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FXってホントに儲かるの?
──2021年、年の初めに

2021年01月01日(金)00:00公開 (2021年01月01日(金)00:00更新)
ザイFX!編集部

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 ザイFX!読者のみなさま、新年おめでとうございます。

 ザイFX!編集長の井口稔です。

 いつもザイFX!をご愛読いただき、ありがとうございます。本年、2021年もザイFX!をよろしくお願いいたします。

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日経平均は激しい急落後に大反発。原油価格はマイナスに

 昨年、2020年の元旦に本コーナーにて公開した記事で、2020年は「通年で令和」となる最初の年であり、これは「通年で平成」となった最初の年、1990年と似た状況と言えるかもしれないと書きました。

 1990年とはバブル崩壊の年でした。

 1989年の大納会に終値で3万8915円という史上最高値をマークした日経平均は、その翌年の1990年、1万9781円の安値をつけるまで暴落したのです。

日経平均 月足(1981年~1990年)
日経平均 週足チャート

(出所:Bloomberg)

 2020年という年はどうだったでしょうか? ヒトの世界における主役はヒトではありませんでした。ヒトの世界は新型コロナウイルス(COVID-19)というウイルスの話題一色でした。

新型コロナウイルス3Dモデル

 そして、2~3月にかけて金融市場で巻き起こったのはコロナショックと呼ばれる激しいリスクオフ相場でした。

【参考記事】
コロナショックのNYダウ暴落を、世界恐慌やリーマン・ショックのときと比較してみると…(2020年3月26日)

日経平均 週足
日経平均 週足チャート

本記事ではこれ以下のものも含め、2020年の相場状況を示すチャートは2020年12月24日~25日に作成しています(日付の特記があるものを除く)。(出所:TradingView

 日経平均は2020年1月17日の高値、2万4115円から3月19日の安値、1万6358円まで約2ヵ月で約32%も急落しました。

 1990年は最安値まで約9ヵ月で約49%の下落。

 2020年は最安値まで約2ヵ月で約32%の下落。

 1990年はさすがの平成バブル崩壊です。歴史に残る大きな下落率となっています。けれど、2020年も下落スピードでは全然負けていません。2ヵ月で32%の下落ですから1年ならその6倍、そのように単純に計算すれば192%もの下落になります!? 政策金利に続き、日経平均もマイナス圏にすわ突入か!?といったオドロキの数字が算出されるのですから、そのハイスピードぶりがよくわかるというものです。

 もちろん、実際には日経平均がマイナスになることなどありえません(たぶん)。原油価格だって、それは同じこと──と思っていたら、2020年は4月に原油先物の一部の銘柄がずいぶんなマイナス価格まで下がるという、信じられない出来事も起こりました。

【参考記事】
原油価格が史上初のマイナスに! 一体なぜ? 各社の原油CFDはマイナス価格になったのか?(2020年4月22日)

WTI原油先物の期近5月限 15分足(2020年4月20日近辺) 
WTI原油先物の期近5月限 15分足チャート

(出所:TradingView

 日経平均に話を戻すと、コロナショックの下落スピードに驚かされたあと、もっと驚かされたのは、そこから日経平均が大きく反転上昇したことです。日経平均はとうに2019年末の水準を超え、年末終値としては31年ぶりの高値圏にあり、年間上昇率は約16%ほどにもなっています。

日経平均 週足
日経平均 週足チャート

(出所:TradingView

コロナバブル? ナスダックはものすごい勢いで上昇

 もちろん、日本株だけでなく、米国株もコロナショック後に大反転。というか、世界株式市場の主役は米国のハイテク銘柄だったといえるでしょう。代表的な株価指数でアゲアゲっぷりがもっとも目立ったのはハイテク銘柄中心のナスダック総合指数。コロナショック時の安値から、その2倍近くまで、ものすごい勢いで上昇しました。

ナスダック総合指数 週足
ナスダック総合指数 週足チャート

(出所:TradingView

 そして、世界で一番有名な株価指数、NYダウも大きく反発し、史上最高値圏にあります。

【参考記事】
NYダウに好条件で投資できる金融商品は? GMOクリック証券の米国30が有力な選択肢(2020年12月1日)

NYダウ 週足
NYダウ 週足チャート

(出所:TradingView

 こういったことを指して、“コロナバブル”という言葉が使われることもありました。

【参考記事】
コロナバブルに乗れるかどうかで、人生が変わる! 日本が受ける米緩和の恩恵とは?(陳満咲杜、2020年8月28日)

新型コロナが世界経済に大打撃。それを好感して株高に!?

 新型コロナウイルス対策で、世界中の人々の行き来は途絶え、世界各地でロックダウン(都市封鎖)が行われました。米雇用統計はマイナス2000万人超という、のけぞるような数字を叩き出し、欧州経済は第二次世界大戦に匹敵するという声も出るぐらいの大打撃を受けました。

【参考記事】
4月米雇用統計予想はマイナス2000万人超。豪ドルは短期調整も、中長期は強気継続!(西原宏一&大橋ひろこ、2020年5月4日)
欧州の経済打撃は第二次世界大戦に匹敵か。イタリアを救うのは中国!? ギリシャ危機と同じ!?(志摩力男、2020年4月28日)

新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、世界経済に大打撃を与えたことを市場は好感し、株高が進んだ──端折って書くと、そうなります。

 意味がわかりません。

 「新型コロナに対応したDX関連銘柄が市場を先導した」「先を読む株式市場はもうアフターコロナの世界を見ている」などなど、いろいろなことが言われますし、それぞれの事柄には一定の説明力があるのでしょうが、そのもっとも大きな背景としてデンと構えているのは、よく指摘されるように金余りということではないでしょうか。過剰流動性相場です。

【参考記事】
メディアが騒ぎ始めたら、なぜ相場は終わる? 戦後最悪の景気と株高の併存は気味が悪い(2020年9月19日)

米ドルがジャブジャブになり、米ドル安が進んだ

 新型コロナウイルスで経済が大打撃を受けたことに対応し、世界中で大規模な金融緩和と財政政策が行われました。とりわけ米国の政策は規模が大きく、外国為替市場では、これが「米ドル安」という現象として表れました。米ドルがジャブジャブになっているイメージです。

【参考記事】
対GDP比17.9%! 巨額の米財政支出で溢れたマネーが次は米ドル相場を押し下げる?(志摩力男、2020年6月24日)

 米ドルの総合的な強さを示すドルインデックスを見ると、2~3月のコロナショック時はいったん急激に下がったあと、急上昇するなど、緊急事態が起きていることを十二分に感じさせる動きとなっていました。

【参考記事】
これは、リーマンショック以上の危機!! 世界的な米ドル不足で米ドル全面高に(今井雅人、2020年3月19日)

ドルインデックス 週足
ドルインデックス 週足チャート

(出所:TradingView

 このとき、米ドルが急上昇したのは、企業が米ドル不足に陥っているからといった説明がなされていましたが、ドルインデックスはその3月下旬につけた高値をピークにして、保ち合い期間を挟みながらも、基調としてはズルズルと下落し続けています。

ドルインデックス 週足
ドルインデックス 週足チャート

(出所:TradingView

 そして、金融市場は米ドルの反対側にあるものが上がるような格好となり、株が上がったことはすでに触れましたが、夏場にかけては金(ゴールド)も上がりましたし…

【参考記事】
金の最高値更新は本当に米ドル崩壊の証拠? もし米ドルが崩壊すればそれは世界の終わり(陳満咲杜、2020年8月7日)

NY金 週足
NY金 週足チャート

(出所:TradingView

ビットコインが大きく上昇し、2017年末につけた史上最高値を更新したことも話題となりました。

【参考記事】
一時200万円へ! ビットコインはなぜ上昇? コロナ組参入、DeFiバブル、ペイパル参入(高城泰、2020年11月30日)

ビットコイン/円 月足
ビットコイン/円 月足チャート

(出所:TradingView

2021年も基調は「米ドル安」との予想が多い

 2020年末に、ザイFX!連載陣の2021年相場見通しが公開されています。

 前述のとおり、2020年はコロナショック以降、米ドル安が目立った年でした。2021年もこの流れが続くのかどうかが外国為替市場の1つの大きなポイントでしょう。ザイFX!連載陣の見通しを眺め渡すと、2021年も基調は「米ドル安」と考えている人が多いようです。

 たとえば、元ゴールドマンサックスの志摩力男さんは2021年の相場見通しで、

 「そろそろ、主要金融機関の来年度の予想が出てくる頃ですが、全体的に米ドル安予想が多いと思います。

 そのもっとも大きな理由は、米国の低金利が続くことです」

 と書いています。米国の低金利を基本に置きつつ、さらに志摩さんの考察は続くのですが、詳しいことは志摩さんの記事でぜひご覧ください。

【参考記事】
2021年の米ドル/円は、少し円高方向か。95~105円程度がコアのレンジと想定(志摩力男、2020年12月23日)

 ちなみに、志摩力男さんはザイFX!で「志摩力男のグローバルFXトレード!」という有料メルマガも配信しています。

「リスクオフの円買い」はもはや過去のロジックなのか

 また、異色のアナリスト・陳満咲杜さんは2021年の相場見通しで、

 「米ドルの過剰流動性相場の継続で、米ドル全体(ドルインデックス)の急速な切り返しも考えにくい」

 と書いています。前述した「米ドルジャブジャブ」という状況から、米ドルは全体的に2021年も上がりにくいとの見通しです。

 その一方、日本円について陳さんは、

 「伝統的な『リスクオフの円買い』は、もはや過去のロジックで、コロナショックにおいて検証されなかった」

 と書いています。今はもうリスクオフでも円買いにはあまりならない、というのです。

 その結果、米ドル/円については102円台半ばを下限と見なせば、高値は112円程度、オーバーシュートしても115円程度ということを2021年のメインシナリオとしているようです。では、サプライズ・シナリオは…?

 詳しくは陳さんの2021年相場見通しの記事をご覧ください。

【参考記事】
2021年こそ「新たな円安時代」の幕開けか。米ドル/円をめぐる2つのシナリオとは?(陳満咲杜、2020年12月25日)

コロナショック以外は小動きだった米ドル/円、2021年は?

 陳さんの2021年、米ドル/円見通しを先にご紹介しましたが、2020年の米ドル/円を改めて振り返ってみると、コロナショック以外は、全般的な米ドル安の影響を受け、米ドル安・円高を基調としつつも、とにかくあまり動かない、動きが小さいという印象でした。

米ドル/円 週足
米ドル/円 週足チャート

(出所:TradingView

 こんな米ドル/円について、FX専業トレーダーのバカラ村さんは2021年の相場見通しで、

 「来年(2021年)は、米国が民主党政権に変わることもあり、直近4年間よりも大きく動くことに期待しています」

 と書いています。

【参考記事】
【2021年の見通し】米ドル/円、目先は97円。その後、年末に向けて110円へ上昇の可能性(バカラ村、2020年12月22日)

 バカラ村さんが「直近4年間」と書いているとおり、米ドル/円があまり動かなかったのは2020年のことだけではありませんでした。ブレグジットにトランプラリーと相場が揺れに揺れた2016年の翌年から4年連続で米ドル/円はあまり動いていません。

【参考記事】
ブレグジット=英国のEU離脱とは? 欧州連合離脱の経緯、離脱までの過程を解説(2020年8月26日)
トランプラリーとは? 2016年米大統領選でのトランプ氏当選を受けて、強烈なリスクオンに!(2020年11月10日)

米ドル/円 月足
米ドル/円 月足チャート

(出所:TradingView

 バカラ村さんの書いているとおり、FXトレーダーとしては、2021年こそは米ドル/円が動いてくれることを期待したいところです。

FXってホントに儲かるの?

 そんなバカラ村さんですが、ザイFX!で発行している有料メルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」で12月21日(月)に「2020年メルマガのトレード成績」と題したメルマガを配信していました。

 そのメルマガから一部引用してみます。

バカラ村のFXトレード日報!
2020年12月21日(月) 22:27の配信メール
今年は波乱の1年でしたが、そこでメルマガの1年間のトレード収益を振り返ってみたいと思います。

昨年は、読者さんがこのメルマガを完全コピートレードしただけで、1000万円スタートで600万円増やされたので、今年は私も検証するようにしました。 (昨年までは超短期のトレードなども1つの口座の中で混ざっていたことで、メルマガの成績がはっきりと分からなかったためです。)

今年はコロナ相場で波乱の多い年でしたが、プラスに終わらせています。

 そして、この「バカラ村メルマガ」の成績推移をグラフ化したものがこちらです。上述のメルマガ配信で紹介されていたものと同じグラフになります。

バカラ村メルマガ 成績の推移(クリックで拡大)
バカラ村メルマガ 成績の推移

年間のリターンは約30%ほどとなっています。

 バカラ村さんは年後半はレバレッジを抑え、ポジション量を少額にしたと12月21日(月)のこのメルマガで書いています。それでこのパフォーマンスを出しているということです。レバレッジを抑えたのは「ドローダウンを減らして欲しい」という読者からの要望が複数届いたことへの対応とのことでした。

 さらに次のように書いています。

バカラ村のFXトレード日報!
2020年12月21日(月) 22:27の配信メール
私としては、レバレッジがかかった方が収益率が高くなると考えていますが、ドローダウンを減らすにはレバレッジを低くするのが一番良い方法だと思うため、そのようにしました。

今は、どのタイミングからメルマガを読み始めていたとしても、収益がプラスになっていますので、今後短期的に負けたとしても、元本が割れるほどにはならないと思いますので、来年はレバレッジを引き上げることができる状態まで来たかと考えています。

 このようにバカラ村さんは、来年はレバレッジが引き上げ可能な状態まで来た、と書いています。

 その背景として、上図の後半、水色の箇所でグラフがかなり順調に右肩上がりになっていることなどがあり、メルマガ読者が仮にバカラ村さんのメルマガのコピートレードをしたとしたら(※)、みんなプラスになっているということがあるようです。

(※ただし、バカラ村さんはメルマガのコピートレードを推奨していません)

 逆に水色の箇所以前ではグラフが行ったり来たりになっている時期もありますが、それには理由があります。詳しい説明はバカラ村さん自身が12月21日(月)のメルマガ内で解説しているのですが、メルマガのバックナンバーは会員専用WEBサービスへログインすると見られます(※)。

(※会員専用WEBサービスへのログインは、有料メルマガ申込み後、無料期間(通常10日間)経過後から可能になります)

「FXってホントに儲かるの?」という本記事タイトルにひかれてやってきたみなさま、お待たせしました。FXでは儲かることもあれば、損することもあります。これが何も答えていないようでいて、誠実な答えではないかと私は思っています。

 ただし、「儲けるためにはやり方がある」とは言えるのではないでしょうか。

 バカラ村さんのメルマガについては以下の記事もご参考に。

【参考記事】
1年強で資産12倍を達成したメルマガとは? 新鋭FXチームが検証した内容を大公開!(高城泰、2019年7月22日)

西原宏一さんはなぜ、豪ドル推しなのか?

 2020年は主要通貨の中で、コロナショック後に割とわかりやすく上昇したなぁ~と感じられる通貨がありました。豪ドルです。

 今、「わかりやすく上昇」なんて書きましたが、それはあくまであとから振り返ってみれば…ということです。

 先進国通貨の中で代表的な高金利通貨だった豪ドルですが、新型コロナの影響もあり、今やその政策金利はわずか0.1%! この数字には、どこが高金利通貨や、超低金利通貨やないか~!と思わず言葉も汚くなってしまうほどですが、そんな超低金利下でも、豪ドルはじつは上がっていたのです。

豪ドル/円 週足
豪ドル/円 週足チャート

(出所:TradingView

 ザイFX!連載陣の中で、そんな豪ドルを早くから推していた人に元シティバンクのチーフ為替ディーラー、西原宏一さんがいます。

 以下は西原さんの2020年連載記事から豪ドル関連のものを抜き出したものですが、西原さんの豪ドル推しの記事はかなり多いため、これでも結構割愛しています。

【参考記事】
「株安・米ドル高」の流れは早晩反転か? 豪ドルは悪材料出尽くしで中期的に反発へ(西原宏一、2020年3月26日)
豪ドル/米ドルは0.8000ドルに向けて上昇か。米国に続き、豪州も中国批判を強めるが…(西原宏一、2020年7月30日)
豪ドル/米ドルは、ゴールドとともに上昇! 金鉱株急騰の裏にウォーレン・バフェット(西原宏一、2020年8月20日)
新型コロナ感染者が少ない豪州に注目!豪ドル/米ドルは0.75ドルを目指す展開に(西原宏一、2020年11月5日)
コロナショック後の豪ドルは30%超上昇!2021年の豪ドル/円は、90円を目指すか(西原宏一、2020年12月10日)

 “豪ドル推しの西原”と呼びたくなるぐらいの西原さんですが、2021年、西原さんがポストコロナの世界で注目する通貨は……もちろん(!?)、豪ドル!

【参考記事】
2021年、ポストコロナの注目通貨は豪ドル! コロナ変異種の感染拡大は懸念されるが…(西原宏一、2020年12月24日)
ライブセミナーで西原宏一×大橋ひろこが赤裸々トーク! 2021年は豪ドルがアツい!?(2020年12月22日)

 さらに、最近の西原さんの豪ドル関連の記事中でとても興味深いと感じられる話題が「水素を介した日本と豪州の関係」です。「水素」という為替の記事では見慣れぬ単語が飛び出てきましたが、詳しくは西原さんの以下の記事などをぜひ、ご覧ください。

【参考記事】
豪ドル、鉄鉱石急騰を受けて上昇継続! 長期では水素燃料関連の報道も買い材料に(西原宏一、2020年12月17日)

 西原さんはザイFX!で「FXトレード戦略指令! with 日経先物」という有料メルマガを配信中。メルマガでは水素や豪ドル、そしてもちろん、その他の通貨ペアについても解説されています(※)。

(※念のために書いておくと、「水素」の解説が頻繁に登場するというまでのことではありません。メインはもちろん為替です)

まさかの“米国内戦”ってどういうこと?

 これまで取り上げてきたこと以外にも米大統領選、安倍首相退陣&菅政権誕生、ブレグジット交渉など、2020年から2021年にもつながっていくような大きなトピックはありました。

 トランプ大統領とバイデン前副大統領の争いとなった米大統領選について、FXデイトレーダーのZEROさんは

 「年末になっても双方が敗北宣言をしていないという異例の状況」

 と2021年相場見通しの動画で話しています。

 さらにZEROさんからはリスク要因の1つとして、“米国内戦”という言葉まで飛び出してきました。詳しくはZEROさんの動画をぜひ、ご覧ください。

【参考コンテンツ】
【年末拡大版】2021年の為替どうなる? リスク要因は米国内戦とチャイナリスク。(FXデイトレーダーZERO、2020年12月25日)

 米大統領選については詳しく振り返ればまだまだ書くことがありますし、安倍首相退陣&菅政権誕生、ブレグジット交渉なども小さな出来事ではありませんが、記事が長くなりすぎてしまうため、以下に参考記事をリンクするにとどめ、このあたりにしたいと思います。

【参考記事】
トランプ氏がフロリダを制す! 結果判明は長期化も? 情報錯綜、金融市場は複雑な動き(2020年11月4日)
米大統領選とは? 制度のしくみや特徴、米ドルなどの為替相場や株価への影響を解説(2020年8月13日)
アベノミクスさようなら。安倍首相辞任の意向で日経平均急落! 米ドル/円急落!(2020年8月28日)
アベノミクス相場を振り返り! 大胆な金融政策で米ドル/円と日経平均はどう動いた?(2020年10月27日)
英国とEUがFTA交渉で、ついに合意! 英ポンドには好材料。下落のリスク低下(今井雅人、2020年12月25日)

FX口座開設をじっくり検討してみては?

 いざ米ドル/円が動き出してから口座開設をしていたのでは初動に乗れません。ゆっくりできる年始のこの時期にFX口座開設をじっくり検討してみてはいかがでしょうか。

最近の米ドル/円スプレッドは通常時は0.2銭原則固定が主流で、キャンペーンで0.1銭原則固定にしている口座も結構あったり、さらには通常時も0.1銭原則固定の口座もあるほど。ずいぶん狭いです。そのあたりは以下のコンテンツをご参考に。豪ドル/円、英ポンド/円、ユーロ/円など、それ以外の通貨ペアのスプレッドも比較できます。

【参考コンテンツ】
FX会社おすすめ比較

 また、外国為替市場以外にも、金融市場にはさまざまなものがあります。日経平均、NYダウ、金(ゴールド)、原油、個別株など多彩な銘柄を売りからでも買いからでも取引できるCFDは、そういったさまざまな市場にすぐアクセスできるツールとして便利に使えると思います。

【参考コンテンツ】
CFD取引会社を徹底比較! おすすめは? NYダウや金、原油など世界の相場に投資!

 そして、2020年に上昇が目立ったものの1つ、暗号資産(仮想通貨)は2021年にどんな動きを見せるのでしょうか? 暗号資産(仮想通貨)がおもしろそうだな、どこで取引しようかな?と検討している人は以下のコンテンツをご参考に。

【参考コンテンツ】
ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)の 取引所/販売所を比較! おすすめは?
ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引におすすめの業者を比較!

 2021年は新型コロナウイルスが退散し、みなさまが穏やかな気持ちで過ごせるようになったうえで、トレードでもニッコリ利益が得られますことを最後に祈願し、筆をおきたいと思います。

(文/ザイFX!編集長・井口稔 編集協力/ザイFX!編集部・藤本康文)

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