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第5章 テクニカル分析入門

移動平均線の交わりは強力なシグナル!?
ゴールデンクロスとデッドクロスを知ろう

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■移動平均線の交わりが売買シグナルに!

ゴールデンクロスとデッドクロス

 移動平均線を使ったテクニカル分析の中で、見た目にも判断しやすく、多くのトレーダーに支持されているのが、ゴールデンクロス(GC)を強力な買い、デッドクロス(DC)を強力な売りのサインにする方法です。これは、グランビルの法則の応用型になります。

【参考記事】
キング・オブ・テクニカル指標。相場の動きをなめらかにする移動平均線とは?
8つのパターンで判断! 移動平均線を世界中に広めたグランビルの法則とは?

 移動平均線の組み合わせには、短期線と中期線、もしくは中期線と長期線が用いられるのが一般的です。

 以下はユーロ/円の日足チャートに、短期線として5日SMA(単純移動平均線)、中期線として21日SMAを描写したものです。

短期SMAと中期SMAのクロス

(出所:サクソバンク証券

5日SMAを価格と考え、5日SMAと21日SMAの位置関係をグランビルの法則に当てはめて活用します。

1は、強力な買いシグナルを示すゴールデンクロスの場面です。緩やかに低下していた21日SMAの傾きがほぼフラットになったところで、5日SMAが21日SMAを上回っています。その後、相場が上昇トレンドを形成していっていることも、しっかり確認できます。

2は、強力な売りシグナルを示すデッドクロスの場面です。上向きだった21日SMAの傾きが緩やかになったところで、5日SMAが21日SMAを上から下へ突き抜けています。

 5日SMAを価格の代用とすることで、ローソク足のヒゲや実体の長さに惑わされることがなくなるので、グランビルの法則よりも、エントリーポイントが判断しやすくなります。

■中期と長期のクロスで大きなトレンドをゲット!

 同じように、中期線と長期線の組み合わせをご紹介します。下は米ドル/円の日足チャートに、中期として21日SMA、長期として50日SMAを表示してあります。

中期SMAと長期SMAのクロス

(出所:サクソバンク証券

 短期と中期の組み合わせよりもクロスの回数は少なくなりますが、1で示したゴールデンクロスを確認して買いポジションを建てていれば、相場の上昇トレンドの波に乗って、大きな値幅を獲得できたことがわかります。

■移動平均線の位置関係も重要なサイン!?

 価格と2本の移動平均線の位置関係はおおむね、相場が上昇トレンドのときは「価格>中期移動平均線>長期移動平均線」、下降トレンドのときは「長期移動平均線>中期移動平均線>価格」となります。この位置関係が変化したときは、相場のトレンドが弱まっていると判断できることも、覚えておきましょう。

価格と移動平均線の位置関係

(出所:サクソバンク証券

 ただし、移動平均線のクロスを用いた売買手法には、価格の動きと比べてサインが出るのが遅いという弱点があります。上のチャートの右側部分はその典型ですが、デッドクロスが出現したときは、すでに価格はそれなりに下がっていて、デッドクロスが発生したあとの価格は、それほど下がらずにもみ合っています。

 移動平均線の期間が長くなればダマシが少なくなって、より精度は上がりますが、その分、価格の動きには遅れがちになります。レンドに乗り遅れてしまったり、相場の流れがすでに変わってしまっている可能性もあるという点には、注意が必要です。

FX初心者のための基礎知識入門目次

第1章 FXをはじめるには
第2章 FXの基礎知識を身に付ける
第3章 FXをはじめよう
第4章 チャートの見方
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