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【人気】ザイFX!口座開設者限定キャンペーン実施中のヒロセ通商[LION FX]

2025年09月18日(木)のFXニュース(3)

  • 2025年09月18日(木)08時15分
    [NEW!] 東京為替見通し=ドル円、明日の日銀金融政策待ち 豪ドルは8月豪雇用統計に要注目

     17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が4.00−4.25%に引き下げられ、米10年債利回りが3.9879%前後まで低下したことで、145.49円まで下落後、米10年債利回りが4.08%台まで上昇したことで147.05円まで反発した。ユーロドルは1.1919ドルまで上昇した後、1.1808ドルまで反落した。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通りに0.25%の利下げが決定された後、本日から明日にかけて開催される日銀金融政策決定会合の結果を待ちつつ、自民党総裁選関連の報道やトランプ米大統領による0.25%の利下げへの見解などに警戒していくことになる。

     日銀金融政策決定会合では、政策金利0.50%の据え置きが見込まれており、注目ポイントは、利上げ時期への言及の有無や明日の植田日銀総裁の記者会見となる。

     先日関係筋の話として、年内利上げの可能性を排除しない姿勢が示されていた。すなわち、日銀は新政権の政策を巡る思惑で神経質な市場の動向を注視しているが、経済・物価情勢は7月の最新シナリオに沿った動きと判断しており、年内に環境が整う可能性も引き続き視野に入れているとされている。

     10月4日に投開票が行われる予定の自民党の総裁選では、昨年の総裁選で上位につけた高市前経済安全保障担当相と小泉農林水産相による争いが軸になるとみられている。高市氏は、財政出動と金融緩和の継続による経済成長重視の立場であり、日銀の追加利上げに対し慎重な姿勢で臨む可能性がある。ドル円は、出馬表明や優勢が伝えられた局面では148円台まで円安に反応した。

     昨年9月に行われた総裁選に際しては、23日に有力候補だった高市氏が日銀の金融政策について「金利を今、上げるのはアホやと思う」と発言したことで、ドル円は143円台から144円台に上昇した。27日の投開票では、1回目の投票で高市氏が石破氏を上回り、ドル円146.49円まで円安に振れたが、決選投票で石破氏が勝利すると142.07円まで円高が進むという乱高下となった。

     一方で、小泉氏は現政権の考えを引き継ぎ、利上げを支持する可能性があると見なされており、16日の出馬表明では、ドル円は146円台まで円高に反応した。

     また先月、ベッセント財務長官は、「(長く続く円安については)日銀がインフレ率や成長率に焦点を当てて金融政策を進めれば、為替レートは自然と調整される」と述べていた。そして、植田日銀総裁との会談では「物価高の下で日本銀行の金融政策は後手に回っている」とし、利上げを促すような発言をしていた。

     さらに、先日公表された為替に関する日米共同声明では、「財政・金融政策はそれぞれの国内目的を達成するために国内の手段を用いて実施され、競争目的で為替レートを目標にしないという認識を再確認した」という文言が盛り込まれた。日本銀行の追加利上げにより円安修正が進むことを、トランプ米政権が期待していることが示されているのではないだろうか。

     10時30分に発表される8月豪雇用統計の予想は、失業率が4.2%で7月と変わらず、新規雇用者数は+2.10万人で、7月の+2.45万人からの減少が見込まれている。豪準備銀行(RBA)は8月11-12日の理事会で利下げを決めた際に、金利引き下げの根拠の一つとして労働市場の状況が若干軟化していることを挙げていた。しかし、4−6月期の国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことで、ブロックRBA総裁は「この状況が続けば今後の利下げは限られるかもしれない」との見解を示していた。8月の雇用統計次第で、今後のRBAの金融政策を左右することになるため要注目となる。

  • 2025年09月18日(木)08時08分
    [NEW!] ドル・円は主に147円を挟んだ水準で推移か、米長期金利上昇でドル売り抑制の可能性

     17日のドル・円は、東京市場では146円21銭から146円68銭まで反発。欧米市場では一時145円49銭まで下落したものの、147円05銭まで反発し、147円00銭で取引終了。本日18日のドル・円は主に147円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の上昇を受けて米ドル売り・円買いは抑制される可能性がある。

     米連邦公開市場委員会(FOMC)は16、17日に開催した会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定し、年内さらに2回の利下げを予想した。しかしながら、公表された声明では「労働市場に軟化の兆候が強まっているものの、インフレが上昇し、なお幾分高止まりしている」との見解が示された。これを受けて大幅利下げ観測は後退し、米長期金利とドルは反発した。

     市場参加者の間からは「米金融当局にとって利下げは保険的な措置であるため、金融緩和のペースが加速することは想定できない」との声が聞かれている。

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  • 2025年09月18日(木)08時06分
    [NEW!] 東京外国為替市場概況・8時 ドル円、弱含み

     18日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。8時時点では146.83円とニューヨーク市場の終値(146.99円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。前日の引けにかけて急伸した反動から146.80円までやや売りに押された。目先は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた本邦勢の反応を見極めたいところだが、本日から日銀金融政策決定会合が開催予定とあって、依然として積極的な売買は手控えられそうだ。

     NZドルは売りが先行。4−6月期NZ国内総生産(GDP)は前期比0.9%減、前年比0.6%減となり、いずれも市場予想(前期比0.3%減/前年比横ばい)から下振れた。結果発表後はNZドル売りが強まり、対ドルで0.5940ドル、対円で87.24円まで下押しした。

     ユーロドルは小高い。8時時点では1.1819ドルとニューヨーク市場の終値(1.1813ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。狭い値幅内ながら対円でドル売りが進んだ影響もあり、1.1822ドルまでわずかに買いが入った。

     ユーロ円は8時時点では173.55円とニューヨーク市場の終値(173.64円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ドルやNZドル絡みの動きが中心となるなか、173.60円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:146.80円 - 146.99円
    ユーロドル:1.1812ドル - 1.1822ドル
    ユーロ円:173.53円 - 173.67円

  • 2025年09月18日(木)08時01分
    [NEW!] NY金先物は小幅安、米利下げ幅を巡って時間外取引で下げ幅拡大

    COMEX金12月限終値:3717.80 ↓7.30

     17日のNY金先物12月限は小幅安。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-7.30ドル(-0.20%)の3717.80ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3679.50-3744.00ドル。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明を控えて調整的な売りが入ったようだ。利下げ幅は0.25ptにとどまったことから、通常取引終了後の時間外取引で3679.50ドルまで値を下げた。


    ・NY原油先物:弱含み、需給ひっ迫を警戒した買いは一巡

    NYMEX原油10月限終値:64.05 ↓0.47

     17日のNY原油先物10月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-0.47ドル(-0.73%)の64.05ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは63.69ドル-64.67ドル。需給ひっ迫を警戒した買いは一巡し、今後の米金融政策を巡って調整的な売りが入った。利下げ幅は0.25ptにとどまったことを受けて通常取引終了後の時間外取引で63.69ドルまで値を下げた。

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  • 2025年09月18日(木)07時58分
    [NEW!] 世界各国通貨に対する円:対ドル0.35%安、対ユーロ0.12%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           146.99円   +0.51円    +0.35%   146.48円
    *ユーロ・円         173.61円   -0.20円    -0.12%   173.81円
    *ポンド・円         200.26円   +0.41円    +0.21%   199.85円
    *スイス・円         186.00円   +0.55円    +0.30%   185.45円
    *豪ドル・円          97.64円   -0.25円    -0.26%   97.89円
    *NZドル・円         87.48円   -0.19円    -0.22%   87.67円
    *カナダ・円         106.48円   -0.20円    -0.19%   106.68円
    *南アランド・円        8.44円   -0.01円    -0.07%    8.45円
    *メキシコペソ・円       8.02円   +0.02円    +0.22%    8.01円
    *トルコリラ・円        3.56円   +0.01円    +0.27%    3.55円
    *韓国ウォン・円        0.11円   +0.00円    +0.28%    0.11円
    *台湾ドル・円         4.88円   +0.01円    +0.21%    4.87円
    *シンガポールドル・円   114.96円   +0.18円    +0.16%   114.78円
    *香港ドル・円         18.90円   +0.07円    +0.39%   18.82円
    *ロシアルーブル・円     1.75円   -0.01円    -0.61%    1.76円
    *ブラジルレアル・円     27.72円   +0.07円    +0.25%   27.65円
    *タイバーツ・円        4.62円   -0.00円    -0.09%    4.62円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            +4.22%   161.75円   133.02円   141.04円
    *ユーロ・円          +11.49%   174.51円   146.13円   155.72円
    *ポンド・円          +11.53%   206.15円   165.43円   179.56円
    *スイス・円          +10.95%   186.20円   149.13円   167.65円
    *豪ドル・円           +1.64%   108.58円   87.87円   96.06円
    *NZドル・円         -1.84%   98.83円   81.56円   89.12円
    *カナダ・円           +0.15%   118.65円   97.56円   106.32円
    *南アランド・円        +9.47%    8.87円    6.91円    7.71円
    *メキシコペソ・円       -3.45%    9.34円    7.32円    8.31円
    *トルコリラ・円       -25.67%    7.48円    3.53円    4.79円
    *韓国ウォン・円       -99.02%   11.71円    9.95円   10.91円
    *台湾ドル・円         +5.84%    4.97円    4.34円    4.61円
    *シンガポールドル・円    +7.60%   119.40円   99.62円   106.84円
    *香港ドル・円         +4.64%   20.74円   16.95円   18.06円
    *ロシアルーブル・円     +10.75%    1.90円    1.42円    1.58円
    *ブラジルレアル・円     -4.61%   31.21円   26.25円   29.06円
    *タイバーツ・円       +12.67%    4.62円    3.88円    4.10円

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  • 2025年09月18日(木)07時57分
    [NEW!] NY市場動向(取引終了):ダウ260.42ドル高(速報)、原油先物64.05ドル高

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 46018.32  260.42   0.57% 46261.95 45687.59   23   7
    *ナスダック  22261.326 -72.633  -0.325% 22339.542 22058.917  1491 1675
    *S&P500      6600.35   -6.41-0.097022%  6624.39  6551.15  288  213
    *SOX指数     6060.218 -19.006  -0.313%
    *CME225先物     44660   55.00   0.12%   44890   44440

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     146.97   0.49   0.33%   147.05   145.49
    *ユーロ・ドル   1.1811 -0.0055   -0.46%   1.1918   1.1809
    *ユーロ・円    173.61   -0.2   -0.12%   173.84   173.1
    *ドル指数      97.02   0.39   0.40%   97.07   96.22

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り   3.555   0.045     3.582   3.468
    *10年債利回り   4.083   0.057     4.085    3.99
    *30年債利回り   4.681   0.035     4.694   4.604
    *日米金利差    2.483   0.052

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      64.05   -0.47   -0.73%   64.67   63.69
    *金先物      3718.70   -7.30   -0.20%  3744.00  3679.50
    *銅先物      463.20   -6.20   -1.32%  470.40  458.30
    *CRB商品指数  303.6031 -3.6785 -1.1971% 303.6031 303.6031

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     9208.37   12.71   0.14%   9245.7  9195.66   71 28
    *独DAX     23359.18   29.94   0.13% 23476.71 23284.67   17 23
    *仏CAC40     7786.98  -31.24   -0.4%  7846.09  7777.96   17 23

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  • 2025年09月18日(木)07時56分
    [NEW!] NZ・4-6月期国内総生産:前年同期比-0.6%で市場予想を下回る

    18日発表のNZ・4-6月期国内総生産は前年同期比-0.6%で市場予想を下回った。

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  • 2025年09月18日(木)06時52分
    FOMCは1年ぶり利下げ、速やかな利下げには消極的でタカ派利下げ

    連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り、政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.25%引き下げ4.00-4.25%に決定した。労働市場の下方リスクが上昇したことが指摘された。11対1で決定。新たに加わったミラン理事が0.5%の利下げを支持し、反対票に投じた。また、スタッフ予測では年あと2回の利下げを予想していることが明かになった。声明で、労働市場の判断が「労働市場は鈍化し、失業率は小幅上昇したが依然低い」と、前回の「失業率は依然低く、労働市場状況は依然堅調」から下方修正された。また、「2つの責務において、目標達成における両方のリスクに注視する」とした前回の文言に「雇用の下方リスクが上昇したと判断」と加えた。バランスリスクのシフトで委員会は利下げを決定したと言及。

    同時に、反対票に投じたのはミラン理事のみとなり、前回0.25%の利下げを支持し反対票に投じたウォラー理事やボウマン副議長は決定を支持した。また、ミラン理事が主張した0.5%利下げには広い支持が得られなかったことを、議長は会見で明らかにした。FRBは利下げペース拡大には依然慎重な姿勢が示され、タカ派利下げとなった。また、FRBの見解相違はより拡大したことが明かになった。

    ◇年内金利予想
    1メンバー:利下げなし
    6メンバー:1回の利下げ
    2メンバー:2回の利下げ
    9メンバー:3回利下げ
    1メンバー:150BPCの利下げ

    ◇前回声明との相違点

    ◆労働市場:鈍化し、失業率は小幅上昇したが依然低い(前回:失業率は依然低く、労働市場状況は依然堅調
    ◆2つの責務:2つの責務の目標達成において両方のリスクに注視し、雇用の下方リスクが上昇したと判断(前回:2つの責務の目標達成において両方のリスクに注視する)
    ◆リスク:バランスリスクのシフト
    ◆経済判断:最近の指標は上半期の経済活動の伸びが緩やかになったことを示唆(前回:純輸出の変動がデータに影響したが、最近の指標は上半期の経済活動の伸びが緩やかになったことを示唆
    ◆反対票:1票・ミラン理事(前回:2票、ウォラーFRB理事、ボウマンFRB副議長)

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  • 2025年09月18日(木)06時44分
    円建てCME先物は17日の225先物比35円安の44575円で推移

    円建てCME先物は17日の225先物比35円安の44575円で推移している。為替市場では、ドル・円は146円86銭台、ユーロ・円は173円55銭台。

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  • 2025年09月18日(木)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:50 コア機械受注(7月) -1.7% 3.0%
    08:50 資金循環統計速報(4-6月、日本銀行)
    11:30 日本自動車工業会が記者会見
    14:00 首都圏新築分譲マンション(8月)  34.1%

      日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)


    <海外>
    07:45 NZ・GDP速報(4-6月) -0.1% -0.7%
    10:00 中・SWIFTグローバル支払CNY(8月)  2.88%
    10:30 豪・失業率(8月) 4.2% 4.2%
    20:00 英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表 4.00% 4.00%
    21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  26.3万件
    21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(9月) 3.0 -0.3
    22:00 南ア・南アフリカ準備銀行(中央銀行)が政策金利発表  7.00%
    23:00 米・景気先行指数(8月) -0.1% -0.1%
    29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(7月)  1508億ドル

      欧・ラガルドECB総裁がイベント開会のあいさつ
      欧・欧州連合(欧)環境相会合


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2025年09月18日(木)06時06分
    ニューヨーク外国為替市場概況・17日 ドル円、3日ぶり反発

     17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反発。終値は146.99円と前営業日NY終値(146.48円)と比べて51銭程度のドル高水準だった。米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り政策金利を4.00−4.25%に引き下げることを決めたと発表。声明では「雇用の伸びは鈍化し、失業率は小幅に上昇したものの、依然として低水準にある」「委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視しており、雇用に対する下振れリスクが高まっている」と指摘した。採決では16日に理事に就任したミラン氏が反対票を投じ、0.50%の利下げを主張したことが明らかになった。
     また、同時に公表されたFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)では、2025年末時点の中央値が3.625%に引き下げられ、年内残り2回の会合でも利下げするとのシナリオが示された。
     FOMC結果公表直後は米長期金利の低下とともにドル売りが活発化し、一時145.49円と7月7日以来約2カ月半ぶりの安値を更新した。ただ、売り一巡後は一転上昇した。一時は3.9879%前後と4月7日以来の低水準を付けた米10年債利回りが4.08%台まで上昇したことを受けてドルを買い戻す動きが広がった。5時30分過ぎには一時147.05円と日通し高値を更新した。
     なお、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「雇用減速の大部分は労働人口の減少を反映」「リスクバランスは変化し、雇用に対する下振れリスクが高まっている」と述べたほか、「今日の決定はリスク管理の利下げだ」「今回の会合で0.50%の利下げは広く支持されなかった」などと発言。市場の一部ではパウエル氏の「リスク管理のための利下げ」との発言が「今後の利下げに慎重」と受け止められた面もあったようだ。

     ユーロドルは3日ぶりに反落。終値は1.1813ドルと前営業日NY終値(1.1867ドル)と比べて0.0054ドル程度のユーロ安水準だった。FOMC金利見通しで年内の連続利下げ予想が示されると米長期金利の低下とともに全般ドル売りが進行。3時過ぎに一時1.1919ドルと2021年6月以来約4年3カ月ぶりの高値を付けた。
     ただ、1.19ドル台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利が一転上昇するとドル買い戻しが優勢となり、一時1.1808ドルと日通し安値を更新した。

     ユーロ円は5日ぶりに小反落。終値は173.64円と前営業日NY終値(173.83円)と比べて19銭程度のユーロ安水準。20時過ぎに一時173.09円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。4時過ぎには173.78円付近まで下げ渋った。

    本日の参考レンジ
    ドル円:145.49円 - 147.05円
    ユーロドル:1.1808ドル - 1.1919ドル
    ユーロ円:173.09円 - 173.85円

  • 2025年09月18日(木)05時30分
    ドル円 147円台を回復

     米10年債利回りが再び本日の高い水準となる4.07%台に上昇する中、ドルがしっかり。ドル円は147円台を回復し、147.05円まで上値を伸ばした。また、ユーロドルは1.1808ドル、ポンドドルは1.3620ドルまで安値を更新している。

  • 2025年09月18日(木)04時47分
    9月17日のNY為替・原油概況

    17日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円49銭まで下落後、146円86銭まで上昇し、引けた。

    米8月住宅着工件数が予想以上に減少したほか、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り利下げを決定、スタッフ予測での年あと2回の利下げ予想を受け長期金利低下に伴うドル売りが加速。しかし、今回の会合で大幅利下げに広い支持がなかったことを議長が明らかにすると金利が上昇し、ドルも買いに転じた。

    ユーロ・ドルは1.1919ドルまで上昇後、1.1819ドルへ反落し、引けた。

    ユーロ・円は173円20銭から173円77銭まで上昇。

    ポンド・ドルは1.3726ドルまで上昇後、1.3625ドルまで下落。

    ドル・スイスは0.7830フランまで下落後、0.7894フランまで上昇した。

    17日のNY原油先物は反落。供給ひっ迫懸念を受けた買いが後退した。

    [経済指標]
    ・米・8月住宅着工件数:130.7万戸(予想136.5万戸、7月142.9万戸←142.8万戸)
    ・米・8月住宅建設許可件数:131.2万戸(予想137万戸、7月136.2万戸)
    【金融政策】
    ・米連邦公開市場委員会(FOMC)
    ・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)0.25%引き下げ4.00-4.25%に決定
    「11対1で決定。ミラン理事は0.5%利下げ主張し反対票」「雇用の下方リスクが上昇」

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  • 2025年09月18日(木)04時11分
    ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 神経質な動き

     17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は神経質な動き。4時時点では146.70円と2時時点(146.28円)と比べて42銭程度のドル高水準。米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場予想通りに政策金利を4.00-4.25%に引き下げることを決定した。声明では、雇用に対する下振れリスクが高まっていると指摘された。なお、スタッフ予測では年内にあと2回の利下げを見込んでいることが明らかになり、米長期金利の低下に伴いドルは売りで反応。一時145.49円と7月7日以来の安値を更新した。ただ、一時3.98%台で低下した米10年債利回りが4.07%台まで急反発すると、一転買戻しが入った。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見中にも買戻しが継続し、146.86円まで高値更新と神経質な動きとなった。

     パウエルFRB議長の「景気鈍化は主に消費支出の減速を反映している」「労働需要は弱まっている」「今日の決定はリスク管理の利下げと考えてよいだろう」などの発言が伝わった。

     ユーロドルも乱高下。4時時点では1.1834ドルと2時時点(1.1853ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準。FOMC後にドルが神経質な動きとなり、FRBの金利発表直後には一時1.1919ドルと2021年6月以来の高値を更新した。ただ、米長期金利が上昇に転じるとドルが急速に買い戻され、1.1819ドルまで安値を付けるなど、ドル円同様に神経質な動きとなった。

     ユーロ円は4時時点では173.62円と2時時点(173.39円)と比べて23銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの神経質な動きに挟まれ、方向感は限定的。ドル円が急落すると173.19円近辺まで押されたが、ドル円が上昇に転じると173.78円近辺まで切り返した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:145.49円 - 146.86円
    ユーロドル:1.1819ドル - 1.1919ドル
    ユーロ円:173.09円 - 173.85円

  • 2025年09月18日(木)03時59分
    【速報】ドル・円146.73円、ドル買いに転じる、FOMC予想程ハト派色強まらず

    ドル・円146.73円、ドル買いに転じる、FOMC予想程ハト派色強まらず

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田向宏行