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• 2015年04月28日(火)08時00分

  東京為替見通し＝模様眺めムードも、ドル円底堅いか

  　NYタイムでは米1-3月GDPの発表やFOMCを控えるなか、さえない米経済指標の結果も重しとなってドルが下落した。米4月マークイット総合PMI・速報値は57.4と、前月の59.2から失速。同サービス業PMIや、ダラス連銀製造業活動指数は市場の予想を下回った。ユーロドルは7日以来の高値となる1.0927ドルまで上昇。ギリシャが債権団と交渉する組織を再編したと伝わり、協議の進展が期待されたこともサポートになった。ポンドドルは先月5日以来の高水準1.5262ドルまで上げ幅を拡大。英総選挙の世論調査で、与党の保守党が労働党との支持率の差を拡大させたことが話題となった。資源国通貨も堅調。豪ドル／ドルは0.7872ドル、NZドル／ドルは0.7665ドル、ドル／加ドルは1.2081加ドルまで対ドルでの高値を更新した。

  　本日の東京タイムは注目イベントを控えた模様眺めムードが続くか。本日から明日にかけて米連邦公開市場委員会（FOMC）が開催される。1-2月のさえない米経済指標は悪天候の影響が一因とされたが、3-4月も低調な結果が目立って、景気の先行きへの不安もくすぶっており、9月利上げへの思惑もやや後退している。今回のFOMCで、利上げタイミングのヒントが得られるか、景気減速への懸念が示されるかが注目される。明日の米1-3月期GDP、FOMCの結果公表を通過するまで、ドルは主要通貨に対し上値の重い動きとなりそうだ。

  　ただ、ドル円は30日の日銀金融政策決定会合を控え、118円後半-119円前半を中心に底堅い動きが見込まれる。黒田日銀総裁は「サプライズで効果を出す考えはない」との見解を示したものの、浜田内閣官房参与の「コアコアでも物価目標を達成できないなら追加緩和をする必要」、山本自民党衆院議員の「30日の金融決定会合、日銀が何もしないことはあり得ない」などの発言も意識されて、一部では日銀が展望レポートで15年度物価見通しを下方修正し、追加緩和に踏み切るとの見方が出ている。ただ、5月1日に本邦消費者物価指数の発表を控え原油価格が持ち直している中、日銀は物価動向を見極めたいとして追加緩和を見送る可能性が高いだろう。

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• 2015年04月28日(火)06時15分

  ■NY為替・27日＝ドル全面安　イベント控えた慎重さ続く

  　NYタイムでは米1-3月GDPの発表やFOMCを控えるなか、さえない米経済指標の結果も重しとなってドルが下落した。米4月マークイット総合PMI・速報値は57.4と、前月の59.2から失速。同サービス業PMIや、ダラス連銀製造業活動指数は市場の予想を下回った。ロンドンタイムにみられたような一時的な反発はあっても、ドル買いへの慎重なスタンスが続いた。

  　ユーロドルは7日以来の高値となる1.0927ドルまで上昇。ギリシャが債権団と交渉する組織を再編したと伝わり、協議の進展が期待されたこともサポートになった。ポンドドルは先月5日以来の高水準1.5262ドルまで上げ幅を拡大。英総選挙の世論調査で、与党の保守党が労働党との支持率の差を拡大させたことが話題となった。ユーロ円は129.97円、ポンド円は181.59円まで対ドルに連れ高。

  　資源国通貨も堅調。豪ドル／ドルは0.7872ドル、NZドル／ドルは0.7665ドル、ドル／加ドルは1.2081加ドルまで対ドルでの高値を更新。ドル／加ドルは1月21日以来の加ドル高水準を示現した。豪ドル円は93.78円、NZドル円は91.21円、加ドル円は98.69円までこの日の高値を塗り替えた。

  　ドル円は119.44円を高値に一時118円後半まで失速。先行した米株高・債券安（利回り上昇）の流れは、中盤になって反転した。クロス円の堅調地合いが円安の流れも形成したが、ドル安が上値の圧迫要因となった。

  　6時現在、ドル円は119.04円、ユーロドルは1.0891ドル、ユーロ円は129.65円で推移。

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• 2015年04月28日(火)04時36分

  ドル円は119.10円前後　NY終盤はドル売り緩む

  　ドル円は119.10円近辺で推移。NYタイム終盤にかけてはドル売り地合いが緩んでおり、118.90円前後までの下押しから水準を回復させている。ユーロドルは1.0880ドル付近、ポンドドルは1.5220ドル近辺で伸び悩み。

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• 2015年04月28日(火)02時53分

  ユーロ失速　対ドルは1.09ドル割れへ

  　ユーロドルは1.0927ドルを高値に1.08ドル後半へ失速。ユーロ円も129.97円から129.50円近辺へ調整している。NYタイム入りから強まったドル安地合いのなか、対ドルはストップロスのオーダーをこなして7日以来の高値をつけたが後が続かず。ユーロポンドではこの日のユーロ安・ポンド高水準を示現している。

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• 2015年04月28日(火)00時28分

  ■LDNFIX＝ドル全面安　イベントに向けた慎重さも

  　ロンドンフィックスにかけてはドルが全面安。NY序盤に発表された米経済指標は、注目度の高いデータは少なかったが総じて弱い結果となった。米4月マークイット総合PMI・速報値は57.4と、前月の59.2から失速。同サービス業PMIや、ダラス連銀製造業活動指数は市場の予想を下回った。週半ばに米1-3月GDPの発表やFOMCを控え、ドル買いに慎重なスタンスも見受けられた。

  　ポンドドルは1.5107ドルから1.5244ドル、ユーロドルは1.0820ドルを安値に1.0908ドルまで反発。ギリシャが債権団と交渉を進める組織を再編したことが伝わり、協議の進展が期待されたこともユーロの買い戻しにつながった。格付け会社フィッチによる日本の格下げ、米株高・債券安（利回り上昇）で円売りも入り、ユーロ円は129.88円、ポンド円は181.59円まで上値を拡大させた。

  　資源国通貨は堅調。金や原油の反発も後押しとなってか、豪ドル／ドルは0.7870ドル、NZドル／ドルは0.7655ドル、ドル／加ドルは1.2081加ドルまで対ドルでの高値を更新。豪ドル円は93.78円、NZドル円は91.18円、加ドル円は98.69円まで上げ幅を拡大させた。

  　ドル円は119.44円を高値に119円前半まで失速。米関連市場の動向やクロス円の堅調地合いが円安の流れを形成したものの、ドル安が加速したことで上値を抑えられた。

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• 2015年04月28日(火)00時14分

  ユーロドルは先週末高値超える　1.0908ドルへ

  　ユーロドルは先週末高値を上回り、7日以来の高値を1.0908ドルまで更新。ユーロ円も129.88円まで上値を伸ばした。ポンドドルは1.5244ドル、ポンド円は181.59円まで一段高。NYタイム以降、資源国通貨と比較して対ドルでの上昇で出遅れ感のあった、欧州通貨の上げが足元で目立っている。

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• 2015年04月28日(火)00時10分

  ドル円は119円前半　ドル全面安で上値に重さ

  　ドル円は119.10円近辺までじり安。米関連市場の動向やクロス円の堅調地合いが円安の流れを形成しているものの、ドル全面安が上値を圧迫している。

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• 2015年04月28日(火)00時03分

  ユーロやポンドも対ドルで高値塗り替え

  　ユーロドルは1.0895ドル、ポンドドルは1.5224ドルまで上振れ、それぞれ日通しの高値を更新。ユーロ円は129.77円、ポンド円は181.38円まで上値を伸ばしている。NYタイム以降はドルへの売りと、株高・債券安を背景にした円売りも強まっている。

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