ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

第4章 チャートの見方

1つの足にも情報が満載! ローソク足は
どう作られていて、どう見ればいいの?

ストラテジー数世界1位 人気の自動売買は…

■ローソク足はこうして作る!

ローソク足の作り方

 日本で誕生し、今や世界中でチャート分析に利用されている「ローソク足」。まさに、蝋燭(ろうそく)に似た形をしていることから、この名前がつけられていて、海外では「キャンドルスティック(Candle stick)」の名称で親しまれています。

 諸説ありますが、ローソク足は江戸時代に米の取引で「相場の神様」と言われて活躍した稀代の相場師、本間宗久(ほんまそうきゅう)が開発したという説が、一般的に広く知られています。でも実際には、本間宗久や本間宗久に影響を与えたとされる相場師・牛田権三郎の相場理論が、のちになって広く研究されるようになり、その理論を視覚的に表す手段として編み出されたものの1つがローソク足という説が有力なようです。

 ローソク足は前回ご紹介した4本値(始値・高値・安値・終値)を使って、下の図のように作成します。

【参考記事】
チャートがなければトレードはできない!? 値動きを予測する「チャート分析」とは?

陽線と陰線の解説

 始値と終値の間隔、値幅を表す長方形の部分は「実体(じったい)」と呼びます。始値よりも終値が高かった足が「陽線(ようせん)」、始値よりも終値が安かった足が「陰線(いんせん)」です。陽線と陰線は、実体部分が色分けして区別されるため、相場が上昇して終わったのか、下落して終わったのかが、パッと見ただけでわかるようになっています。

 高値と安値を表しているのが、実体から上下に突き出た「ヒゲ」や「影(かげ)」と呼ばれる線です。上方向に高値まで伸びた線は「上ヒゲ」や「上影」、下方向に安値まで伸びた線は「下ヒゲ」や「下影」と呼びます。

 古くはローソク足の実体は陽線なら赤、陰線なら黒で塗りつぶされるのが一般的でした。海外では陽線は緑、陰線は赤で表現されることが多く、現在は、さまざまな色分けで陽線と陰線を区別しています。ザイFX!のチャートは、陽線を赤枠で囲った白抜き、陰線を青色で表しています。

【参考コンテンツ】
ドル・円・ユーロの強さが、一目でわかる!「FXチャート&レート」

■ローソク足を見れば価格の推移もわかる!?

 ローソク足の最大の特徴は、対象とする期間(日足なら1日)に相場が上昇したのか下落したのかがひと目でわかり、相場の強さや弱さの度合いも把握できることです。

 たとえば、実体が非常に長いローソク足なら、相場の足取り(動き)が一方向へきわめて強かったことがわかります。反対に、実体が非常に短いローソク足なら、買い方と売り方のパワーが拮抗していたと判断できます。また、上下のヒゲの長さからは、安値から切り返したエネルギーや高値から押し戻されたエネルギーの強さも推し量ることができます。

 さらに、1本の足を見るだけで、対象となる期間に相場がどのような推移をたどったのかも、ある程度は推測することができます。

陽線の価格推移のイメージ

 実際には、どのような価格の推移をたどってローソク足が形成されたのかは、厳密にはわかりません。日足なら、その日の動きを24分割した60分足(1時間足)をチェックするなど、対象とする足よりも短い時間軸の足を確認すると、価格の推移をもう少し詳しく知ることができるでしょう。

価格推移の詳細

 このように、ローソク足は1本の足を見るだけでも、たくさんの情報を読み取ることができるのです。

(最終更新日:2019年8月5日)

FX初心者のための基礎知識入門目次

第1章 FXをはじめるには
第2章 FXの基礎知識を身に付ける
第3章 FXをはじめよう
第4章 チャートの見方
人気FX会社TOP10ランキングの詳細はこちらから!ランキング一覧を見る
FX初心者のための基礎知識入門トップにもどる
ザイ オンライン