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2014年07月16日(水)のFXニュース(1)

  • 2014年07月16日(水)08時18分
    豪ドル円は上値が重くなる、NZドルにつれる

     豪ドルは、予想比弱めの物価指数を受けてさえない動きとなっているNZドルに連れ安。豪ドル/ドルは0.9366ドル、豪ドル円は95.23円までレンジ下限を広げた。

  • 2014年07月16日(水)08時00分
    東京為替見通し=ドル円上値重いか、中国ではGDP発表

     海外市場でのドル円は、イエレンFRB議長の証言内容を受け、101.44円まで下押しした後に、101.75円まで反発した。一方で、ユーロドルはポルトガルのエスピリト・サント・グループの経営問題が尾を引き、1.3562ドルまで軟化した。その他では、英国の早期利上げ期待を背景にポンドドルは1.7192ドルまで上昇する場面があった。
     議長は半期の証言で「高水準の金融緩和が引き続き適切」、「労働市場にはかなりのたるみが残っている」との見解を示した。その後、質疑応答で「GDP縮小に関わらず、多くの指標は明るさが一段と増している」とした上で、労働市場が予想より速いペースで改善し続ければ「想定しているよりも早期に引き締めが行われる公算」と指摘した。市場は後半の部分により反応した感じだ。
     東京タイムでのドル円は、上値が抑制された状態となるか。イエレン議長の証言を受けた市場の反応については、足元の雇用指標で強い結果が続いているため、利上げ時期が前倒しされとの見方はある程度許容できるだろう。しかし、議長が労働市場は健全な状況から程遠いとの認識を示していることを踏まえれば、昨日の値動きはいく分勇み足といった側面が強いとの印象。今晩の下院でのFRB議長の証言や、米地区連銀経済報告(ベージュブック)の内容を受けて、昨日のドル高の流れが巻き戻されることも十分に考えられる。こうした点を踏まえれば、ドル円は引き続き102円付近で上値の重さを意識しながらの展開になりそうだ。
     また、中国4-6月期国内総生産(GDP)、同6月鉱工業生産・小売売上高の結果がドル円の重しになることもあるか。中国の貿易黒字は改善傾向が続いている。そのため、4-6月期の成長は前期から拡大が期待できる。市場予想は前年比で7.4%増、前期比で1.8%増となっている。一部の地元紙では、前年比で7.5%成長と政府の目標値を達成したと報じるところもある。しかし、外需の回復が緩やかなことなどで先行きへの不透明感は拭いきれていない。成長率目標の達成には追加刺激策を余儀なくされるとの見方もある。結果次第では、豪ドル円中心に円高圧力が高まることも想定される。

  • 2014年07月16日(水)07時43分
    ドル円は101.65円近辺、昨日高値からは小幅に押し戻される

     ドル円は101.65円近辺。昨日は、イエレンFRB議長の半期の議会証言を受けて、101.75円まで上昇したが、その後は伸び悩んでいる。議長の半期証言で、「GDP縮小に関わらず、多くの指標は明るさが一段と増している」とした上で、労働市場が予想より速いペースで改善し続ければ「想定しているよりも早期に引き締めが行われる公算」と指摘した点に反応したようだが、「高水準の金融緩和が引き続き適切」、「労働市場にはかなりのたるみが残っている」と従来の慎重姿勢を崩しておらず、ドル高の流れも限られた。

  • 2014年07月16日(水)06時09分
    ■NY為替・15日=FRB議長の証言でドル高も、ハト派色強い

     イエレンFRB議長の証言を巡ってドルが動意付いた。証言内容はこれまで通りのハト派スタンスだったが、景気に対して若干前向きな部分も感じられ、ドル売りが入った後、ドル高方向に振れている。イエレンFRB議長は「高水準の金融緩和が引き続き適切」、「労働市場にはかなりのたるみが依然としてある」などと述べた。質疑応答では、「GDP縮小に関わらず、多くの指標は明るさが一段と増している」、「利上げ前に経済が底堅い道筋にあること確実にする必要がある」などと語った。わずかにハト派色が緩んだようにもみえる。
     ただ、イエレンFRB議長のスタンスは慎重に慎重を期すハトだった。ドルや米長期債利回りの上下動の背景はイエレンFRB議長の発言から多くを読み取ろうとした結果だと思われる。
     本日発表された米経済指標では、米小売売上高が市場予想の伸びに届かなかった一方で、米NY連銀製造業景況指数は強く、2010年4月以来の高水準を記録した。
     ドル円はイエレンFRB議長のハト派スタンスを確認すると101.44円まで下押し。その後、101.75円まで反発に転じた。ポルトガルのエスピリト・サント・グループの経営問題が尾を引いたこともあり、ユーロドルは1.3562ドルまで軟化。ポンドドルは1.7192ドルまで上昇し、1.7200ドルのオプションバリアに迫ったが突破できず、1.71ドル前半に調整。ドル/加ドルは1.0770加ドルまでドル高・加ドル安に。豪ドル/ドルは0.9349ドル、NZドル/ドルは0.8750ドルまで下落した。ロンドンフィックスにかけて豪ドル買い・NZドル売りが持ち込まれ、NZドルの重さが目立っている。
     ユーロ円は137.89円まで下落。加ドル円は94.35円、NZドル円は88.99円まで安値を塗り替えた。主に対ドルの値動きに追随しているが、続伸して始まった米株価指数が失速したこともクロス円の重し。
     6時現在、ドル円は101.68円、ユーロドルは1.3568ドル、ユーロ円は137.97円で推移。

  • 2014年07月16日(水)01時30分
    ■LDNFIX=FRB議長の証言めぐってドル上下

     イエレンFRB議長の証言を巡ってドルが動意付いた。証言内容のテキストが伝わった段階では、従来のハト派色が確認されたことでドル売りが入ったが長続きせず。イエレンFRB議長は「高水準の金融緩和が引き続き適切」、「労働市場にはかなりのたるみが依然としてある」などと述べた。多くの市民は失業したままであり、米景気回復は完了しておらず、住宅市場の動向には失望していると語った。
     その後、質疑応答が始まるとドル買いが優勢に。イエレンFRB議長は「GDP縮小に関わらず、多くの指標は明るさが一段と増している」、「利上げ前に経済が底堅い道筋にあること確実にする必要がある」などと語った。わずかにハト派色が緩んだようにみえる。
     ただ、ドル売りからドル買いへと移行したものの、イエレンFRB議長のスタンスは慎重に慎重を期すハトだった。ドルや米長期債利回りの上下動の背景はイエレンFRB議長の発言から多くを読み取ろうとした市場参加者の勇み足だろう。手がかりに飢えた市場参加者の心境が、存在しないものを存在するかのようにみせたのではないか。
     本日発表された米経済指標では、米小売売上高が市場予想の伸びに届かなかった一方で、米NY連銀製造業景況指数は強く、2010年4月以来の高水準を記録した。強弱の内容に相場の反応は限られた。
     ドル円は101.44円まで下押し後、101.75円まで反発に転じたものの、ドル買いも続かず。ユーロドルはユーロ売り・ポンド買いが続いたこともあり、1.3562ドルまで軟化。ポンドドルは1.7192ドルまで上昇し、オプションバリアに迫ったが1.71ドル前半に調整している。ドル/加ドルは1.0770加ドルまでドル高・加ドル安に。豪ドル/ドルは0.9349ドル、NZドル/ドルは0.8750ドルまで下落した。ロンドンフィックスにかけて豪ドル買い・NZドル売りが持ち込まれ、NZドルの重さが目立っている。
     ユーロ円はユーロドルの軟化につれ137.89円まで下落。加ドル円は94.35円、NZドル円は88.99円まで安値を塗り替えた。主に対ドルの値動きに追随しているが、続伸して始まった米株価指数が失速したこともクロス円の重し。

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