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「FXってよく聞くけど、そもそも何?」
「円高・円安ってニュースで見るけど、FXとどう関係あるの?」
そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
FXは、株式投資や投資信託などと同じように、利益を狙って取引する金融商品のひとつです。少額から始めやすく、平日はほぼ24時間取引できることなどから、初心者にも人気があります。
一方で、「レバレッジ」「スプレッド」「スワップポイント」など、聞き慣れない言葉が多く、難しそうに感じる人も少なくありません。
そこで、「FXとは何か?」を初心者向けにわかりやすく解説します。FXの基本的な仕組みから、利益が出る理由、メリット・デメリット、口座開設の流れまで、これからFXを始める人が知っておきたい基礎知識をまとめて紹介します。
【このページの目次】 (クリックで各項目へ移動します)
FXとは? 「外国為替証拠金取引」のこと
「FX」とは、「Foreign Exchange」の略で、日本語では「外国為替証拠金取引」と呼ばれます。
株式や投資信託などと同じように、利益を狙って取引する金融商品のひとつで、その名のとおり「外国為替」を証拠金で取引します。
「外国為替」「通貨ペア」「為替レート」とは?
FXでは、外国為替市場で取引される通貨ペアの為替レートの変動を利用して利益を狙います。
FXの仕組みを理解するには、まず「外国為替」「通貨ペア」「為替レート」という3つの基本用語を押さえておきましょう。
外国為替とは?
「外国為替」とは、ある国の通貨を別の国の通貨へ交換することです。
たとえば、日本円を米ドル(米国の通貨)へ交換したり、米ドルをユーロ(ユーロ圏の通貨)へ交換したりすることを指します。
海外旅行で空港の両替所を利用した経験がある人も多いと思いますが、あれも外国為替のひとつです。
また、日本企業が海外で得た売り上げを日本円へ交換したり、輸入代金を支払うために円を米ドルへ交換したりする場合にも、外国為替取引が行われています。
通貨ペアとは?
「通貨ペア」とは、交換する2つの通貨の組み合わせのことです。
FXでは、常に2つの通貨をセットで売買します。
FXで代表的な通貨ペアには、「米ドル/円(USD/JPY)」「ユーロ/円(EUR/JPY)」「ユーロ/米ドル(EUR/USD)」「英ポンド/円(GBP/JPY)」「豪ドル/円(AUD/JPY)」などがあります。
FX会社の取引ツールでは、「USD/JPY」「EUR/USD」のように通貨コードで表示されるのが一般的です。
【※このページの関連箇所はこちら!】
⇒通貨コードとは?:FX初心者のための基礎知識入門
為替レートとは?
「為替レート」とは、通貨を交換するときの交換比率のことです。
たとえば、「1米ドル=150円」のときは、1米ドルを手に入れるためには150円が必要という意味になります。
この為替レートは、株価のように常に変動しています。変動する主な要因には、以下のようなものがあります。
【為替レートが変動する主な要因】
- 1 各国の景気動向
- 2 中央銀行の金融政策 ・政策金利
- 3 物価上昇率(インフレ率)
- 4 雇用統計などの重要な経済指標
- 5 地政学リスクや政治情勢
FXは、この為替レートが「上がるか」「下がるか」を予想して利益を狙う取引です。

(出所:TradingView)
FXはどうやって利益を出す?
FXでは、「安く買って高く売る」、あるいは「高く売って安く買い戻す」ことで利益を狙います。
為替レートが上昇すると予想した場合は、「買い」から取引を始めます。
たとえば、1米ドル=150円で買い、その後151円に上昇したところで売れば、その差額の1円が利益になります。
反対に、為替レートが下落すると予想した場合は、「売り」から取引を始めることも可能です。
たとえば、1米ドル=150円で売り、その後149円に下落したところで買い戻せば、この場合も差額の1円が利益になります。
このように、相場の上昇局面だけでなく、下落局面でも利益を狙えるのがFXの特徴です。
【※FXの取引方法の詳しい解説記事はこちら!】
⇒FXで利益を上げる方法(取引のやり方):FX初心者のための基礎知識入門
もちろん、予想が外れた場合は損失が発生します。
買った価格より安い価格で売却した場合や、売った価格より高い価格で買い戻した場合は、その差額が損失になります。
この点は、株式投資など他の金融商品と基本的に同じです。
FXの特徴とは?
FXには、主に以下のような仕組みや特徴があります。
少額から大きな取引ができる「レバレッジ」
FXの大きな特徴のひとつが、「レバレッジ」を利用できることです。
レバレッジとは、「てこの原理」という意味で、少額の資金でより大きな金額の取引ができる仕組みを指します。
日本国内の個人口座では、最大25倍までのレバレッジを利用できます。これは、10万円の資金(証拠金)があれば、最大250万円相当の取引が可能ということです。
そのため、一般的には数百円~数千円程度、中には数円程度から取引を始められるFX口座もあります。
少額からスタートしやすい点は、FX初心者にとって大きなメリットです。
【※レバレッジの詳しい解説記事はこちら!】
⇒FXの取引にはどのぐらいの資金が必要?:FX初心者のための基礎知識入門
ただし、レバレッジは利益だけでなく損失も拡大させる可能性があります。
相場が予想と反対方向へ動いた場合、短時間で大きな損失になるケースもあるため、無理のない資金管理と損切りの徹底が重要です。
【※おすすめの記事はこちら!】
⇒CFD比較!おすすめのCFD口座&国内の全CFD口座を紹介
スワップポイントを狙える
FXでは、為替差益だけでなく、「スワップポイント」と呼ばれる金利差収益を狙うこともできます。
これは、金利の高い通貨を買って金利の低い通貨を売った場合に、金利差によって得られる利益です。
たとえば、日本円のような低金利通貨を売り、メキシコペソや南アフリカランドなどの比較的高金利の通貨を買う取引で、スワップポイントを受け取れます。
そのため、為替レートの変動を狙うだけでなく、長期のポジション保有でスワップポイントを積み上げることを目的に、FXを取引する投資家も少なくありません。
【※スワップポイントの詳しい解説記事はこちら!】
⇒スワップポイントとは?:FX初心者のための基礎知識入門
平日はほぼ24時間取引できる
FXは、平日ならほぼ24時間取引できます。
株式投資のように原則「昼間しか取引できない」という制限もないため、仕事や家事などで日中は忙しい人でも、自分の都合に合わせて取引しやすい点が魅力です。
日本時間では、一般的に月曜日の早朝から土曜日の早朝まで取引可能です。

これは、外国為替市場が世界中でつながっているためです。
東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場と、世界の主要市場が時間をずらして動いているため、どこかの市場が開いている状態が続きます。
FXはなぜ24時間取引できる?
外国為替市場には、株式市場のような「取引所」がありません。銀行や証券会社などの金融機関同士が、ネットワークを通じて取引している「インターバンク市場」が中心となっています。
世界中の市場が時間をずらして動いているため、FXは平日ほぼ24時間取引できます。
特に値動きが活発になりやすいのは、ロンドン市場とニューヨーク市場の時間帯が重なる時間で、中でも重要な経済指標の発表時などは、短時間で大きく動くこともあります。
取引時間が長いのはメリットでもありますが、寝ている間や仕事中などの相場を見られない間に、為替レートが大きく変動するリスクも存在します。そのため、ポジションを持っているときは常に、損失を限定する「逆指値注文」などを設定して不測の値動きに備えておくことが大切です。
【※逆指値注文の詳しい解説記事はこちら!】
⇒FXの主な注文方法:FX初心者のための基礎知識入門
NYクローズとは?
FXには、株式市場のような明確な取引終了時間はありませんが、「NYクローズ」と呼ばれる1日の区切りがあります。
多くのFX会社では、このタイミングでスワップポイントの付与や日付変更処理などを行います。
NYクローズの時間は、米国が冬時間(標準時間)のときは日本時間午前7時、夏時間(サマータイム)のときは日本時間午前6時です。
経済指標の発表時間も夏時間と冬時間で変わるため、FXトレーダーは注意が必要です。
【※おすすめの記事はこちら!】
⇒FXの取引時間や指標発表の時刻は、夏時間と冬時間で変わるので注意! 主要なFX口座の取引時間も紹介!
FXのメリット・デメリット
FXにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
FXのメリット
まず、FXには、主に以下のような「メリット」があります。
・平日はほぼ24時間取引できる
・相場の上昇局面でも下落局面でも利益を狙える
・スワップポイントを受け取れる場合がある
・株式投資よりも取引コストが低いケースが多い
・スマホだけでも本格的な取引が可能
特に近年は、スマホアプリの性能向上によって、初心者でも手軽にFXを始めやすい環境が整っています。
FXのデメリット・リスク
一方で、FXには主に以下のような「デメリット」とも言えるリスクもあります。
・急激な相場変動が起きることがある
・金利差や経済政策によって相場が大きく変動する
・相場が気になってしまい、精神的な負担につながる場合がある
FXの取引で、特に重要なのが「損切り」です。損失が一定以上に拡大する前に決済することで、大きな損失を防ぎやすくなります。特にFX初心者は、「まずは退場しないこと」を意識した資金管理が重要です。
FXを始めるには?
FXを始めるには、FX会社や証券会社で「FX口座」を開設する必要があります。
口座開設は基本的に無料で、オンラインだけで完結するケースがほとんどです。
一般的な流れは以下のとおりです。
【Step1】FX会社を選ぶ
【Step2】口座開設を申し込む
【Step3】本人確認書類を提出する
【Step4】審査完了後、ログイン情報を受け取る
【Step5】入金して取引開始
【※口座開設の詳しい解説記事はこちら!】
⇒FX口座の選び方と、開設から取引までの流れ:FX初心者のための基礎知識入門
近年は口座開設スピードも速くなっており、最短30分~当日中に取引を始められるFX会社もあります。
【※おすすめの記事はこちら!】
⇒FX口座が最短30分~当日に開設できるFX会社を紹介! 口座開設を申し込んだ30分後にはFX取引を始められるFX会社、早く開設するために必要なこと、注意点などを解説!
FX口座を選ぶポイント
FX会社によって、サービス内容は大きく異なります。
初心者がFX口座を選ぶ際は、まずは「スプレッドの狭さ」「スマホアプリの使いやすさ」「少額取引に対応しているか」をチェックすると良いでしょう。
また、お得に取引資金をゲットできる可能性のある新規口座開設キャンペーンに注目したり、実際の利用者による評価や人気ランキングを参考にしたりするのもおすすめです。
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⇒FXおすすめ口座人気ランキング! ザイFX!読者が選んだ人気No.1のFX口座はここだ! FX初心者も必見! おすすめのFX口座を詳しく比較
スプレッドの狭さ
スプレッドとは、「買値」と「売値」の差のことです。
【※スプレッドの詳しい解説記事はこちら!】
⇒スプレッドとは?:FX初心者のための基礎知識入門
実質的な取引コストにあたるため、スプレッドが狭いほど取引コストを抑えることができます。
特に短期売買では、スプレッドの違いが利益に大きく影響します。
【※おすすめの記事はこちら!】
⇒FXの「スプレッド」を比較! 取引コストが安い、おすすめのFX口座はここだ!約40口座を対象に、13通貨ペアのスプレッドを調査!
スマホアプリや取引ツールの使いやすさ
最近はスマホだけで取引する人も増えています。
スマホアプリのチャートの見やすさや注文のしやすさ、ニュース機能などを確認・比較して、使いやすいと思った会社にFX口座を開設するのも良いでしょう。
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⇒【毎月更新】主要FX口座のスマホアプリを徹底比較! 初心者におすすめのFXアプリやカリスマトレーダーの羊飼い氏が特におすすめするFXアプリも詳しく紹介!
また、FX口座の中には世界中のトレーダーに人気のチャート分析ツール「TradingView(トレーディングビュー)」を、口座さえ保有していれば、有料プランで利用できる機能の一部まで無償で提供しているところもあります。
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⇒TradingView(トレーディングビュー)とは?無料で使えるFX口座を紹介!
ほかにも、高度なチャート分析や自動売買(システムトレード)ができる取引プラットフォームとして、世界中のFXトレーダーに根強い人気を誇る「MT4(メタトレーダー4)」や「MT5(メタトレーダー5)」を取引ツールに使う口座もあるので、目的にあったツールを使えるFX口座を見つけることも重要です。
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⇒MT4(メタトレーダー4)でおすすめのFX口座を比較! 「スプレッド」や「スワップポイント」が有利な口座は? お得なキャンペーン情報やデモ口座の有無も紹介!
少額取引に対応しているか
FX会社によって「最低取引単位」は異なります。
現在、米ドル/円などのメジャーな通貨ペアは、ほとんどのFX口座で初心者におすすめの1000通貨単位の取引が可能です。しかし、中には1通貨単位で取引ができるFX口座もあります。
また、基本の最低取引単位は1000通貨でも、新興国通貨が絡んだ通貨ペアには1000通貨を超える最低取引単位を設定している場合もあるので注意が必要です。初心者は最低取引単位が1000通貨単位のFX口座を選んでおくと、リスクを抑えやすくなります。
【※おすすめの記事はこちら!】
⇒FXを少額から始められる初心者におすすめの口座を紹介!
新規口座開設キャンペーンの活用もおすすめ
多くのFX会社では、新規口座開設者向けにキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
一定数量以上の取引が必要になるケースが多いですが、初心者が達成しやすい条件のキャンペーンもたくさんあります。
うまく活用すれば、取引資金づくりのきっかけにもなるでしょう。
【※おすすめの記事はこちら!】
⇒FXのキャンペーンおすすめ10選! キャッシュバックがもらえる条件が簡単なFX会社や、「ザイFX!」限定のお得なキャンペーンを厳選して紹介
ここからは、FXの理解をさらに深めるために、通貨ペアのルールや「円高・円安」の意味など、FXでよく使われる基本用語について解説します。
米ドルと日本円は「米ドル/円」。円/米ドルとは言わない
FXでは、通貨ペアの表記順が決まっています。
たとえば、米ドルと日本円の組み合わせは「米ドル/円(USD/JPY)」と表記し、「円/米ドル」とは通常言いません。
同じように、ユーロと米ドルの組み合わせは「ユーロ/米ドル(EUR/USD)」が一般的で、「米ドル/ユーロ」という表記は通常使われません。
これは、「自国通貨建て」と「外国通貨建て」をベースに、外国為替市場で長年使われてきた慣例によるもので、特にユーロや英ポンドなどは、通貨ペアの先頭に置かれるケースが多くなっています。
初心者は、まず「そういうルール」として覚えてしまうのがわかりやすいでしょう。
通貨は3文字の「通貨コード」で表される
外国為替市場では、各通貨を3文字のアルファベットで表します。
これはISO(国際標準化機構)によって定められた世界共通の通貨コードです。通貨記号の最初の2文字は国名コード、最後の1文字は通貨名の頭文字で、たとえば、日本円は「JPY」、米ドルは「USD」、ユーロは「EUR」と表します。
以下は、FXで取引できることが多い代表的な通貨ペアに含まれる、主要通貨の通貨記号をまとめたものです。

※中国人民元はオフショア人民元の通貨記号
そして、通貨ペアも「USD/JPY」「EUR/USD」のように、通貨記号で表記するのが一般的です。
世界にはISOに登録された通貨だけでも約160種類存在すると言われているので、それらの組み合わせだけでも膨大な数の通貨ペアがあります。そのため、通貨記号による表記は、世界共通で通貨を識別するうえで非常に便利です。
FX会社の取引ツールやチャートでも、通貨ペアは通貨記号で表示されるケースがほとんどです。主要通貨の通貨記号を覚えておくと、目的の通貨ペアをすぐに見つけられるようになります。
「円高」「円安」とは?
FX初心者が最初につまずきやすいのが、「円高」「円安」の考え方です。
「円高」とは、過去のある時点と比べて、日本円の価値が相対的に高くなっている状態です。
たとえば、1年前の米ドル/円が「1米ドル=100円」で、現在が「1米ドル=80円」だとします。この場合、以前は100円必要だった1米ドルを、現在は80円で交換できるため、日本円の価値が高くなった、つまり「円高」です。

円高になると、同じ金額の日本円でより多くの外貨を交換できるようになります。1万円を米ドルへ交換する場合、「1米ドル=100円」なら100ドルですが、「1米ドル=80円」なら125ドルに交換できます。
反対に、「円安」とは、日本円の価値が相対的に低くなっている状態です。
たとえば、1年前は「1米ドル=100円」だったのに、現在は「1米ドル=125円」になっている場合、1米ドルを交換するために、より多くの円が必要になります。これは、日本円の価値が下がった「円安」の状態です。

円安になると、同じ1万円でも交換できる外貨の量は少なくなります。「1米ドル=100円」なら100ドルですが、「1米ドル=125円」では80ドルしか交換できません。
ニュースで「円安で輸入価格が上昇」などと報じられることがありますが、これは海外の商品を買うために、以前より多くの円が必要になるためです。
為替レートは2つの通貨の交換比率なので、一方の通貨が強くなれば、もう一方は相対的に弱くなります。
つまり、米ドル/円が100円から125円へ上昇した場合、日本円から見れば「円安」ですが、米ドルから見れば「米ドル高」ということになります。
為替レートの上昇・下落は何を意味する?
FXでは、通貨ペアの左側を「基準通貨」、右側を「決済通貨」と呼び、為替レートの上昇や下落による強弱の変化は、基準通貨を中心に考えます。
たとえば、「米ドル/円」が上昇した場合は、「米ドルが買われ、円が売られた」ことを意味します。
つまり、「米ドル高・円安」です。
反対に、「米ドル/円」が下落した場合は、「米ドル安・円高」を意味します。

(出所:TradingView)
同じ考え方で、「ユーロ/米ドル」が上昇した場合は「ユーロ高・米ドル安」、下落した場合は「ユーロ安・米ドル高」となります。
このルールを理解しておけば、どんな通貨ペアでも、チャートを見るだけで通貨同士の強弱関係を判断しやすくなります。
トレーダーの取引相手はFX会社。為替レートは口座によって異なる
外国為替市場では、参加者同士が1対1で売買する「相対取引(OTC取引)」が基本です。
FXでも、投資家の取引相手はFX会社となります。たとえば、米ドル/円を買った場合、その反対売買(売り)をFX会社が引き受けているということです。
FX会社は、投資家との取引で保有したポジションを、インターバンク市場に参加する金融機関との取引で調整しています。

つまり、FX会社は投資家とインターバンク市場をつなぐ仲介役のような存在です。
FX会社が取引する金融機関は「カバー先」と呼ばれます。FX会社は、複数のカバー先から配信されるレートをもとに、自社の提示レートを決定しています。
そのため、同じタイミングでも、FX会社によってスプレッドや提示レートが微妙に異なる場合があります。
FXの取引所取引、「くりっく365」とは?
このようにFXは通常、FX会社との相対取引で行われます。しかし、日本には例外的に、取引所を通じてFXを売買できる「取引所FX」も存在します。
それが、東京金融取引所が「くりっく365」の愛称で運営する、取引所為替証拠金取引です。
くりっく365を利用するには、くりっく365をを取り扱うFX会社や証券会社で専用口座を開設する必要があります。投資家の注文は取引所へ取り次がれ、取引所で売買が成立する仕組みです。

(出所:くりっく365公式サイト)
くりっく365の取引所取引に対し、投資家とFX会社が相対で取引する一般的なFXは「店頭FX」と呼んで区別することがあります。
くりっく365を取り扱う会社には、外為オンライン、岡三オンライン証券、FXブロードネットなど、店頭FXのサービスを提供しているFX会社も取引参加者として名を連ねています。どの取り扱い会社を利用してもスプレッドやスワップポイントの条件は共通ですが、取引手数料の有無や取引ツールの機能、自動売買への対応状況などは口座ごとに異なります。
そのため、くりっく365での取引を検討するときは、店頭FX口座との比較だけでなく、くりっく365の口座内で取引ツールの使いやすさなどの、スプレッドやスワップポイント以外のサービス内容を比較することも大切です。
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⇒FXの「スプレッド」を比較! 取引コストが安い、おすすめのFX口座はここだ! 約40口座を対象に、13通貨ペアのスプレッドを調査!
⇒FXの「スワップポイント」を比較! スワップポイントが高い、おすすめのFX口座を紹介! 約40口座を対象に、高金利通貨を含む12通貨ペアを調査
【まとめ】FXは少額から始めやすい人気の金融商品
FXは、「為替レートの変動」を利用して利益を狙う金融商品です。
平日はほぼ24時間取引でき、少額から始めやすいことから、初心者にも人気があります。
また、為替差益だけでなく、スワップポイントを狙える点もFXの特徴です。
一方で、レバレッジによって損失が大きくなるリスクもあるため、無理のない資金管理や損切りが欠かせません。
まずは少額から始めて、為替レートの動きやFXの仕組みに慣れていくと良いでしょう。
これからFXを始める人は、自分に合ったFX口座を比較しながら、使いやすいサービスを選んでみてください。
| 【2026年6月】ザイFX!読者が選んだおすすめのFX口座はココ! | |||
|---|---|---|---|
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| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 0.2銭原則固定 (例外あり) (9-27時) |
1000通貨 | 24ペア | |
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【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
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【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
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▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
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| 【第2位】SBI FXトレード ⇒詳細ページ | |||
| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 0.18銭 | 1通貨 | 34ペア | |
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【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
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▼SBI FXトレード▼
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| 【第3位】外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 ⇒詳細ページ | |||
| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 0.2銭原則固定 (例外あり)(9-27時) |
1000通貨 | 42ペア | |
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【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
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【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
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▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
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| 【第4位】ヒロセ通商「LION FX」 ⇒詳細ページ | |||
| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 0.2銭原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 54ペア | |
▼ヒロセ通商「LION FX」▼
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| 【第5位】楽天証券「楽天FX」 ⇒詳細ページ | |||
| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 0.2銭原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 38ペア | |
▼楽天証券「楽天FX」▼
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| 【第6位】GMO外貨「外貨ex」 ⇒詳細ページ | |||
| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 0.1銭原則固定 | 1000通貨 | 24ペア | |
▼GMO外貨「外貨ex」▼
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| 【第7位】トレイダーズ証券「みんなのFX」 ⇒詳細ページ | |||
| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 0.2銭原則固定 (8-29時) |
1000通貨 | 38ペア | |
▼トレイダーズ証券「みんなのFX」▼
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| 【第8位】JFX「MATRIX TRADER」 ⇒詳細ページ | |||
| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 0.2銭原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 41ペア | |
▼JFX「MATRIX TRADER」▼
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| 【第9位】外為オンライン「外為オンラインFX」 ⇒詳細ページ | |||
| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 1.0~5.0銭 | 1000通貨 | 26ペア | |
▼外為オンライン「外為オンラインFX」▼
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| 【第10位】松井証券 ⇒詳細ページ | |||
| 米ドル/円スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 | |
| 0.2銭原則固定 (9-27時) |
1通貨 | 32ペア | |
▼松井証券▼
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| ※この表は2026年6月1日時点のデータに自動で更新されているため、スプレッド、最低取引単位、通貨ペア数は、本記事公開時の情報とは異なっている場合があります。スプレッドは期間限定のキャンペーンスプレッドも含む、1万通貨の取引に適用される水準。すべてのスプレッドには例外があり、流動性の低いときや相場の急変時にはスプレッドが拡大することがあります。詳しい条件や最新の情報などは、各FX会社の公式サイトなどで必ずご確認ください。 | |||
各FX口座の詳細やおすすめポイントは、以下よりご覧ください。
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