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第1章 FXをはじめるには

米ドルと円の組み合わせは米ドル/円。
円/米ドルだと、どうしてダメなの?

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このページの概要
米ドルと日本円の組み合わせ方は「米ドル/円」と決まっています。円/米ドルはありません。それは、各通貨が「自国通貨建て」と「外国通貨建て」という2つ表示方法のうち、どちらを採用するかによって、必然的に通貨ペアと為替レートの表記方法が決まるからです。
目次

なぜ、円/米ドルや米ドル/ユーロはないの?

 一般的なニュースや新聞、FX会社で取引できる通貨ペアの一覧を眺めていただくとわかりますが、米ドルと日本円の組み合わせは「米ドル/円」ユーロと米ドルの組み合わせは「ユーロ/米ドル」といったように、通貨ペアの表示のしかたは、示し合わせたように統一されています。

○米ドル/円 ✖円/米ドル

 どのFX会社でも、米ドル/円とユーロ/米ドルは取引することができますが、円/米ドルや米ドル/ユーロは見当たらず、取引できません。それが、ごく普通のことになっています。でも、どうして円/米ドルや米ドル/ユーロはないのでしょうか? あったらダメな理由でもあるのでしょうか…?

「自国通貨建て」と「外国通貨建て」

 どちらの通貨が先でもあとでも、異なる2つの通貨の交換比率は変わりません。米ドルと円の場合、1米ドルが100円のときは、1円は0.01米ドルです。米ドル/円でも円/米ドルでも、米ドルと円を交換するときの比率は同じです。

 ところが、円/米ドルという通貨ペアは、一般的に市場では取引されていません。これはFXだけでなく、外国為替のマーケットでも同じです。

 なぜなら、外国為替の世界では、米ドルと円は「米ドル/円」という表記のもとで、1米ドル=○○円という為替レートの表示で取引するというのが慣行、つまり、そういったならわしとして行われることが決まっているからです。

【参考記事】
FXの取引のしくみ

 そこには「自国通貨建て」「外国通貨建て」という、2種類の表示方法のうち、どちらを使うかといったことが影響しています。

自国通貨建てとは

自国通貨建ては、外貨1単位に対して、自国通貨がいくらになるかを表した方法です。円と米ドルを例にすると、普段、わたし達が目にする「米ドル/円 1米ドル=○○円」といった表記がこれにあたります。

円は自国通貨建てを採用しているので、円が絡んだ通貨ペアはすべて、米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円といったように表示され、為替レートは1米ドル=○○円、1ユーロ=○○円、1英ポンド=○○円というふうに表されるのです。円だけでなく、多くの通貨がこの自国通貨建てを採用しています。

外国通貨建てとは

外国通貨建ては、自国通貨1単位に対して、外国通貨がいくらになるかを表した方法です。円と米ドルを例にすると、「円/米ドル 1円=○○米ドル」という表記になります。

 このような表現のしかたを見ることはほとんど、ありませんよね。まれにニュースなどで、円と米ドルの組み合わせを円/米ドルや円/ドルと伝えているところがありますが、そうしたところも為替レートそのものは「1米ドル=○○円」と、自国通貨建てによるレートで伝えています。

 基本的に外国通貨建てを採用しているのは、ユーロ、英ポンド(英国の通貨)、豪ドル(オーストラリアの通貨)、NZドル(ニュージーランドの通貨)などの限られた通貨になっています。

 そして、その通貨が自国通貨建てと外国通貨建てのどちらを採用しているのかによって、必然的に通貨ペアと為替レートの表示方法が決まるのです。

どちらも同じ場合は…?

 しかし、いろいろな通貨ペアを知っていて鋭い人は、違和感を覚えているかもしれません…。

 ユーロも英ポンドも外国通貨建てを採用しているのに、ユーロと英ポンドの組み合わせはユーロ/英ポンドで、英ポンド/ユーロではありません。

 これは、ユーロは原則として、すべての通貨に対して外国通貨建てで表示するという慣行があるからです。つまり、「○○/ユーロ」と表記される通貨ペアは、原則的には存在しないということ。これについては、そういう決まりなんだという以外に答えがありません。

 そして、英ポンドもユーロ以外の通貨に対しては、原則的に外国通貨建て表示が優先されます。これは英ポンドがかつて、基軸通貨(※)として扱われていたことが影響しています。

(※基軸通貨とは、外国為替市場で中心的な役割を果たし、国際的な金融取引で基準として採用される通貨のこと。現在の基軸通貨は米ドル)

 また、オーストラリアやニュージーランドは英連邦(かつての大英帝国)の加盟国であるという理由などで、豪ドル、NZドルは、英ポンドの次に外国通貨建て表示が優先されます。そのため、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルという表記が一般的です。

米ドルも基本的には、円と同じ自国通貨建てです。そのため、自国通貨建て同士の米ドルと円の組み合わせは米ドル/円でも円/米ドルでもどちらでもいいように感じますが、米ドル/円と表記することが、ならわしとして決まっているということになります。

 一部には、見慣れない逆転表示された通貨ペアが取引できるFX会社もありますが、そういうものだと理解したうえで、通貨ペアを覚えていくしかありません。

主要通貨の通貨記号

 各通貨にはそれぞれ、通貨記号(通貨コード)が定められています。通貨記号とは、ISO(国際標準化機構)で制定された国際標準ルールに則って、通貨の名前を3文字のアルファベットで表したもので、世界中で統一されています。

 通貨記号は最初の2文字が国名コードで、最後の1文字が通貨のイニシャルになります。日本円の通貨記号は、日本の国名コード「JP」と、円のイニシャル「Y」をつなげた「JPY」です。米ドルは米国の国名コード「US」と、米ドルのイニシャル「D」で「USD」です。

 通貨ペアも通貨記号を使って表されることが多く、米ドル/円は「USD/JPY」と表記されます。

米ドル/円の通貨記号表記

 FX会社の多くも、取り扱う通貨ペアを通貨記号で表記しています。主要通貨の通貨記号を覚えておくと、取引するときやチャートを表示させるときに、簡単に通貨ペアを見つけ出すことができます。

 以下は、主要通貨の通貨記号を一覧にしたものです。ぜひ参考にして覚えてください。

主要通貨の通貨記号一覧

※中国人民元(CNH)はオフショア人民元の通貨記号を掲載。オンショア人民元の通貨記号は「CNY」

(最終更新日:2020年2月7日)

FX初心者のための基礎知識入門目次

第1章 FXをはじめるには
第2章 FXの基礎知識を身に付ける
第3章 FXをはじめよう
第4章 チャートの見方
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