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第4章 チャートの見方

ローソク足の作成方法と基本的な見方。
1つの足から、たくさんの情報がわかる

2019年01月08日(火)15:00公開 [2021年03月23日(火)17:11更新]

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このページの概要
ローソク足は、対象とする期間に相場が上昇したのか下落したのかがひと目でわかり、相場の強さや弱さの度合いを簡単に把握することができます。1本の足だけでも、その形からたくさんの情報を読み取ることができ、相場の先行きを予測するのにも役立ちます。

ローソク足の作り方

 日本で誕生し、チャート分析ツールとして世界中で利用されている「ローソク足」

 蝋燭(ろうそく)に似た形から、この名前がつけられていて、海外では「キャンドルスティック(Candle stick)」の名称で親しまれています。

 ローソク足は江戸時代の米取引で「相場の神様」と言われて活躍した、稀代の相場師・本間宗久(ほんまそうきゅう)が開発したという説が、一般的に広く知られています。でも実際には、本間宗久や本間宗久に影響を与えたとされる相場師・牛田権三郎の相場理論が、のちになって広く研究されるようになり、その理論を視覚的に表す手段として編み出されたものの1つがローソク足という説が有力なようです。

 ローソク足は4本値(始値・高値・安値・終値)を使って、下の図のように作成します。

陽線と陰線の概要

 始値より終値の方が高い足が「陽線(ようせん)」始値より終値の方が安い足が「陰線(いんせん)」です。始値と終値の間の値幅を表す長方形の部分は「実体(じったい)」と言い、陽線・陰線は実体部分が色分けして区別されます。

 古くはローソク足の実体は陽線なら赤、陰線なら黒で塗りつぶされるのが一般的でした。海外では陽線は緑、陰線は赤で表現されることが多く、現在は、さまざまな色分けで陽線と陰線を区別しています。

 そして、高値と安値を表しているのが、実体から上下に突き出た「ヒゲ」や「影(かげ)」と呼ばれる線です。上方向に高値まで伸びた線は「上ヒゲ」や「上影」、下方向に安値まで伸びた線は「下ヒゲ」や「下影」と呼びます。

ローソク足の基本的な見方

 ローソク足は実体部分の色を見ることで、対象期間中(日足なら1日)に相場が上昇したのか下落したのかがひと目でわかるだけでなく、相場の強さや弱さの度合いも把握できるという特徴があります。

 たとえば、実体が非常に長いローソク足なら、相場の足取り(動き)が一方向へきわめて強かったことがわかります。反対に、実体が非常に短いローソク足なら、買い方と売り方のパワーが拮抗していたと判断できます。

 また、上下のヒゲの長さからは、安値から切り返したエネルギーや高値から押し戻されたエネルギーの強さも推し量ることができます。

 さらに、1本の足を見るだけで、対象となる期間に相場がどのような推移をたどったのかも、ある程度は推測することができます。

価格推移のイメージ

 実際にどのような価格の推移をたどってローソク足が形成されたのかは、厳密にはわかりません。日足なら、その日の動きを24分割した60分足(1時間足)をチェックするなど、対象とする足よりも短い時間軸の足を確認すると、価格の推移をもう少し詳しく知ることができるでしょう。

価格の推移を詳しく知る方法

 このように、ローソク足は1本の足を見るだけでも、たくさんの情報を読み取ることができる、非常に優れた表記方法なのです。

(最終更新日:2021年3月23日)

FX初心者のための基礎知識入門目次

第1章 FXをはじめるには
第2章 FXの基礎知識を身に付ける
第3章 FXをはじめよう
第4章 チャートの見方
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