったことも手伝って、2016年11月21日(月)には、2520円の高値をつけています。初値のおよそ3倍…。スゲー。

 ただ、その後は結構大きく調整。なかなか激しい値動きですね。

【参考記事】
FX専業のヒロセ通商がJASDAQ上場! 初値後に株価上昇で滑り出しも上々!

ヒロセ通商株価(証券コード:7185) 日足
ヒロセ通商株価(証券コード:7185) 日足

(出所:株マップ.com

■資産25億円のカリスマが提出した大量報告書が話題に

ヒロセ通商株は、2016年7月末に発表された決算が好調だったことでストップ高をつけたり、資産25億円のカリスマ投資家が大量購入していたことが発覚したりと、株の世界でも何かと話題になりましたね。

【参考記事】
ヒロセ通商株はなぜ急騰? 資産25億円の個人投資家が大量保有報告書を提出!!

 そう言えば、2016年8月に発表された株主優待も期待を裏切らない、キャンペーン商品を中心とした充実の内容でした…。新設されたウェブサイトのIR情報を見たら、「らいおん保育園」なんて事業まで手掛けていることもわかったりして、驚きの連続。

ヒロセ通商は、FXのサービス面でも株価動向でもド迫力のグルメキャンペーン情報の面でも、2017年も引き続き目が離せない1社ですよ。

【参考記事】
株価90%上昇のヒロセ通商が驚きの株主優待新設! 配当&優待利回りは9.9%に!
ヒロセ通商、システム開発の裏話とは? 新設された「らいおん保育園」ってナニ?

■M2JはMBOで上場廃止へ。係争中のあの件もあるし…

 先ほどお伝えしたヒロセ通商は新規上場でしたが、リピート系発注機能「トラリピ(トラップ・リピート・イフダン)」でおなじみのマネースクウェア・ジャパンの親会社マネースクウェアHD(証券コード:8728)からは、2016年9月にMBO(マネジメント・バイアウト)方式によるTOB(株式公開買付け)が発表されています。

【参考コンテンツ】
システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!:(4)リピート系発注機能【トラリピなど】

 MBOは、経営陣による自社株の買い取りですので、これが意味するところは上場廃止。上場廃止の背景については、以下の記事で詳しく触れていますが、まぁ、いろいろとあるみたい…。

【参考記事】
M2Jのチャートがバーコードになる異変!? MBOで上場廃止へ! いったいなぜ?

 おそらく、マネースクウェアHDに上場廃止を決断させた背景の1つは、以前に比べると、主力サービスである「トラリピ」のFX業界内での優位性が失われ、収益基盤が揺らいできてしまっていることでしょう。

 ここ数年の動向を振り返ると、2014年あたりからはマネースクウェア・ジャパンの「トラリピ」と似たような機能が各社から次々とリリースされました。トラリピ包囲網が拡大した感じですね…。

【参考記事】
ザイFX!で2014年を振り返ろう!(4) 【業界:中編】トラリピ包囲網が拡大中!?

 そして、そんな中、2015年に入るとマネースクウェア・ジャパンは、「トラリピ」と似たような機能の1つ、外為オンラインの「iサイクル注文」を特許侵害で提訴しました。

 その決着がつかないまま、2016年4月には外為オンラインが「iサイクル注文」に関する特許を取得。6月末、マネースクウェア・ジャパンは、再度、外為オンラインを提訴し、係争中のまま現在に至っています。

【参考記事】
ザイFX!で2015年を振り返ろう(4) FX界でも下町ロケット!特許侵害訴訟発生
マネースクウェアと東京地裁で係争中でも関係なし!? 外為オンラインが特許取得!
「トラリピ」VS「iサイクル注文」第2ラウンド!? 未決着の訴訟を抱えたまま新たな訴訟提起

 裁判の結果次第で情勢は変わってきそうですが、ひとまず、以前よりも「トラリピ」の優位性が失われつつあるなか、上場廃止を選択したマネースクウェア・ジャパンが、これからどうやって勢いを盛り返そうとしているのかに注目したいところ。

 MBO発表時のリリースによると、最近流行のAI(人工知能)を使ったサービスなども構想しているようですので、引き続き、注目しましょう。

■フィンテック銘柄が話題に! ビットコインのあのFX会社も

 株価つながりでもう1つ触れておくと、2016年前半は、やたらと「FinTech(フィンテック)関連銘柄」なんて、騒がれていたことを覚えているでしょうか?

「FinTech(フィンテック)」とは、「Finance(ファイナンス)」と「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語で、ITによる金融・決済システムなどの技術革新みたいな意味合いで使われたり、それに関連する企業そのものを指したりする言葉です。

 一般的には電子決済サービスなどがフィンテックの代表的な分野として挙げられますが、ビットコインなどの仮想通貨もその一翼を担う分野とみなされており、ここ1、2年で一気に注目が高まりました。

 FX業界でビットコインといえば、すでに米大手ビットコイン取引所Kraken(クラケン)との業務提携に向けて動いていることを宣言しているマネーパートナーズの名前が挙げられます。

マネーパートナーズは、2016年1月から、ウェブサイトで「XBT/USD(ビットコイン/米ドル)」のレート提供も開始しており、FX業界の中では、もっともこの分野の開拓に意欲的に取り組んでいる会社と言えます。

【参考記事】
ビットコインの衝撃(1)  マネパでビットコインが買えるように!? そもそもビットコインとは?
マネパがビットコインレートの表示開始! ビットコインが夏に上昇しそうな理由とは?

マネーパートナーズのビットコインレート
マネーパートナーズのビットコインレート

 そんなマネーパートナーズを傘下に持つ持株会社で、東証1部に上場しているマネーパートナーズグループ(証券コード:8732)の株価は、折からのフィンテックブームに乗っかって、数日間連続でストップ高(1日の値幅制限に達した)をつける爆上げを見せたことも…。

 おそるべし、フィンテック。

【参考記事】
仮想通貨の法規制化への動きを受けて、マネパGの株価が9営業日で3倍超上昇!

 ここで、少し仮想通貨を取り巻く状況に…

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