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2021年10月08日(金)のFXニュース(6)

  • 2021年10月08日(金)20時10分
    ドル・円は動意薄、米金利にらみ

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は111円80銭台と、動意の薄い値動きが続く。米10年債利回りは1.58%台の高水準ながら失速しており、ドルはやや売られやすい地合いのようだ。一方、欧州株式市場はほぼ全面安、米株式先物は不安定で、リスク選好の円売りは出にくい。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円80銭から111円99銭、ユーロ・円は129円25銭から129円42銭、ユーロ・ドルは1.1543ドルから1.1569ドル。

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  • 2021年10月08日(金)20時04分
    欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、いったん頭打ち

     8日の欧州外国為替市場でドル円はいったん頭打ち。20時時点では111.80円と17時時点(111.95円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。112.00円の厚めの売りがしっかり上値を抑え、欧州通貨が対ドルで反発した影響も受けて現レンジまで水準を切り下げた。習・中国国家主席による岸田新首相へ向けた「中国と日本の両国が歴史・台湾関連問題に適切に対処すべき」と、中国と新政権の関係の先行きに対する不透明感を意識させる見解も伝わっていた。

     ユーロドルは底堅い。20時時点では1.1563ドルと17時時点(1.1547ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利のじり高の流れが頭打ちとなった一方、欧・英長期債利回りが上昇。欧州通貨が強含み、ユーロドルは一時1.1569ドル、ポンドドルも1.3638ドルまで買われた。

     ユーロ円は一時強含む。20時時点では129.27円と、17時時点(129.28円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。欧州通貨買いの流れに乗って一時129.43円まで上昇。ただ、その後は次第にドル円の円買いに連動して伸び悩んだ。ポンド円も152.55円まで上昇後、152.30円台へ下押した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:111.60円 - 112.00円
    ユーロドル:1.1542ドル - 1.1569ドル
    ユーロ円:128.94円 - 129.43円

  • 2021年10月08日(金)19時45分
    NY為替見通し=9月米雇用統計、期待は高いが「織り込み済み」には注意

     本日のニューヨーク為替市場はやはり、序盤に発表される9月米雇用統計が最大の注目となる。非農業部門雇用者数変化は市場予想50万人増と8月の増加幅から2倍以上の拡大、失業率も5.1%と前回から0.1%改善される見込みだ。失業率が予想通りであれば、2020年3月以来の水準まで労働市場の強さが戻ることになる。

     米債務上限問題への懸念が和らぎ市場のリスクセンチメントが改善するなか、もし雇用指標が期待以上の結果ともなれば、米長期金利の上昇に伴いドル買いも強まりやすそうだ。ドル円の上値では2020年高値112.23円から19年高値112.40円を巡る攻防が注目される。

     ただし改善を当て込んでドルロングも溜まりつつあり、「織り込み済み」と捉えられる程度の結果であれば、上値試しは一時的で終わり、下サイドへの調整幅拡大という可能性もある。もちろん、前回のように非農業部門雇用者数が予想を大きく下回るようだと、期待が高かった分だけドルの振り落としも大きくなるだろう。その場合は110.80円台の今週前半の安値圏が意識されそうだ。

     米国と同じくカナダも9月雇用統計(予想:新規雇用者数変化6.50万人/失業率6.9%)が発表予定。こちらは新規雇用者数が前回から鈍化予想だが、失業率は改善見込み。市場の目は米長期金利に向いており、カナダ雇用統計については予想から大きく外れた場合のみカナダドルに影響しそうだ。また、時間外から上値を伸ばした原油相場の動きにも依然として注意が必要だろう。

    想定レンジ上限
    ・ドル円は2019年4月高値(19年高値)112.40円、カナダドル円は心理的節目90.00円。

    想定レンジ下限
    ・ドル円は4日安値110.82円、カナダドル円は7日安値88.34円。

  • 2021年10月08日(金)19時22分
    ドル・円は変わらず、ドルに調整の売り

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は111円80銭台と、変わらずの値動き。この後の発表される米雇用統計を前にドルへの調整売りが観測され、欧州やオセアニアの主要通貨は対ドルで小幅に上昇。その影響でクロス円もやや値を上げる展開だが、欧米株安で円売りは限定的のようだ。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円83銭から111円99銭、ユーロ・円は129円25銭から129円42銭、ユーロ・ドルは1.1543ドルから1.1569ドル。

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  • 2021年10月08日(金)19時11分
    来週のスイスフラン「120円を挟んだ水準でもみ合う状態が続くか」

    [スイスフラン]

     来週のスイスフラン・円は、もみ合いか。引き続きユーロ安・米ドル高の進行を意識した相場展開となりそうだ。米量的緩和策の早期縮小観測がさらに広がった場合、ユーロ売り・米ドル買いは継続し、ユーロに連動するスイスフランの対円レートは120円を挟んだ水準でもみ合う状態が続くとみられる。
    〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:118円50銭−121円00銭

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  • 2021年10月08日(金)19時11分
    ポンドやユーロが強含み、ポンド円は152.50円台乗せ

      英国や独仏の長期債利回り上昇を眺めながら、ポンドやユーロが対ドル・円で強含み。ポンドドルは1.3635ドル、ポンド円が152.54円まで上値を伸ばし、ユーロドルは1.1569ドル、ユーロ円が129.43円まで買われた。

  • 2021年10月08日(金)19時10分
    来週のカナダドル「底堅い展開か、根強い原油先高観が引き続き下支えに」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は底堅い展開か。ロシアが天然ガスの供給拡大を示唆も、需給ひっ迫感による原油価格の先高観は強く、引き続きカナダドルの下支えとなる。ただ、消費者物価指数の伸び拡大や雇用情勢の改善傾向などは続いているものの、カナダ中央銀行のやや慎重な姿勢から今後の緩和縮小ペースは不透明との見方は根強く、カナダドル買いを進めづらい面もある。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:88円00銭-90円00銭

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  • 2021年10月08日(金)19時09分
    来週の英ポンド「もみ合いか、原油高は支援材料に」

    [英ポンド]

     来週のポンド・円はもみ合いか。中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)懸念でリスク回避的な円買いが優勢となれば、ポンドを下押しする展開となりそうだ。米引き締め観測を背景にポンドは対米ドルで弱含む可能性があり、対円でもそれに追随しよう。一方、原油相場の底堅い値動きが続くなか、ポンドは資源国通貨として買いが入りやすく、下値の堅さが意識される見通し。
    ○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント
    ・12日:6-8月期ILO失業率(前回:4.6%)
    ・予想レンジ:150円50銭−153円50銭

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  • 2021年10月08日(金)19時07分
    来週のNZドル「もみ合いか、現時点で連続利上げの可能性低い」

    [NZドル]

     来週のNZドル・円はもみ合いか。NZ準備銀行(中央銀行)は、政策金利を0.25ポイント引き上げて0.50%に決定し、「さらなる動きは中期的な消費者物価指数(CPI)、雇用の見通し次第」としており、連続的な利上げを見込んだNZドル買い・円売りが広がる可能性は低いとみられる。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:76円00銭-78円50銭

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  • 2021年10月08日(金)19時06分
    来週の豪ドル「弱含みか、雇用統計の悪化を警戒」

    [豪ドル]

     来週の豪ドル・円は弱含みか。需給ひっ迫感による資源価格高が引き続き豪ドルの下支えとなる。ただ、豪準備銀行(中央銀行)は「サプライチェーンの障害のインフレへの影響は限定的」との見方を示し、量的緩和縮小のペースや利上げ開始時期についての変更は当面見込みにくく、豪ドルは買い進めづらい面がある。また、9月雇用統計については、「7-9月期に著しい成長減速」(中銀)との見方のなか、悪化が警戒される。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・14日:9月雇用統計(8月:失業率4.5%、雇用者数増減-14.63万人)
    ・予想レンジ:80円50銭-82円50銭

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  • 2021年10月08日(金)19時05分
    来週のユーロ「下げ渋りか、米ドル・円相場の動向が手掛かり材料に」

    [ユーロ]

    「下げ渋りか、1.15ドル台で押し目買い興味残る」
     来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め観測を背景とした金利高でドル高に振れやすいなか、ユーロは下落基調が見込まれる。ただ、サポートラインとみられていた1.16ドルを割り込んだものの、1.15ドル台では押し目買いが観測され底堅さが目立つ。ユーロ圏8月鉱工業生産が市場予想を上回った場合、ユーロ売りは縮小するとみられる。
    ・予想レンジ:1.1500ドル−1.1650ドル


    「下げ渋りか、米ドル・円相場の動向が手掛かり材料に」
     来週のユーロ・円は、下げ渋りか。中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)が不安視されるなか、アジアや欧米の株安を手がかりにリスク回避的な円買いがユーロを下押しする展開が見込まれる。ただ、ユーロは対ドルで押し目買いが観測され、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、対円でも下げづらい展開となりそうだ。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・13日:8月鉱工業生産(7月:前月比+1.5%)
    ・予想レンジ:128円00銭−130円50銭

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  • 2021年10月08日(金)19時04分
    来週のドル・円「伸び悩みか、9月小売売上高が手掛かり材料に」

    [ドル・円]

     来週のドル・円は伸び悩みか。今後発表される米国の経済指標が良好な内容であれば、連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の早期縮小観測は一段と強まり、長期金利の上昇を手がかりとしたドル買いが継続しそうだ。米連邦債務上限を12月上旬まで一時的に拡大する方針で与野党の指導部が合意したこともドル買い材料となった。

     ただ、原油高などによってインフレ圧力はさらに強まる可能性があり、この動きを嫌って米国株式が下落した場合はドル相場を圧迫する要因となりそうだ。また、10月15日発表の9月米小売売上高は前月比マイナスとなる可能性が高いと予想されており、景気減速を警戒して米国株式が下落した場合も、リスク回避的なドル売り・円買いが強まる見込み。1ドル=112円近辺で顧客筋や短期筋のドル売りが増えるとの見方もドルの上昇を抑える一因となる。

     なお、米国経済指標では、10月13日発表の9月消費者物価コア指数(CPI)も有力な売買材料となりそうだ。前年比+4.0%と予想されており、上昇率は8月実績と同水準になりそうだが、9月消費者物価コア指数が市場予想と一致、または上回った場合、米国金利正常化への思惑で金利先高観は続く見通し。


    【米・9月消費者物価コア指数(CPI)】(13日)
    13日発表の米9月消費者物価コア指数(CPI)は8月実績の前年比+4.0%から横ばいとなる見込み。ただし、市場予想を上回った場合、ドルの押し上げ要因に。

    【米・9月小売売上高】(15日)
    15日発表の9月小売売上高は前月比-0.2%と、再びマイナスへ転落の見通し。7月分はプラスへ転じたが、消費の弱さが露呈されれば減速への警戒により金利安・ドル安の要因となろう。

    ・予想レンジ:110円80銭−112円80銭

    ・10月11日-15日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(欧)8月ユーロ圏鉱工業生産 13日(水)午後6時発表予定
    ・予想は前月比-1.5%
     参考となる7月実績は前月比+1.5%。非耐久消費財、資本財の伸びが目立った。8月については、非耐久消費財と資本財の伸びが鈍化するとみられていること、ドイツの企業景況感は改善していないことから、ユーロ圏の鉱工業生産は前月比横ばいか、マイナスとなる可能性がある。

    ○(米)9月消費者物価コア指数 13日(水)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前年比+4.0%
     参考となる8月実績は前年比+4.0%で上昇率は7月実績の4.3%を下回った。中古自動車・トラックが前月比で下落したことなどが要因。ただし、人手不足や供給網の混乱など物価上昇につながる要因は消えていないため、9月のコアインフレ率は8月実績と同水準となる可能性がある。中期的にも3%超の状態が続くと予想される。

    ○(米)9月小売売上高 15日(金)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前月比-0.2%
     参考となる8月実績は、前月比+0.7%で予想に反して増加した。オンライン販売が増加したことや、家具類の売上が大きく伸びたことが要因。政府からの児童税額控除の支給が売上増加につながった可能性がある。9月については、オンライン販売は8月に増加した反動で9月は伸び悩む可能性があること、自動車販売は引き続きさえない状態が続いていることから、前月比マイナスとなる可能性がある。

    ○(米)10月ミシガン大学消費者信頼感指数 15日(金)午後11時発表予定
    ・予想は、73.5
     参考となる9月実績は72.8で速報値71.0から上方修正された。ただし、消費者の多くはインフレ率の高止まりを警戒しており、景気の先行きについて慎重な見方を持っていることが確認された。10月については、9月時点の期待指数が上昇していることから、9月実績を上回る可能性があるが、大幅な改善は期待できない。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・12日(火):(日)9月国内企業物価指数、(英)6-8月ILO失業率、(独)10月ZEW景気期待指数
    ・13日(水):(中)9月貿易収支
    ・14日(木):(豪)9月失業率、(中)9月消費者物価指数、(米)9月生産者物価指数
    ・15日(金):(米)8月企業在庫

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  • 2021年10月08日(金)18時30分
    ユーロ円リアルタイムオーダー=129.00円 割り込むとストップロス売り

    131.00円 売り
    130.50円 売り
    130.00円 売り
    129.80円 売り
    129.60円 売り
    129.50円 売り・超えるとストップロス買い
    129.40円 売り厚め

    129.31円 10/8 18:11現在(高値129.37円 - 安値128.94円)

    129.00円 割り込むとストップロス売り
    129.70-90円 断続的に買い
    128.60円 買い厚め
    128.30円 買い
    128.00円 買い
    127.90円 買いやや小さめ
    127.00円 買い小さめ

  • 2021年10月08日(金)18時21分
    ドル円 111.80円台まで売り戻される、112円の売りが重しに

     欧州序盤は買いが先行したドル円だが、112.00円の厚めの売りにしっかりと頭を抑えられた。欧州通貨が対ドルで反発した影響も受け、一時111.85円付近まで上値を切り下げている。ユーロドルは1.1560ドル付近、ポンドドルが1.3610ドル前後まで持ち直した。

  • 2021年10月08日(金)18時20分
    ドル・円は上げ渋り、節目付近の売りが下押し

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は上げ渋り、112円手前から111円80銭台に値を下げた。節目付近の売りに押され、上値の重さが意識される。米10年債利回りは高水準を維持するものの、上昇一服でドル買いは入りづらい。また、欧米株価指数は軟調で、円売りは抑制された。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円83銭から111円99銭、ユーロ・円は129円25銭から129円37銭、ユーロ・ドルは1.1543ドルから1.1557ドル。

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