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コンティニュエーションフォーメーションとは? トライアングル・ペナント・フラッグ・ウェッジを初心者向けに解説

2026年07月08日(水)16:30公開 (2026年07月08日(水)16:30更新)
ザイFX!編集部

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 チャートには、相場の流れがそのまま続く可能性を示すパターンもあります。

 こうしたチャートの形を利用して、トレンドの継続を判断するのが「コンティニュエーションフォーメーション」です。

 この記事では、トライアングル、ペナント、フラッグ、ウェッジの特徴や見方を初心者向けに解説します。それぞれの違いやトレードへの活用方法も紹介します。

コンティニュエーションフォーメーションとは?

 FXチャートのフォーメーションは、「リバーサルフォーメーション」と「コンティニュエーションフォーメーション」の2種類のパターンに大別されます。

 そのうち、フォーメーション完成後に、出現前と同じ方向へ相場が動きやすいのが「コンティニュエーションフォーメーション」です。
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 コンティニュエーションフォーメーションは、トレンドの中段の保ち合い(もちあい)で出現することが多いと考えられています。保ち合いとは、相場が一時的に方向感を失い、小幅な値動きを繰り返している状態です。

 相場には「横ばい」と呼ばれるトレンドもあり、保ち合いと横ばいが同じ意味で使われることもありますが、保ち合いはトレンドの途中で一時的に値動きが落ち着いた状態を指すことが多く、横ばい(レンジ相場)は方向感の乏しい相場全体を指す言葉として使われることが一般的です。
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 コンティニュエーションフォーメーションにもいくつかの形状がありますが、その中でも代表的なものとして知られているのが、「トライアングルフォーメーション」「ペナント」「フラッグ」「ウェッジ」です。

トライアングルフォーメーションとは?

「トライアングルフォーメーション」は、保ち合いの中で値動きが徐々に小さくなっていき、サポートラインとレジスタンスラインを延長した先が重なって三角形(トライアングル)を形成するとみられる形状です。「三角保ち合い」とも呼ばれ、コンティニュエーションフォーメーションの中でも重要度が高いと考えられています。

トライアングルフォーメーションのパターン

 トライアングルフォーメーションにはいくつかの形状がありますが、その中でも代表的なのが、「アセンディングトライアングル」「ディセンディングトライアングル」「シンメトリカルトライアングル」の3つのパターンです。一般的には山と谷が合計6回程度確認できる形が理想とされます。

アセンディングトライアングル

「アセンディングトライアングル」は、レジスタンスラインがほぼ水平で、サポートラインが切り上がることで、2つのラインが最終的に三角形を形成すると予測されるパターンです。「上昇三角形」や「上昇トライアングル」とも呼ばれます。

アセンディングトライアングルの例

 次第に下値が切り上がる、買いの勢いが徐々に強まっていることを示す強気のパターンで、こうした保ち合いは一般的に「強保合い」と呼ばれます。上昇トレンドの中段に出現することが多く、上方向へトライアングルをブレイクする可能性が高い形状です。ブレイク前の最後の反転ポイントは、サポートラインに到達しないことが多いともいわれています。

ディセンディングトライアングル

「ディセンディングトライアングル」は、サポートラインがほぼ水平で、レジスタンスラインが切り下がることで、2つのラインが最終的に三角形を形成すると予測されるパターンです。「下降三角形」や「下降トライアングル」とも呼ばれます。

ディセンディングトライアングルの例

 次第に上値が切り下がる、売りの勢いが徐々に強まっていることを示す弱気のパターンで、こうした保ち合いは一般的に「弱保合い」と呼ばれます。下降トレンドの中段に出現することが多く、下方向へトライアングルをブレイクする可能性が高い形状です。

シンメトリカルトライアングル

「シンメトリカルトライアングル」は、サポートラインが切り上がり、レジスタンスラインが切り下がりながら、2つのラインが最終的に三角形を形成すると予測されるパターンです。「対照三角形」とも呼ばれます。

シンメトリカルトライアングルの例

 シンメトリカルトライアングルは、買い方と売り方の双方のバランスが拮抗しながら、次第に値動きの幅が小さくなっていくパターンのため、トライアングルだけでは上下どちらへ動くか判断しにくいパターンといえます。

 もっとも、コンティニュエーションフォーメーションそのものが、フォーメーションが完成すると出現前と同じ方向へトレンドを継続させていくことが多いと考えられていることから、上昇トレンドの中段に出現した場合は上方向、下降トレンドの中段に出現した場合は下方向へブレイクする可能性が高いと捉えます。

 なお、「アセンディングトライアングル」「ディセンディングトライアングル」「シンメトリカルトライアングル」に代表されるトライアングルフォーメーションは、比較的短期間で形成されていくパターンと認識されています。同じような形状でも比較的時間をかけてゆっくりと形成されていくものは、ばね(コイル)のように収束する形から「コイル」と呼ばれることもあります。

ペナント・フラッグとは?

「ペナント」「フラッグ」は、トライアングルよりも短い期間で形成されることが多く、相場が急騰・急落したあとに出現しやすいコンティニュエーションフォーメーションのパターンです。形状がペナント(細長い三角形の旗)やフラッグ(旗)に似ていることから、このように呼ばれています。

ペナントのイメージ

 上昇トレンドの中の保ち合いで出現するペナントは「上昇ペナント」、下降トレンドの中の保ち合いで出現するペナントは「下降ペナント」といいます。

フラッグのイメージ

 上昇トレンドの中の保ち合いで出現するフラッグは「上昇フラッグ」、下降トレンドの中の保ち合いで出現するフラッグは「下降フラッグ」といいます。

 いずれも急騰や急落した価格の部分を旗の持ち手(ポール)とみなし、持ち手の部分も含めた形状を指すのが原則で、値動きの幅が徐々に小さくなって三角形を形成するのがペナント、値動きの幅がほぼ一定の状態で平行四辺形に近い形を形成するのがフラッグに該当します。

ペナントはシンメトリカルトライアングルと同じような対照三角形です。フラッグは、それまでのトレンドとは逆方向へ傾く形になるのが一般的です。どちらもフォーメーションが完成すると、出現前と同じ方向へトレンドを継続させていく可能性が高いパターンです。

ウェッジとは?

「ウェッジ」は、形状としてはフラッグに似ていますが、三角形の頂点が形成されるまでの期間がフラッグよりも長いものを指します。

ウェッジのイメージ

 相場が上昇してきたあと、高値と安値の両方が右肩下がりとなって出現するのが「上昇ウェッジ」、相場が下落してきたあと、高値と安値の両方が右肩上がりとなって出現するのが「下降ウェッジ」です。

 ウェッジはトレンドの中段だけでなく、相場の高値圏や安値圏で出現することもあります。そして、高値圏や安値圏で出現した場合は、フォーメーションが形成される前のトレンドとは逆の方向へ新たなトレンドが形成される、リバーサルフォーメーションとして解釈されることもあるため、どのような状況で出現したかをしっかり見極める必要があります。

まとめ:コンティニュエーションフォーメーションでトレンド継続を見極めよう

 コンティニュエーションフォーメーションは、相場の保ち合いで形成されることが多く、完成後はそれまでのトレンドが続く可能性を判断する手がかりになるチャートパターンです。

 トライアングルやペナント、フラッグ、ウェッジはそれぞれ形状に違いがありますが、どちらへブレイクするか、どのような相場状況で出現したかを確認することが大切です。

 ただし、必ずトレンドが継続するわけではありません。サポート・レジスタンスやローソク足、ほかのテクニカル指標も組み合わせながら、総合的に判断しましょう。


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