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2019年05月17日(金)のFXニュース(2)

  • 2019年05月17日(金)08時50分
    ドル・円は109円台後半で推移か、米長期金利上昇や株高を意識してドル売り縮小も

     16日のドル・円相場は、東京市場では109円60銭から109円34銭まで下落。欧米市場でドルは109円43銭から109円97銭まで反発し、109円85銭で取引を終えた。

     本日17日のドル・円は主に109円台後半で推移か。米長期金利の上昇や株高を意識して、リスク回避的なドル売りはさらに縮小する可能性がある。

     米商務省は16日、政府の許可なく米企業から部品などを購入することを禁止する「エンティティーリスト」に中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と同社の関連68社を正式に追加した。商務省報道官によると、日本、カナダ、英国、シンガポールなど20カ国以上にあるファーウェイ関連企業が含まれるもようだ。米商務省によると、部品購入について申請しても「推定却下」の方針に基づいて審査されるため、米企業からの部品調達(ファーウェイへの部品提供)は実質的に禁じられている。

     米政府の措置に対して中国側は「両国の通商協議に影を落としかねない」との見解を表明している。市場関係者の間では「ファーウェイは米国の部品に関して1年超分の在庫を積み上げているが、部品調達先をすみやかに確保できなければ同社の業績に重大な影響が及ぶ可能性がある」との見方が浮上している。米国、中国の株式市場や為替相場にも大きな影響を与える可能性があることから、今回の措置に対するファーウェイ側の対応が注目されているようだ。

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  • 2019年05月17日(金)08時37分
    ドル円109.85円前後、SGX日経225先物は21255円で寄り付き

    ドル円は109.85円前後で推移。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(21230円)と前日と比べ25円高の21255円でスタート。

  • 2019年05月17日(金)08時12分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き

     17日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では109.86円とニューヨーク市場の終値(109.85円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。109.85円前後で本邦勢の参入を待っている。昨日高値を上抜け出来ない状況は8営業日でストップし戻りを試しやすくなったとの見方があるなか、上昇が見込まれる日経平均株価がどこまでサポートとなるか。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比205円高の21255円で引けた。

     ユーロドルも小動き。8時時点では1.1173ドルとニューヨーク市場の終値(1.1174ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。早朝のオセアニア市場では目立った動意は見られず、1.1175ドル前後でこう着している。なお、1−3月期NZ卸売物価指数(PPI)は前期比でマイナスに転じたが、NZドル相場への影響は限定的だった。

     ユーロ円は8時時点では122.76円とニューヨーク市場の終値(122.75円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:109.84円 - 109.88円
    ユーロドル:1.1172ドル - 1.1178ドル
    ユーロ円:122.73円 - 122.79円

  • 2019年05月17日(金)08時00分
    NY市場動向(取引終了):ダウ214.66ドル高(速報)、原油先物1.04ドル高

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 25862.68 +214.66   +0.84% 25957.63 25692.14   23   7
    *ナスダック   7898.05  +75.90   +0.97%  7946.23  7826.67 1441 1082
    *S&P500      2876.32  +25.36   +0.89%  2892.15  2855.80  404  101
    *SOX指数     1430.11  -24.39   -1.68%
    *225先物       21230 大証比 +180   +0.86%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     109.84   +0.24   +0.22%   109.97   109.34
    *ユーロ・ドル   1.1173 -0.0028   -0.25%   1.1224   1.1166
    *ユーロ・円    122.72   -0.04   -0.03%   122.97   122.54
    *ドル指数      97.83   +0.26   +0.27%   97.88   97.44

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    2.19   +0.03      2.21    2.15
    *10年債利回り    2.40   +0.03      2.41    2.35
    *30年債利回り    2.84   +0.02      2.85    2.80
    *日米金利差     2.46   +0.09

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      63.06   +1.04   +1.68%   63.48   62.08
    *金先物       1286.7   -11.1   -0.86%   1299.3   1284.2
    *銅先物       274.8   +0.5   +0.18%   277.8   273.8
    *CRB商品指数   182.32   +1.66   +0.92%   182.65   181.67

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7353.51  +56.56   +0.78%  7353.51  7265.77   75   26
    *独DAX     12310.37 +210.80   +1.74% 12310.37 12030.30   24   6
    *仏CAC40     5448.11  +73.85   +1.37%  5448.11  5346.54   34   7

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  • 2019年05月17日(金)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、日経平均株価を睨みながら110円台回復なるかに要注目か

     16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、良好な米経済指標、ダウ平均や米10年債利回りの上昇を受けて109.97円まで上昇した。ユーロドルは、良好な米経済指標やユーロ圏の景気減速やイタリア財政問題などの懸念で1.1166ドルまで下落した。

     本日の東京市場のドル円は、ニューヨーク市場での堅調地合いや日経平均株価の反発が予想されることで続伸が予想されるものの、米中通商戦争、米為替政策報告書、朝鮮半島や中東の地政学リスクなどへの警戒感から上値は限定的か。
     ドル円のテクニカル分析では、ダブル・トップ(112.14円・112.40円)を形成後、200日移動平均線を下抜けて「三役逆転」となり、窓(111.07円・110.96円)を空けて、ネック・ライン109.71円を下回ったことで、下値目標値107.02円を目指す下落トレンドを形成している。ネック・ラインを上回って引けているものの、110円台にも重要な抵抗帯が控えている。
    ・110.32円(日足一目均衡表・雲の下限)
    ・110.96-111.07円(3-6日の窓)
     また、日経平均株価もダブル・トップ形成、200日移動平均線を下抜けて窓を空けて下放れた後に、昨日「三役逆転」の売りの時代に入っており、本日は、雲の下限21087.85円の攻防に要注目となる。
     今週の景気判断の「悪化」(=景気後退の可能性)に続き、来週月曜日に発表される日本の1-3月期実質国内総生産(GDP)・速報値は、前期比年率▲0.2%のマイナス成長が予想されており、5月月例経済報告で景気後退が確認され、6月調査の日銀短観が悪化傾向を継続していた場合、10月の消費増税(8%⇒10%)の先送り観測が高まることになる。
     ドル買い材料としては、日米通商交渉が7月の参議院選挙後に先送りされていること、自動車関税の発動が最長6カ月延期される可能性(米政府高官筋)などが挙げられる。
     ドル売り材料としては、米中通商戦争への警戒感、中国による米国債売却の可能性、米財務省の為替報告書での円安けん制、などが挙げられる。為替報告書に関しては、昨年4月のような「円は過去20年の平均よりも約25%安い」「2013年以降の円安は日銀の量的金融緩和が要因」などの円安けん制に要警戒となる。
     朝鮮半島や中東の地政学リスクへの警戒感も、リスク回避の円買い要因となる。北朝鮮は2017年以来となる短距離ミサイルの発射実験を再開しており、イランによる中東の米軍基地への攻撃の可能性を受けて、トランプ米政権が空母打撃群をホルムズ海峡に派遣し、在イラク公館職員に退避命令を出したことで、緊迫感が高まりつつある。

  • 2019年05月17日(金)07時57分
    世界各国通貨に対する円:対0.22%安、対ユーロ0.03%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           109.84円   +0.24円    +0.22%   109.60円
    *ユーロ・円         122.72円   -0.04円    -0.03%   122.76円
    *ポンド・円         140.55円   -0.24円    -0.17%   140.79円
    *スイス・円         108.75円   +0.09円    +0.09%   108.65円
    *豪ドル・円          75.69円   -0.24円    -0.32%   75.93円
    *NZドル・円         71.79円   -0.13円    -0.18%   71.92円
    *カナダ・円          81.59円   +0.02円    +0.03%   81.56円
    *南アランド・円        7.69円   -0.02円    -0.27%    7.71円
    *メキシコペソ・円       5.75円   -0.01円    -0.13%    5.75円
    *トルコリラ・円       18.16円   -0.10円    -0.55%   18.26円
    *韓国ウォン・円        9.21円   -0.02円    -0.23%    9.23円
    *台湾ドル・円         3.52円   +0.00円    +0.06%    3.52円
    *シンガポールドル・円   80.02円   -0.08円    -0.10%   80.09円
    *香港ドル・円         13.99円   +0.03円    +0.22%   13.96円
    *ロシアルーブル・円     1.70円   +0.00円    +0.23%    1.70円
    *ブラジルレアル・円     27.18円   -0.21円    -0.75%   27.38円
    *タイバーツ・円        3.47円   -0.01円    -0.18%    3.47円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            +0.14%   114.55円   104.87円   109.69円
    *ユーロ・円           -2.47%   133.13円   118.71円   125.83円
    *ポンド・円           +0.49%   150.01円   131.70円   139.87円
    *スイス・円           -2.57%   118.06円   105.92円   111.62円
    *豪ドル・円           -2.10%   84.54円   70.64円   77.31円
    *NZドル・円         -2.60%   78.86円   69.14円   73.71円
    *カナダ・円           +1.46%   89.22円   76.98円   80.41円
    *南アランド・円        +0.70%    8.88円    7.08円    7.63円
    *メキシコペソ・円       +2.96%    6.16円    5.27円    5.58円
    *トルコリラ・円       -12.21%   24.94円   15.46円   20.68円
    *韓国ウォン・円        -6.32%   10.35円    9.16円    9.84円
    *台湾ドル・円         -1.72%    3.74円    3.41円    3.59円
    *シンガポールドル・円    -0.57%   83.32円   76.71円   80.48円
    *香港ドル・円         -0.10%   14.61円   13.40円   14.01円
    *ロシアルーブル・円     +7.25%    1.82円    1.52円    1.58円
    *ブラジルレアル・円     -3.76%   31.33円   26.39円   28.24円
    *タイバーツ・円        +2.29%    3.57円    3.26円    3.39円

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  • 2019年05月17日(金)07時19分
    円建てCME先物は16日の225先物比205円高の21255円で推移

    円建てCME先物は16日の225先物比205円高の21255円で推移している。為替市場では、ドル・円は109円80銭台、ユーロ・円は122円70銭台。

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  • 2019年05月17日(金)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    13:30 第3次産業活動指数(3月) 0.1% -0.6%

      国債買い入れオペ(残存10-25年、残存25年超)(日本銀行)


    <海外>
    15:00 欧・新車販売台数(4月)  -3.9%
    17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(5月15日まで1カ月間)
    18:00 欧・ユーロ圏CPI(4月) 0.7% 1.0%
    23:00 米・景気先行指数(4月) 0.2% 0.4%
    23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月) 97.9 97.2

      米・ニューヨーク連銀総裁が地域会合に参加
      欧・欧財務相理事会


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2019年05月17日(金)06時09分
    ニューヨーク外国為替市場概況・16日 ユーロドル、下落

     16日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下落。終値は1.1174ドルと前営業日NY終値(1.1201ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ安水準だった。欧州市場では一時1.1224ドルまで買われる場面もあったが、前日の高値1.1225ドルの上抜けに失敗すると失速した。ユーロ圏の景気減速やイタリア財政問題などの懸念でユーロ売りが出やすかったうえ、5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数などこの日発表された米経済指標が軒並み良好な結果だったことからユーロ売り・ドル買いが優勢となった。4時30分前に一時1.1166ドルと日通し安値を付けた。
     なお、サルビーニ伊副首相はこの日、「イタリアもトランプ大統領のように規律を無視する行動が必要」などと発言。前日には「EUの財政規律は欧州を飢餓状態に陥れている」とし、改正の必要があると訴えている。

     ドル円は上昇。終値は109.85円と前営業日NY終値(109.60円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。良好な米経済指標が相次ぐと、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行。ダウ平均が300ドル超上昇したことも相場の支援材料となり、一時109.97円まで値を上げた。ただ、節目の110.00円や10日の高値110.05円が目先レジスタンスとして意識されたため、110円台に乗せることは出来なかった。

     ユーロ円はほぼ横ばい。終値は122.75円と前営業日NY終値(122.76円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため相場は方向感が出なかった。

     メキシコペソはさえない。WTI原油先物価格は上昇したものの、メキシコの通貨ペソには売りが出て頭の重い展開となった。ドルペソは23時30分前に一時19.1343ペソ、ペソ円は23時過ぎに5.74円付近までペソ安に振れた。
     なお、メキシコ中銀はこの日、政策金利を現行の8.25%に据え置くことを決めたと発表。据え置きは3会合連続となる。声明では「経済成長が急速に鈍化している一方、物価の上昇は中銀の目標を超える水準になってきたため金利を据え置いた」との見解が示された。

    本日のレンジ
    ドル円:109.34円 - 109.97円
    ユーロドル:1.1166ドル - 1.1224ドル
    ユーロ円:122.54円 - 122.97円

  • 2019年05月17日(金)04時44分
    米中協議の行方を慎重に見極める必要も

     トランプ米大統領は輸入車への追加関税導入の判断を最大6カ月先送りするとみられており、今週末にも正式発表する見通し。また、ムニューシン財務長官は、カナダやメキシコとの鉄鋼・アルミ輸入関税問題で解決に近づいているとの見方を示した。米中貿易協議の継続も期待されており、目先的にリスク回避的な取引は縮小する可能性がありそうだ。

     ただ、一部の市場参加者は「中国企業の通信機器販売について米国政府がライセンス義務を付けたことに対する中国側の反応を見極める必要がある」と指摘し、米中協議の行方については「予断を許さない状況が続く」と予想している。

     米中貿易摩擦については、「中国の対米輸出額は米国の対中輸出額を遥かに上回っており、関税引き上げによって中国経済は大きな打撃を受ける」との見方が一般的だ。それでも、通商制度などで中国側が大幅に譲歩する意思はないとみられており、ある市場関係者は「米国の思惑通りに事態が進展しない場合、株式市場は混乱するだろう」と予想している。また、別の市場関係者は「株式市場の混乱に直面してトランプ大統領が米連邦準備理事会(FRB)に対して利下げを強く要求すれば、米国は貿易戦争で中国に敗北したと解釈される」、「そうなった場合、2020年のトランプ大統領再選が危ぶまれる状況となる」と指摘している。(小瀬正毅)

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  • 2019年05月17日(金)04時42分
    5月16日のNY為替・原油概況

     16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円60銭から109円97銭まで上昇し、109円85銭で引けた。この日発表された米国の5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や4月住宅着工件数などすべての指標が改善したことで、株高・長期金利上昇、ドル買いとなった。

     ユーロ・ドルは1.1206ドルから1.1166ドルまで下落し、1.1170ドルで引けた。ユーロ・円は122円96銭まで上昇後、122円64銭まで下落した。

     ポンド・ドルは1.2816ドルから1.2788ドルまで下落。英首相が6月上旬に退任時期表明との報道でポンド売りになった。ドル・スイスフランは1.0088フランから1.0107フランまで上昇した。


     16日のNY原油先物は続伸。62.67ドルから一時63.48ドルまで上昇した。サウジアラビア(ムハンマド皇太子実弟)がパイプライン攻撃について、イランが命令してイエメン反政府勢力が実行したと非難したことを受けて、中東緊張激化による供給懸念が強まり、買いになった。また、米国の5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や4月住宅着工件数などの改善を受けた株高を好感、需要回復思惑も買いにつながった。

    [経済指標]
    ・米・5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:16.6(予想:9.0、4月:8.5)
    ・米・4月住宅着工件数:123.5万戸(予想:120.9万戸、3月:116.8万戸←113.9万戸)
    ・米・4月住宅建設許可件数:129.6万戸(予想:128.9万戸、3月:128.8万戸←126.9万戸)
    ・米・先週分新規失業保険申請件数:21.2万件(予想:22.0万件、前回:22.8万件)
    ・米・失業保険継続受給者数:166.0万人(予想:167.5万人、前回:168.8万人←168.4万人)

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  • 2019年05月17日(金)04時41分
    NY金先物は大幅安、原油は続伸

    NY金:大幅安、米指標改善受けた株高・ドル高で売り強まる

    COMEX金6月限終値:1286.20↓11.60

     16日のNY金先物6月限は大幅安。1295.30ドルから1284.20ドルまで下落した。寄り付き直後は中東緊迫などでやや買いがみられた。しかし、本日発表された米国の5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や4月住宅着工件数などすべての指標が改善。米株高・長期金利上昇、ドル買いとなったことで、安全志向の買いが後退したほか、ドル高で割高感による売りが強まった。


    NY原油:続伸、中東緊張による供給懸念や株高による需要回復思惑

    NYMEX原油6月限終値:62.87↑0.85

     16日のNY原油先物は続伸。62.67ドルから一時63.48ドルまで上昇した。サウジアラビア(ムハンマド皇太子実弟)がパイプライン攻撃について、イランが命令してイエメン反政府勢力が実行したと非難したことを受けて、中東緊張激化による供給懸念が強まり、買いになった。また、米国の5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や4月住宅着工件数などの改善を受けた株高を好感、需要回復思惑も買いにつながった。

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  • 2019年05月17日(金)04時35分
    【ディーラー発】ドル円底堅く推移(NY午後)

    ドル円は上昇一服後、NYダウや日経先物の伸び悩みを受けやや軟化したものの、109円80銭前後で底堅く推移。一方、ユーロドルは1.1166付近まで売られ一段安となった。また、原油価格の上げ幅縮小が嫌気され豪ドルは対ドルで0.6886付近まで、対円で75円63銭付近まで売られたほか、カナダ円が81円49銭付近まで値を崩した。そうした中、メキシコペソ円はメキシコ中銀が政策金利を据え置いたことへの反応は限られ、5円75銭前後での動き。4時35分現在、ドル円109.839-842、ユーロ円122.722-726、ユーロドル1.11730-733で推移している。

  • 2019年05月17日(金)04時09分
    ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、もみ合い

     16日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。4時時点では109.85円と2時時点(109.85円)とほぼ同水準だった。米経済指標や米株高を受けた買いが一巡した後は109.80円台で動きが鈍っている。
     ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事の「2%の物価目標の未達は信任問題になる」、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の「FRBはインフレ2%超えを容認するべき」などの発言が伝わったが、為替相場の反応は見られなかった。

     ユーロドルは軟調。4時時点では1.1170ドルと2時時点(1.1177ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準。米経済指標を背景としたドル買いが一段落したが、ユーロ圏景気減速やイタリア財政問題などの懸念で上値は重く、1.1167ドルまでわずかながら下値を広げた。

     ユーロ円は動意薄。4時時点で122.70円と2時時点(122.79円)と比べて9銭程度のユーロ安水準。ユーロ安と円安に挟まれ、ユーロ円は122円後半での小動きにとどまった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:109.34円 - 109.97円
    ユーロドル:1.1167ドル - 1.1224ドル
    ユーロ円:122.54円 - 122.97円

  • 2019年05月17日(金)03時51分
    原油:続伸、中東緊張による供給懸念や株高による需要回復思惑

    NYMEX原油6月限終値:62.87↑0.85

     16日のNY原油先物は続伸。62.67ドルから一時63.48ドルまで上昇した。サウジアラビア(ムハンマド皇太子実弟)がパイプライン攻撃について、イランが命令してイエメン反政府勢力が実行したと非難したことを受けて、中東緊張激化による供給懸念が強まり、買いになった。また、米国の5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や4月住宅着工件数などの改善を受けた株高を好感、需要回復思惑も買いにつながった。

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