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第5章 テクニカル分析入門

オシレーター指標と価格の動きに注目!
ダイバージェンスで相場の潮目を判断!?

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■価格とオシレーター系指標の動きがバラバラ!?

ダイバージェンスは相場転換の前触れ!?

価格とオシレーター系テクニカル指標の数値は、基本的には同じような動きをします。相場が上昇トレンドにあるときは、価格とともにオシレーター系の数値も上昇します。相場が天井を打てば、オシレーター系の数値も低下に転じていきます。

RSIのチャート

(出所:サクソバンク証券

 ところが、相場が高値圏や安値圏と思われる場面で、価格とオシレーター系指標の数値の動きに開きが生じる、逆行現象が起きることがあります。この現象は、「ダイバージェンス」と呼ばれ、オシレーター系テクニカル指標の分析では、重要なトレンド反転のシグナルになる可能性が高いと認識されています。

 ダイバージェンスは直訳すると「発散」という意味ですが、価格と数値の動きが連動していない現象と考えてください。

■ダイバージェンスの発生は有効な売買シグナル

 具体的には、相場が前回の高値を上回る価格をつけたにもかかわらず、オシレーター系の数値が前回よりも低い水準にとどまり、その後、価格が反落に転じることを言います。あるいは反対に、相場が前回の安値を割り込む価格をつけたにもかかわらず、オシレーター系の数値が前回よりも高い水準にとどまり、その後、価格が反発に転じることです。

RSIのダイバージェンス

(出所:サクソバンク証券

 これは、一般的なオシレーター系のテクニカル指標全般で発生する現象ですが、特にRSIでは、ダイバージェンスの発生が有効な売買シグナルになる可能性が高いと言われています。

【参考記事】
オシレーター系の代表選手! 買われすぎと売られすぎを教えてくれる「RSI」とは?

 なお、厳密には、ダイバージェンスは相場が高値を切り上げているのにオシレーター系の数値が切り下がっている状態のことだけを指し、相場が安値を切り下げているのにオシレーター系の数値が切り上がっている状態のことは「コンバージェンス」と呼ばれることもあるのですが、両方ともダイバージェンスと呼ばれることもあるため、ここではまとめてダイバージェンスと呼んでいます。

RSIにおけるダイバージェンスは、相場が上昇トレンドのときに、RSIが70%を超える水準で切り下がった状態、下降トレンドのときは、RSIが30%を下回る水準で切り上がった状態を、有効なシグナルと捉えることが多いようです。

ダイバージェンスは、相場がレンジや横ばいのときは機能しません。また、相場に強いトレンドが発生しているときは、トレンドの途中でダイバージェンスが発生することがあっても、売買シグナルには使えず、ダマシとなるケースが多いことも覚えておきましょう。

FX初心者のための基礎知識入門目次

第1章 FXをはじめるには
第2章 FXの基礎知識を身に付ける
第3章 FXをはじめよう
第4章 チャートの見方
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